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青年のための読書クラブ の商品レビュー

4.1

13件のお客様レビュー

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2017/05/29

うーん、紅子のお話は良かったんだけど、学園に通う生徒の言葉遣いに翻弄され、いまいち物語の世界に浸れなかったなぁ。 宝塚っぽい感覚で読んだら良かったのだろうか。 でも妙に心に残る。悩ましいけど星は4つ

Posted byブクログ

2017/04/28

おー、今頃文庫になるんだ。 桜庭一樹の中で一番好きな1冊。 しかも志村貴子が表紙を描くとは・・・。 青い花とちょっと似てるからかしらん。舞台だけ。 コミカライズも出来が良かった。

Posted byブクログ

2017/04/14

聖マリアナ学園という幼稚園から高校までエスカレーター式の広大な敷地を有したお嬢様学校、その敷地の南側の雑木林にひっそりと立つ忘れ去られた赤煉瓦造りのビルに集まる学園の雰囲気に馴染めなかった「異端者」で構成された読書クラブにスポットライトを当てた話だった。 内容は誰からも忘れ去られ...

聖マリアナ学園という幼稚園から高校までエスカレーター式の広大な敷地を有したお嬢様学校、その敷地の南側の雑木林にひっそりと立つ忘れ去られた赤煉瓦造りのビルに集まる学園の雰囲気に馴染めなかった「異端者」で構成された読書クラブにスポットライトを当てた話だった。 内容は誰からも忘れ去られているが、学園の中に存在する生徒達が学園の正史に記されないであろう学園内の大きな出来事をこっそりと活動日誌に残していく、というものでひとつひとつのエピソードが文学作品に準えたものであり、軽く流して読むにはもったいない作品だと思う。 1冊で聖マリアナ学園の設立に纏わる話から、共学になることが決まり乙女の花園が壊れるまでの話を描いたもので、読み終えた後のまるで何100年もの歴史の旅をしてきたような感覚は素晴らしいものだった。

Posted byブクログ