岸辺の唄(文庫版)(3) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
オリエンタルファンタジーシリーズ第三作。 シリーズが進むに連れてエンとジンファが脇役に追いやられ、時には通りすがり程度にしか描かれないのが残念。 エンとスリジャは一緒になったようだけど(前作で触れられていた)その後どうなったのか、ジンファはいまだ独り身なのか、その辺も描いて欲しい。 それぞれの物語としては今さんらしくて満足。 厳しい土地柄で、様々な制約やしきたりがある中、人々が必死に、そして繋がりあって生きていく姿が描かれる。 鬼人という特異な存在も良い。他にも特異な民族も出てくる。 人間にも良い人、邪悪な人(それだけでは括れないが)がいるように、鬼人や他の民族にも様々な者がいる。 人間と他者との交流や愛情もあって、今さん流の生物多様性、生き方考え方価値観の多様性を描いているようにも感じる。
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