A の商品レビュー
教団Xで中村文則を知り、 こちらの短編集にも手を出してみた。 色んなタイプのお話があるなあと思っていたら、「官能」や「嘘」などのテーマに投稿したものなどがあるらしい。 短編集って、単に集めるだけでなく、繋がっているようないないようなものを集めて再編されているのだな、とメタ的な...
教団Xで中村文則を知り、 こちらの短編集にも手を出してみた。 色んなタイプのお話があるなあと思っていたら、「官能」や「嘘」などのテーマに投稿したものなどがあるらしい。 短編集って、単に集めるだけでなく、繋がっているようないないようなものを集めて再編されているのだな、とメタ的なことを考えされられた。 体操座りのエビがお気に入り
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不思議な…読後感 かなり下品で 歪んでいて 狂気的で SFのような 何だか掴みどころのない短編集 不快でもあり 面白くもあり 謎でもあった 戦時中の話や 「2年前のこと」は しみじみと読んだ 頭の中で 思考が駆け巡った 自分自身を重ねて考えたりも 楽しいものではなかったけれ...
不思議な…読後感 かなり下品で 歪んでいて 狂気的で SFのような 何だか掴みどころのない短編集 不快でもあり 面白くもあり 謎でもあった 戦時中の話や 「2年前のこと」は しみじみと読んだ 頭の中で 思考が駆け巡った 自分自身を重ねて考えたりも 楽しいものではなかったけれど 不思議と また読み返してみようと 思えた 変にクセのある。。。惹きつけるものがあった たまには こんな不思議な小説も 面白い
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2011〜2014に雑誌掲載された短編集 幾つか、中村さんにしてはエロチックで珍しいなと思うものがあったけれど 雑誌の官能小説特集で書いた作品とのこと 数編は、純文学的コメディなのかしら 数編は、不条理的コメディなのかしら 短編というより掌編 実は読んでいる時は未発表作品集か...
2011〜2014に雑誌掲載された短編集 幾つか、中村さんにしてはエロチックで珍しいなと思うものがあったけれど 雑誌の官能小説特集で書いた作品とのこと 数編は、純文学的コメディなのかしら 数編は、不条理的コメディなのかしら 短編というより掌編 実は読んでいる時は未発表作品集かと思っていた こんな風に幅広い掌編を積み重ねながら 深淵な作品に向かっていくのかなーと 思ったりしたのでした
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最近気に入りかけの作家、中村文則さん。 たまたま短編集を見つけたので借りてみた。 いったいこの方はどんな短編を書くのか。 ……失敗。 ほぼほぼ文芸だね、こりゃ。 意味がわからん。 この人のはストーリー性のある長編または中編のほうが俺には合いそう。 わかるものも少しはあるが、「...
最近気に入りかけの作家、中村文則さん。 たまたま短編集を見つけたので借りてみた。 いったいこの方はどんな短編を書くのか。 ……失敗。 ほぼほぼ文芸だね、こりゃ。 意味がわからん。 この人のはストーリー性のある長編または中編のほうが俺には合いそう。 わかるものも少しはあるが、「で?」とか、「はあ……」とか「ああ、戦争って嫌だね」くらいの感想しか出ない。 巻末の著者による解説を読んでも、わかるようなわからないような? 『日常からの逸脱の、その線のような境界をー』とか。 『ふざけたトーンでー』とか。 『黒い鳥に色んな意味を付与してー』とか。 『意味を明確に成す前の抽象に留まる形でー』とか。 でもって最後にエッセイがくる。 うん。わからない。 なので久しぶりの評価なしにしました。★0です。 最低という意味ではなく、わからないものは評価のしようがないので。 そうだ! こういうものは、おびのりパイセンにでもお願いしよう。そうしよう。 性欲と憂鬱を交換する話の一文は良かった。 「あの、僕の性欲と、何かを……」 「嫌だよ。僕の性欲だって大変なんだから。……昔はミニスカートが好きで、ショートパンツが許せなかった……。なぜだかわかるかい?」 周りでセミが鳴いている。 「僕の視線と女性の下着が、空間的に接続してなかったからだよ。ミニスカートなら僕の視線がぐにゃりと曲がれば下着に届く。でもショートパンツはそうはいかない……。ショートパンツはあらゆる可能性を僕から奪う。文学的に言えば疎外だよ。でもどうだい。今はショートパンツまで好きになってしまった! 僕はどうなってしまったんだろう!」 ぼんやり男を見る。死ねばいいのに。(本文抜粋) ( ̄ー ̄)bグッ! 個人的にキュロットスカート撲滅委員会を発足しようと思いまーす(笑)
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短編集なら幾らか読み易いかなと思い購入。 久しぶりの中村作品。 この手の作品を読みこなし理解すると何だかちょっと賢くなった気分になるかなと思いつつやっぱり無理だった。 読み易い作品もあるがさっぱり訳が分からない作品もあった。 嫌いではないが身の丈に合ってないような作品。 ...
短編集なら幾らか読み易いかなと思い購入。 久しぶりの中村作品。 この手の作品を読みこなし理解すると何だかちょっと賢くなった気分になるかなと思いつつやっぱり無理だった。 読み易い作品もあるがさっぱり訳が分からない作品もあった。 嫌いではないが身の丈に合ってないような作品。 (たまにチャレンジしてみたくなるジャンル) 限りなく☆2に近い☆3
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中村氏の作品はこれで5作品目。 読むにつれ、私は中村氏の作風が好きになってきました。なんというか、自分と似たようなにおいがするのです。そう、「ネクラ系、むっつりスケベ」。どうだ、中村氏! 正解!? なんて失礼なことは忘れていただきまして。 本作、私が読んだこれまでのノワールな中村作品からちょっと趣向を変えたノワール+ファンタジー、やや幻想がかった作風でありました。これもまたよしです。 ・・・ 本作は、中村氏による短編13作からなるもの。 夫々に関連はなく、かなり実験的な風合いがあるように思います。 ・・・ で、今回本作を読んで驚いたのが、そのバラエティに富んだ作風です。 ベースは相変わらずノワールでセクシャルなのです。が「三つの車両」のように日常に現出するシュールなシーンを描いてみたり、性格や特性を交換する「セールス・マン」など、エロ暗い星新一かのような風合いでありました。 ・・・ なかでも私が好きなのは「妖怪の村」と「晩餐は続く」です。 前者は異世界に迷い込んだ男の話で、怪奇な竜宮城みたいなところに迷ったかのような話。 後者は政治家へ嫁いだ女の、だらしない夫への執着と復讐を、食卓でのダイアログで綴る秀作。まるで舞台かのよう。 で、驚くべきは、これらはどれもやはり中村的味付けになっていること。 何というのでしょうか、スリリングとか、手に汗を握るとか、そういうのでもない。言葉遣いが超秀逸とかそういう魅力とも違う。でも、このどんよりとした生と性、そして狂気の手前みたいなブラックさが次第に癖になる。やはりこれは中村氏の作品だと独り満足気に頷きつつページを手繰る愉悦。 ・・・ ということで中村氏の作品、およそ一か月ぶりに読了でした。 自分の「色」があるって強いですね。中村氏の作品はここまで実験して手を変え品を変えしても、中村臭ダダ洩れですよ! あたかも作家の個性がプリズムで乱反射したかのような作品であると感じました。一つの光源から多くの色が反射し投影された、でも光源はやはり一つ。そのような作品であったかと思います。 暗めな作品が好きな方、むっつりスケベにはお勧め。なんだそりゃ。
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作者らしさを感じる短編や、意外性のあるコミカルな短編、前衛的で難しい短編など、様々なテイストからなる短編集でとても面白かった。 個人的には最後の短編が好きだった。
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初作家さん。私には独特すぎる世界観だった。最初の2編は特に難しかったが、読み進めるうちに慣れてくるのか面白味が出てくる。この人の長編はどんな世界観になるのか読んでみたくなった。
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中村文則さんの頭の中を覗かせてもらってるって感じ。前半難しくて不安だったけどラスト4作品は最高だった。 短編なのに長編小説のような読み応えがある。
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中村文則さんの生々しさが短編に凝縮されていた。 あまりに個性が強いので、長編よりも好みは別れそうだけれど、私は好きだった。
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