なまけてなんかない! の商品レビュー
私の知人にもディスレクシアの方がいて、就職などでも大変な思いをされていました。こうしたことへの理解ももっと広がり援助方法もわかると良いなと思います。
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ディスレクシア…最近勉強して知った言葉。 “なまけてなんかない” 特性に気付いてもらえなかったら、 そういう風な気持ちになってしまんだなって… 思うだけでも苦しくなった。 その子どもに合った学習方法を探していくこと の大切さを改めて感じた。
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知的障害とも違う。発達障害のうち、学習障害に位置づけられる。確かにこれはわかりにくい。日本ではなかなか知られていなかった。作者の品川さんは「あとがき」で、こう書かれています。 「講演をするたびに、下は小学生から上は60代70代の方までの幅広い年齢層の方々から「(読み書きが苦手なの...
知的障害とも違う。発達障害のうち、学習障害に位置づけられる。確かにこれはわかりにくい。日本ではなかなか知られていなかった。作者の品川さんは「あとがき」で、こう書かれています。 「講演をするたびに、下は小学生から上は60代70代の方までの幅広い年齢層の方々から「(読み書きが苦手なのは)バカだからじゃないのか?」、「(学習障害やディスレクシアなら)どこで訓練を受けられるのか?」という問い合わせをいただきます。私が内臓をわしづかみされるような痛みを覚えるのは、これらの言葉が、最初の本の執筆のためにディスレクシア児者の取材をしていた2000年ごろに繰り返し聞いたものと本質的に同じだからです。 この間、特別支援教育が始まり、教員免許更新制も始まり、LD等通級指導教室も設置され……と教育制度はずいぶん変わり、「発達障害」は言うまでもなく「学習障害」や「ディスレクシア」という言葉も教育界に浸透したにもかかわらず、です。実際、2017年現在、専門指導を小学校入学直後から受けている子どもは未だ少数派といっても過言ではないでしょう。」 怠けているのではないと気付くこと、そして専門的な指導につなげること、が大事なのだなあとよくわかった。なぜなら当事者たちは、怠けているのではなく、もっと勉強したいと思っているのだから。
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※このレビューにはネタバレを含みます
読書記録です。 身近にいる人がそうであってもそうでなくても、広い知識として知っておくべきことであると思います。 あとがきでは、決して小さい子どもだけの問題ではなく、高校3年生の生徒から「学び方を変えればこれからでもいろんなことを身に付け、少しでも自分を変えることができる」という希望を著者からもらえて喜んだとありました。 りんぞうくんのまわりの大人たちのように、どんなことに対してもどうすればいいのか?と考えられるようになれたらいいな、と…努力します。
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ディスレクシアとは、知的には問題がないのに、読み書きがスムーズにできない状態の事をいいます。 りんぞうくんは一年生になって文字をお習います。けれど、みんなが覚えていくことが、りんぞうくんにはわからない。努力が足りないのかと、頑張って勉強しても、字がやっぱりわからない。 「おれ、...
ディスレクシアとは、知的には問題がないのに、読み書きがスムーズにできない状態の事をいいます。 りんぞうくんは一年生になって文字をお習います。けれど、みんなが覚えていくことが、りんぞうくんにはわからない。努力が足りないのかと、頑張って勉強しても、字がやっぱりわからない。 「おれ、バカだなあ じ わからなよう ぜんぜん できないよう ようちえんにもどりたいよう もう だめだよう」 りんぞうの様子に気がついた(支援の?)先生と、秘密の特訓をして、担任の先生やお家の人にも理解してもらう。 知的には問題がないので、学び方を変えて、それぞれに合った方法で文字を読めるようになれる。時間はかもしれないけど、個々の抱える問題に気がついて、対処すること。 そもそもディスレクシア自体を知っていることが大切。 絵本最後の解説もいい。
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・元気いっぱいの男の子。ところが、小学校に入ったとたんに、漢字が覚えられなかったり、勉強がわからない。自信をなくす男の子は、幼稚園の先生に悩みを打ち明ける。 ・ディスレクシアの子どもがどんな思いを持つのかを描き、そのことを周りの大人が理解することを促している。 ・大人(教師)が読...
・元気いっぱいの男の子。ところが、小学校に入ったとたんに、漢字が覚えられなかったり、勉強がわからない。自信をなくす男の子は、幼稚園の先生に悩みを打ち明ける。 ・ディスレクシアの子どもがどんな思いを持つのかを描き、そのことを周りの大人が理解することを促している。 ・大人(教師)が読んで、勉強の困難な子どもたちの思いに気付くことが必要か。 ・最後のページにディスレクシアの解説がある。
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今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊 その7 「怠けてなんかない」 今まで何度も説明してきましたが、ディクレクシア、読書障害について説明してくれる絵本です。 5月中には一度読んでやり、ディスレクシアに対する知識をいれてもらい、ディスレクシアの人がいないかどうかチェックす...
今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊 その7 「怠けてなんかない」 今まで何度も説明してきましたが、ディクレクシア、読書障害について説明してくれる絵本です。 5月中には一度読んでやり、ディスレクシアに対する知識をいれてもらい、ディスレクシアの人がいないかどうかチェックするためです。 ディスレクシアのレベルは人さまざまであるうえに、他の人と見え方が違うかどうか比べることはできないですから、知識がないとこちらも対応を間違ってしまいます。 もし書けない人がいた場合、練習してもディスレクシアだったら、書けるようにはなりません。 練習させるのは、ただの虐待になってしまいます。 ついでに魔法の定規、も見せて試してもらいます。 ディスレクシアは全体の8%だという数字を文科省が出しました。 8%ということは、100人いたら8人、30人学級には2、3人いる計算になります。 いまどき、文字が読めないなら読み上げソフトを、書けないのなら打ち込めばいいだけなのですから、機械を使わせてもらえるなら勉強に支障は出ません。 一年生のときにそういうもんなんだ、という知識が入れば子どもたちは差別しません。 この絵本は必須で読んでやっていただきたい1冊です。 2022/05/31 更新 ※こちらは以前も紹介済みですーーーーーーー 読書障害の絵本、出ました! 必ず 読んでやってください。 学校ってとこは、勉強できないとみじめです。 自分はできないからバカなんだ……と思っちゃってる人、必ずいるはずです。 バカなわけじゃない……。 ただ単に、文字を認識するのが難しいだけです。 練習のしかたはあります。 作ってくれて、ありがとう! 岩崎書店! イラストもいいです。 でもこの本で一番凄いのはあとがきです。 学校は……いままでこの子たちに、ほとんどなんのフォローもしてこなかったのです! 絶句です。 司書は必ず読んでください。 2017/06/27 更新
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怠けてないけど、できない。 それは個性。責め立てても変わらない。 ありのままを受け止めて、延ばす方向へ。
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りんぞうくんは1ねんせい。がっこう、ともだち、べんきょう、みんなたのしみ!でも、がんばってもがんばっても字がおぼえられません。どりょくがたりないのかな?ぼく、もうだめだ…。りんぞうくんのきもちにきづいてくれたのは、だいすきだったようちえんの先生でした…。 知的には問題がないのに、...
りんぞうくんは1ねんせい。がっこう、ともだち、べんきょう、みんなたのしみ!でも、がんばってもがんばっても字がおぼえられません。どりょくがたりないのかな?ぼく、もうだめだ…。りんぞうくんのきもちにきづいてくれたのは、だいすきだったようちえんの先生でした…。 知的には問題がないのに、文字を識別するのが困難なディスレクシア。こどもにもわかりやすい物語とともに、巻末には大人向けの解説も掲載されています。
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