にいちゃん の商品レビュー
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こういう終わり方好きだなーー!!!! 最初は児ポぽさにうええっとなってしまって顔引きつってたけど途中の逆転から、ぞぞぞというかムクムクというか自分の中の背徳的な気持ちの良い部分が勃ちあがってきて読み終わる頃には、この漫画すごい、、、はらださん好きだ、、、とポエーっとしてしまった。 導入時とは真逆の気持ちになるなんて、、!! この作品を見て改めて思ったこと ペドロリが苦手じゃないと思ってたのに、なんでうへぇってなるんや?と考えた。 子供が拒否をしてその感情を外に出している、にも関わらず大人側はその拒否をも愛おしみ興奮に変えて自分の快楽を満たそうとしているのがだめなんかな… 普通?に考えたら社会的立場的弱者を犯そうとしていることを受け入れるなんてクソでしかないし嫌悪感があるのは当たり前だけど昔からペドロリについて考えちゃうんよな、、、
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表紙やレビューから受けた暗い印象より、ずっと希望に満ちた前向きな話だった。BLというよりは型に収まらない、「こんな愛もありですよ」という懐の広い感じ。 大人が子供に手を出してはいけないのは、なぜか。子供は自分の選択に責任を持てないから(持てるだけの立場と知識がまだない)。その一...
表紙やレビューから受けた暗い印象より、ずっと希望に満ちた前向きな話だった。BLというよりは型に収まらない、「こんな愛もありですよ」という懐の広い感じ。 大人が子供に手を出してはいけないのは、なぜか。子供は自分の選択に責任を持てないから(持てるだけの立場と知識がまだない)。その一言に尽きると思っている。だから取り返しのつかないことはしてはいけない。 でも、取り返しのつかないことがもし起きてしまったら、その先は?当事者たちが大人になって受けとめた結果、それが愛となってもいいんじゃないか。他人にはとやかく言えない。 フィクションだから許されるファンタジーではあるけれど、愛を信じたゆいと、その愛を受け入れた景はきっと幸せなのだと思う。 あと、さばさばした舞子ちゃんがとてもかっこいい。
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最近はらだ先生ばかり読んでいる。 これダントツに好きですね。私なんてったってBLカプに女の子が絡む話が好きなんですがこの舞子ちゃんの立ち回りったら…自分の復讐と受け君の本願が合致したっていうドライな振る舞いだけど受け君ともちゃんと友達なんだよな〜すてき〜。攻めも受けも舞子ちゃんも周囲との違和を抱えていて生きづらいんだけど、そっから脱しようともがく、みんな光を目指してる感じ。本当よい。はらだ先生メリバの達人とお見受けしていましたが私この終わり方はハピエンに近いと思うなぁ。 まぁーしかしどの話も絵とコマ割り?リズム感がべらぼうに上手だよね…この人の描くエロはゾッとする。(褒めてる)
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正直めちゃくちゃ怖かった。はらださんは昔から痛みとか病んでる時の目の書き方すごいですね。憎悪とか人間の頑なさとかそういうことを切々と描いてあるのが身にしみます。 いい話か、て言われたらそうじゃないけどなんかありそうだなーという薄暗さ、ですね。 こういうのとペラペラじゃなく描くのは...
正直めちゃくちゃ怖かった。はらださんは昔から痛みとか病んでる時の目の書き方すごいですね。憎悪とか人間の頑なさとかそういうことを切々と描いてあるのが身にしみます。 いい話か、て言われたらそうじゃないけどなんかありそうだなーという薄暗さ、ですね。 こういうのとペラペラじゃなく描くのは結構すごいのでは。
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はらだ先生の描く、非日常的で、異常な世界観にいつもハッとさせられて。そんな斬り込み方するのか!という個性的な新鮮さが好きだったんです。胸糞でもどこか胸熱要素がちゃんと盛り込んであるところとか… しかし…今回は小児性愛という、いかにもな問題提起を前面に出してきてて、こんな分かりやすい当たり前な胸糞で終わり?!と、受け止める方も戸惑ってしまいました。うーん、これじゃない感
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なにひとつ共感できないし、ドン引きドン底ド嫌悪の展開だけど、はらださんは本当にどうしようもない畜生人間を描く天才だな…と改めて思わされました。 上からなコメントになってしまいますが、萌えも共感も興奮もなかったのになぜ最後までこんなに惹きつけられたのか、一言で言うと漫画として完成度が凄く高いから、につきます。 ハッピーエンドでもバッドエンドでもない……なんでしょうこの、もやっとした読後感は……。 てっきり最後のエピローグはラブラブなお話が読めるのかと安心してましたが、私が甘かったですね。 ずぶずぶの二人が行き着く先はどこなのでしょう……。 BLというカテゴリだけで括ってしまうにはもったいない、重量感のある一冊でした。
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あああああ、これはダメな人は地雷レベルでダメだと思うけど自分はめっちゃ面白かった。子供の頃、大好きなおにいちゃんから逃げてしまったけど今度は逃げないよという感じでにいちゃんに復讐されてるって感じだったけどラストにはにいちゃんがもうゆいから逃げないよという感じで途中からキャラの印象がガラッと変わるのがすごく良かった!男同士でも愛し合ってたら問題ないよね、普通である必要なんてなくない?必要なら親だって切り捨てられると言いつつも、結局現実が捨てられなくてタバコと薬に依存してしまってるようだし後味はあまり良くないかな・・・・きっと二人の関係も長く続かないのかもしれない。ゆいとマイコのドライコンビが読んでて気に入ってますw
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日本の二次元ではショタもロリも性的に快感を感じるのがお約束になっているが、この本ではそういうお約束ごとではない、子どもと性というタブーに切り込んでいる。本当にリアルにこういう犯罪ってあるよね…という地に足のついたストーリーなので所謂BLのカテゴリーからは少々外れていると思われる。なんだか素直に面白かった!というのが憚られる内容だが、何かしら自分が世間からはみ出している感覚を持ち合わせている人なら何か感じるところがある本。
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なるほど、問題作と言われてる意味が分かった。 問題作というより、問題提起作。 はらださんにしては、優等生なお話。 最後に現実と向き合って、向き合いきれない葛藤がちゃんとあるのが好き。 まいちゃん好きだなー。 良いお話でした。
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ガチで問題作でした…! すごいね、はらだセンセ。こういうの真正面から描いちゃう作家魂というか、ほんと凄腕。 最初は昭和のやおい的な禁断ものかな…という導入で、読む人限定&18禁なヤバさがてんこ盛りだったんだけど、途中からはもうBLとかJUNEとかそういうところを飛び越えた話になってきて…思わず泣きました。 読み始めのにいちゃんは、HENTAIなんてかわいいもんじゃなくて悪質な変質者の域でした。悪い表情を時折見せるのがこわすぎて、しかも再会後も少しも愛を感じることができなくて、エロ特化の展開かと最初は思い込んでしまうほどでした。 でも、ゆいに彼女ができたあたりから衝撃的な事実がぶっ込まれてきて、そこからページをめくる手が止まらなくなりました。 まいちゃんは、はらだセンセならではの腐女子が許容できる女子キャラですね。 にいちゃんには、マイノリティの複雑な立ち位置を感じさせられずにはいられませんでした。にいちゃんみたいな過去を持つ者に対して世間は同情や認識したふりをするけどどうしても距離感は否めないし、スルーされたりどうかすれば犯罪者扱い。 家族は病気扱い。 にいちゃんの母親のメールが自分のことばかりで、息子の幸せを一つも考えてないのが悲しかったです… そんな中、自分が受けたのと同じ目に遭わせてしまったゆいだけが、まっすぐににいちゃんに向き合い、全てを許して一途に愛してくれていて。 絶対に他人には理解してもらえないけど、二人だけはわかり合える愛のかたちなんだろうなと思いました。 一般的じゃないことには、世間の風当たりはキツいんですよね。 この話にはショタだけじゃなく薬物依存も描かれていて、かなりギリギリな内容で重くて痛みがすごくありましたが、ただのエロエロじゃなかったです。 にいちゃんとゆいはそんな痛みや失意を背負いながらも必死に生きているんだと、はげしく伝わってくるものがありました。 にいちゃんがまいの父親に会いに行くシーンは、涙が止まらなかったです。 最初はにいちゃんを鬼畜で最低だと思ってたけど、わかるにつれて愛でやさしく包んであげたくなりました。 リバになるHに、メンタル的に深い理由があるのもよかったです… 二人にエールを送りたいです!
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