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花のベッドでひるねして の商品レビュー

3.9

35件のお客様レビュー

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2024/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Amazonから引用 海辺で拾われた捨て子の幹は、血の繫がらない家族に愛されて育った。祖父が残したB&Bで忙しく働きながら幸せに過ごしていたが、廃墟のビルに明かりが点いてから不穏な出来事が起こり始める。両親の交通事故、夢に出る気味の悪いうさぎ、玄関前に置かれる小石……。 わかめを握ってる寝る幹、かわいい。 血が繋がっていなくても、与えられた環境で周りに愛されてすごく幸せに生きている幹素敵だと思った。足の切断、大量のウサギの死体などホラー要素もあったけれど、きらきらと温かいお話でした。 違うことをしない、

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2024/04/20

よしもとばなな引退の時に書かれてると思う。 だからあとがきが、よしもとばななと吉本ばななになってる。 スピリチュアルなかんじとかそういうのが結構好きだった。

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2023/08/27

「違うこと」をしない、っていうおじいちゃんの教え、簡単なようで本当に難しいんだよなあ、と思いながら読み進めた こういう自分の軸になる考え方とか、何かあると行く大切な場所とか、頼りになるものを何個か持っておくのが大事なのかも なんかもう疲れちゃった!っていう日、会社の近くの本屋...

「違うこと」をしない、っていうおじいちゃんの教え、簡単なようで本当に難しいんだよなあ、と思いながら読み進めた こういう自分の軸になる考え方とか、何かあると行く大切な場所とか、頼りになるものを何個か持っておくのが大事なのかも なんかもう疲れちゃった!っていう日、会社の近くの本屋さんに行ったらよしもとばななの本がずらっと、笑っちゃうくらいいっぱい並んでいて、それにものすごく安心した もはやお守りとか、パワースポットとか、そんな感じ

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2023/06/28

何度もうるうるきた。 家族の優しさや愛がいっぱいつたわってきて、たくさんの人が救われてよかった。 引き寄せの法則の本当のところが書かれてるようにも思って。 私も花のベッドで昼寝するように生きようと、日々を大切に、丁寧に優しく生きようと思った。 読めてよかったです。

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2023/03/17

ずーっとあたたかくて、きらきらしてたなあ 花のベッドでひるねをするように 日々を心から愛おしく思う心を大切にして、たくさんの心地よいものに囲まれて生きていきたい

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2023/02/19

心が温かくなるような一冊。 タイトルが素晴らしい。 おじいちゃんの言葉が全部刺さった。 お父様が亡くなってから書いた作品だとのこと。今まで読んだばななさんの他の作品より死の雰囲気が近いように感じた。

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2023/01/10

初めてよしもとばななを読んだ! 熱中して読めなかったなー… 何度も中断したのでページ数の割に読破に時間がかかった。 私の読解力が低いからか文体がふわふわしているように感じ、話があまり頭に入ってこなかった。事件めいたシーンですらふぅん…で終わった。 マイルドで毒がなく、嫌悪感を感...

初めてよしもとばななを読んだ! 熱中して読めなかったなー… 何度も中断したのでページ数の割に読破に時間がかかった。 私の読解力が低いからか文体がふわふわしているように感じ、話があまり頭に入ってこなかった。事件めいたシーンですらふぅん…で終わった。 マイルドで毒がなく、嫌悪感を感じる表現は全くないのに… 記憶に残らず、ん?今何を読んだんだ?と何度も同じ文章を読み返し、あー…そゆことね…ん?今何を…を繰り返していた。 そしてどっちが今喋ったんだ?が多かった。 A→B→A→Bかと思いきやA→B→B→Aで脳が混乱。 主人公が夢で野村くんの奥さんに会い、2人が恋愛関係に発展したらどう思うのかという質問に対しての奥さんの回答が目から鱗の発想だった。 一生涯同じ人を愛し続けることに美徳を感じていた私だったのでこんな考え方があるのかと。 死んだ人がそうやって昇華してくれるのであれば生きている人は引け目なく心に折り合いつけて次に進めると感じた。 主人公が境遇の割にスれておらず、生き方考え方に家族への愛やきらめきを感じた。 ちょっと心に闇が見えてもすぐ払拭するところとか特に。 そういった書き方によしもとばななの作品は光や陽を感じた。

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2022/09/21

こんな素敵な本があるんだ、やっぱり本って素敵だ…というかよしもとばななさんが、素敵だ。 あとがきにも書いてあったが、本当に父を亡くし、そして出来た本なのだ。バーーーっと書いたと。素晴らしいものを残してくれた、ずっと大切にしたい1冊。 わたしにもいつか様々な別れが降り注いで来るの...

こんな素敵な本があるんだ、やっぱり本って素敵だ…というかよしもとばななさんが、素敵だ。 あとがきにも書いてあったが、本当に父を亡くし、そして出来た本なのだ。バーーーっと書いたと。素晴らしいものを残してくれた、ずっと大切にしたい1冊。 わたしにもいつか様々な別れが降り注いで来るのだろうけれど、おじいちゃんのようにきらきらしたなにかを泣き散らしながらゆらゆらとしっかりと向き合いながら生きていきたい。自然に耳を傾けたくなった。 もう夏も終わり。秋が始まる。日本に四季があって本当に良かった…明日は早起きして近くの川辺に出掛けよう。

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2022/08/11

一行目から強烈なファンタジーだった。 幹ちゃんは可愛くて優しくてとてもいい子だった。 おじいちゃんやお父さんお母さんが愛に溢れていて、村は優しく野村くんも優しかった。 けれど本当はもっと大きなところではそれだけではなくて、世界は、事実は複雑で難しくて、時々とても悲しい。ここだけで...

一行目から強烈なファンタジーだった。 幹ちゃんは可愛くて優しくてとてもいい子だった。 おじいちゃんやお父さんお母さんが愛に溢れていて、村は優しく野村くんも優しかった。 けれど本当はもっと大きなところではそれだけではなくて、世界は、事実は複雑で難しくて、時々とても悲しい。ここだけでもないし、こちらとあちらでもない。 明るくて優しくて楽しい小説でありながら同時に悲しくて暗くて怖い小説だった。 それでも、それだからこそ一日いちにちを大切に、精いっぱい生きようと思えたし、あとがきを読むとその全てが腑に落ちた気がした。

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2022/05/18

だいすきな作品です。何度も読みました。きっとこの先も何度も読むと思います。こころを救ってくれてありがとう。

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