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自民党―「一強」の実像 の商品レビュー

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20件のお客様レビュー

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2026/02/19

自民党が長期に渡って(例外はありながら)選挙に勝利し続け、政権を維持してきた方法が記されている。自公政権という枠組みが崩れた現在の自民党を、筆者はどのように見るのだろうか。

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2026/01/17

派閥の衰退、総裁権力の増大、事前審査制の持続力、議員層の二重構造化、友好団体の減少、地方組織への回帰

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2025/10/21

自民と維新が連立で正式合意をした夜に読了。公明党が連立離脱を表明した10月10日に今こそ読んでおかなくちゃ、と図書館に申し込んで取り寄せてから速攻読書。以前同じ著者の同じ中公新書『日本共産党 「革命」を夢見た100年』を読んでから気になっていた本でした。2017年の出版なので19...

自民と維新が連立で正式合意をした夜に読了。公明党が連立離脱を表明した10月10日に今こそ読んでおかなくちゃ、と図書館に申し込んで取り寄せてから速攻読書。以前同じ著者の同じ中公新書『日本共産党 「革命」を夢見た100年』を読んでから気になっていた本でした。2017年の出版なので1982年の第一次中曽根内閣から2016年に発足した第三次安倍内閣までの34年の自民党の変化を派閥、総裁選挙とポスト配分、政策決定プロセス、国政選挙、友好団体、地方組織と個人後援会という視点で詳細に分析していきます。自公連立の成立が1999年でその利害関係についての解像度も上がりました。『「自民党は自分の手足を食べさせて公明党を取り組んでいる状況にある」と自嘲気味に語る自民党本部の選対関係者…』の記述も印象的でした。また企業献金の歴史や総裁選の仕組み、世襲議員の強さの意味、宗教団体との関係など、2025年にそのまま繋がるテーマばかりで、今、起こっている現象の地下茎を垣間見たような気がしました。新しい連立はまた自民党という看板の中身を大きく変えていくと思います。中北浩爾には、ぜひ安倍退陣から2025年までの自民党の変遷を語って欲しいです。

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2022/09/17

『日本共産党』に続き読んでみた。 良し悪しはわからないけれどどの党にも偏らず新書の範囲にあり得ない濃さをコンパクトにまとめていると思う

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2022/09/14

『日本共産党』の著者が描く、自民党の強さの正体。 組織内部、選挙戦略、支持団体との関係などから、自民党を支えるものの正体に迫る。 『日本共産党』に比して、私のような素人にはやや込み入った記載が多かった印象で、読み進めるには少し時間がかかった。それでも読後は、テレビややかましい街...

『日本共産党』の著者が描く、自民党の強さの正体。 組織内部、選挙戦略、支持団体との関係などから、自民党を支えるものの正体に迫る。 『日本共産党』に比して、私のような素人にはやや込み入った記載が多かった印象で、読み進めるには少し時間がかかった。それでも読後は、テレビややかましい街頭演説でしか知ることのなかったかの党がすこし立体的に見えるようになった。 時候がら、白眉と思われるのは支持団体との関係について書かれた部分。その中では宗教団体との関係にも触れられている。それを読んでわかったことといえば、特定の集団が自民党の政策を大きく揺るがすことはなく、影響力も限定されているということ。しかもその結びつきは緩やかなものであるということである。 私は自民党員でも支持者でもない”無党派層”だが、いたずらに特定団体との過去の関係ばかり取り上げる野党やメディアは、一回この本を読んだ方がいい。 無論、宗教2世の問題や霊感商法の問題に改めてスポットがあてられ、それに苦しむ人(もしくは自分が苦しんでいるということに気づけてすらいない人)の救済につながることには一定の意味があることは否定しない。

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2021/08/24

自民党の歴史と勢力図を理解するための「派閥」、近年の総裁および幹事長ポストの権力増大を理解するための「総選挙とポスト配分」、支持の源泉がどこにあるかを見るための「友好団体」「地方組織と個人後援会」といった具合に、複眼的に自民党の正体に迫ろうとしている。〈現在の自民党は、政治改革へ...

自民党の歴史と勢力図を理解するための「派閥」、近年の総裁および幹事長ポストの権力増大を理解するための「総選挙とポスト配分」、支持の源泉がどこにあるかを見るための「友好団体」「地方組織と個人後援会」といった具合に、複眼的に自民党の正体に迫ろうとしている。〈現在の自民党は、政治改革への対応を経て、民主党に対抗するなかで形作られてきたといってよい〉という結論にいたる道筋は、本書のなかでおおむね裏打ちされていると思う。野党勢力が民主党政権「失敗」の痛手から立ち直りきらず、低い投票率が続いているなか、相対的に多い固定票を持つうえに公明党と選挙協力ができる自民党が有利に国政選挙を戦っているという分析も、うなずける。すごく面白いかというとそういう本ではないが、自民党の現在地点を理解するという意味で、非常によくまとまった一冊。

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2021/06/19

派閥の性格の変化、事前審査制度の変化などから自民党の政治的強さを論じている。中北さんの政治史系の本は読んだことあったが、現代の政権を分析している本は読んだことなかった。しかし、非常に緻密な分析をしており読みごたえがある。

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2019/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

綿密なデータに基づいて分析されている。 自民党総裁が長続きするようになった背景には、総裁選挙への一般党員の投票を重要視した事にもある。

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2019/07/24

参院選に読了が間に合わず! それにしても、今回の参院選は事前の想定通りで、与党の勝利という結果となった。この本に書かれている通り、しぶとい強さを発揮している。 それにしても、下野した時に対民主党戦略として、右傾化した政策を打ち出したとは知らなかった。その後の民主党及びその成れの果...

参院選に読了が間に合わず! それにしても、今回の参院選は事前の想定通りで、与党の勝利という結果となった。この本に書かれている通り、しぶとい強さを発揮している。 それにしても、下野した時に対民主党戦略として、右傾化した政策を打ち出したとは知らなかった。その後の民主党及びその成れの果ての政党の状況を見るにつけ、何のための政権交代だったのか、さらに自民の右傾化まで招いたとしたら返って状況を悪化させただけとも思える。 若い世代の自民支持率が高いことも理解できないが、ちゃんと政治に向き合ってこなかった我々世代の責任なのだろうと感じる。

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2019/06/06

結論は穏当ながら説得力に富んでいる。 友好団体の章の経団連と宗教団体、そして、地方組織と後援会の章は知らないことが多く、興味深い。 #整理 ・中選挙区制度は派閥を必要としたが、金権体質を産み、小選挙区制度が求められ、首相の権限の強化と相まって、派閥の弱体化に繋がった。 ・選挙に...

結論は穏当ながら説得力に富んでいる。 友好団体の章の経団連と宗教団体、そして、地方組織と後援会の章は知らないことが多く、興味深い。 #整理 ・中選挙区制度は派閥を必要としたが、金権体質を産み、小選挙区制度が求められ、首相の権限の強化と相まって、派閥の弱体化に繋がった。 ・選挙においては、1.無党派層獲得のための強い党首、2.固定票としての自公連携

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