マーヤの自分改造計画 の商品レビュー
素直で勇気があるマーヤがとても魅力的。ただ翻訳の文体も相まって「海外っぽさ」をすごく感じてしまい、あまり身近な雰囲気ではない。こういう翻訳ものを読むと、日本のティーン文学の文体に近づけたほうが良いのでは…といつも思ってしまうが、海外っぽいほうが受けるのだろうか
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1年間の自分磨き。日本人は見た目に気をつけガチって言われてるけど、海外も一緒。 自分もteen の時代を生きたけど、これほど周りの目を気にしたことはなかった気がする。 性別が違うからかな?w それでも、一冊の本を頼りに自分を変えたいと思って行動するマーヤの姿に感動しました。 体験...
1年間の自分磨き。日本人は見た目に気をつけガチって言われてるけど、海外も一緒。 自分もteen の時代を生きたけど、これほど周りの目を気にしたことはなかった気がする。 性別が違うからかな?w それでも、一冊の本を頼りに自分を変えたいと思って行動するマーヤの姿に感動しました。 体験記的な要素で、物語的によれるところもあって、多少読むのが疲れました。 それでも、この本を読んで自分も、「自分磨き」をしてみようと思いました。 〜本当の人気者は、どんな人とでもうまくやっていける力。そのためには自分をよく知ることが必要。自分をよく知るためには、自分を分析し、心の中を見つめて、いらないものを捨て、きちんと整理し直さなければならない〜by ベティ・コーネル
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初は読み進めるのに時間がかかりましたが、マーヤが達成していく姿に段々と引き込まれました。特に最後の方のマーヤの気付きの部分に、涙目になりながら読みました。 ⭐︎「ほんとうの人気者とは、ちゃんと時間をかけて他人を好きになろうとする人、他人に手を差しのへわられる人、おそれずに率先してダンスする人。」 「人気は、見た目だけでは決まらない。服や髪型や持ち物でも決まらない。うわべに左右されなくなると、こういったものがどんなに薄っぺらいか、気づくはずです。ほんとうの人気者とは、優しさと思いやりがある人。ありのままの自分でいることと、他人への接し方こそが、たいせつ。」 →ここまでマーヤがコツコツと積み重ねた頑張りが、外見だけじゃなく内面からすてきな人になっているのだと感じた。 ⭐︎「ダンスが下手なら、くりかえし練習しましょう。パートナーのつま先を踏んであやまってばかりの女の子は、だんだんダンスに誘われなくなります。男の子と言うものは、その手のことには細かいものなのです。自分はたいしてうまくなくても、女の子には上手に踊ってほしいと期待しています。不公平ではありますがそれが現実です。」 →教えの部分ですが、男性は女性に美しくいてほしいと求めている。最近、美意識を常に保てる人でありたいと思っていたからか、この教えの部分が心に残っている。
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思春期特有のスクールカースト制度はどこの国に行ってもあるんだなぁと思った。 その状況から人気者の定義について考える主人公はすごいなあと思った
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このお話の主人公は中学生の少女ですが、大人が読んでも自分磨きに役に立つと思います。アメリカでの話であるということもあって、日本でやるのには少し抵抗を感じることも書かれていますが今すぐにでもできることもあるのでおすすめです。
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人気者になるため主人公が奮闘するほぼ実話。見た目を変えることは比較的簡単だけど、内面を変えるのはよりハードルが高く、勇気がいる。考え、実行することの大切さを身をもって示してくれる。
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学校社会ではカースト制になぞらえたものがある。一番人気のあるグループから一番人気のないグループまで。著者のマーヤは、マイナス1の社会的はみだし物に分類されている。その下は、教師と臨時きょいんだ。ちなみに1位は、バレーボール部女子、2位はフットボール部男子、3位はお金持ちのセレブ...
学校社会ではカースト制になぞらえたものがある。一番人気のあるグループから一番人気のないグループまで。著者のマーヤは、マイナス1の社会的はみだし物に分類されている。その下は、教師と臨時きょいんだ。ちなみに1位は、バレーボール部女子、2位はフットボール部男子、3位はお金持ちのセレブ(セクシーなかっこうのキレイな女子を含む)になっている。2位はいかにもアメリカだなと感じさせられる。 サブタイトルが「1950年代のマニュアルで人気者になれる?」だ。マーヤのビフォーアフターの写真が載っているが、180度変化している。その姿は本書を手に取ってみるのをお勧めする。 マーヤが参考にした本は、「ベティ・コーネルのティーンのための人気者ガイドブック」という1951年に発行された本だ。珍しもの好きのパパが買ったまま、本棚に眠ったままになっていたのを書斎を整理する際にマーヤに渡した。 ママが、「マーヤ、中3の1年間、この本のとおりにしてみたらどう?で、結果を日記に書くの」と提案した。それに対してマーヤは「いや」だと答えたが、数日後に始める決心をした。ひと月ごとにテーマを決めて、この本のアドバイスに従うことにしたそうだ。 始めてからいろいろあったが、いろいろなグループのテーブルに回って話をしていくうちに、気づいたことがあった。それは、「階層なんて、ないんだ。あたしたちはみんな、おなじなんだ」ということだ。本人は気づいていなかったが、「超人気者」になっていたことだ。 1年間の日記をまとめたものが注目を集めて、出版されて、あのニューヨークタイムズ・ベストセラーになり、翻訳権は20か国に売れて、映画化も決まった。イケていない女子学生が、ベストセラー作家とは。何が幸いするか分からないから人生はおもしろい。
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おもしろい! ノンフィクションだけど、まるでフィクションのよう。 今も昔も、人から好かれる定義って変わらないんだなーと改めて実感させられる。 改造前のマーヤの写真も載ってるけど、全然ブスじゃない! 普通にとっても可愛い女の子です。 でも、思春期の馬鹿なガキって、こういうギャル...
おもしろい! ノンフィクションだけど、まるでフィクションのよう。 今も昔も、人から好かれる定義って変わらないんだなーと改めて実感させられる。 改造前のマーヤの写真も載ってるけど、全然ブスじゃない! 普通にとっても可愛い女の子です。 でも、思春期の馬鹿なガキって、こういうギャルっぽいファッションをしていない地味目の子をすぐ「ブス」とか言うんだよな……自分らだって大した容姿してないのにね。 自分の人生の不満を他人にぶつけるな!と思うよ。
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私が高校一年生くらいにこの本読んでたら ちょっとはかわれてたかな? まぁ大学行っていろんな人にあって 海外に出てようやくかわれたけど、 能動的に変わろうとするのってすごいな。 そして両親が超ラブリーで それが一番羨ましい!
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最初手に取るときには、「いじめられていた子が.少し考えを変えただけて、キラキラ女子に変身!その方法教えます!」なんて自己啓発本かと思って読み始めた。 しかし、読み進めて行くうちに、マーヤを応援せずにはいられなくなる。 とても聡明な彼女だが、スクールカーストでは最下層。そういう子...
最初手に取るときには、「いじめられていた子が.少し考えを変えただけて、キラキラ女子に変身!その方法教えます!」なんて自己啓発本かと思って読み始めた。 しかし、読み進めて行くうちに、マーヤを応援せずにはいられなくなる。 とても聡明な彼女だが、スクールカーストでは最下層。そういう子はきっとたくさんいるのだろう。 彼女の持ち味は、物事をいろいろな角度から見ることのできることだと思う。嫌なことがあっても、そこから何かを必ず学び取る。そして、行動力。 はなしてマーヤは「人気者」になれるのだろうか。 とても前向きになれる一冊。ティーンでなくても、是非とも読んでほしいと思う。
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