風蜘蛛の棘 の商品レビュー
佐々木さんの薔薇十字叢書2作目も好き!ちょっと榎さんのバカっぽさが過ぎる気がするが、しばらく本家も読んでないのでどうかな。益田と青木が良かった。関口も最後にいいこと言った。
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相変わらずの榎木津の賑やかさが好き。 薔薇十字叢書ではこの作家さんの作品は桟敷童も含めて読みやすくていい。
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薔薇十字叢書の佐々木禎子さんバージョンの2作目。『絡新婦の理』のあとにあたるお話でしたが、本家の作品、ずっと以前に読んでいるため内容をほとんど覚えておらず…。近々、そちらも再読したいです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
物語世界の中でも確実に存在しなかった「桟敷童」と違い、 ひょっとしたらあるのかも、あるいはこれから妖怪として 名付けられ生まれるのかもと思わせる「風蜘蛛」。それゆえ か、その風蜘蛛の生態(?)と物語の「蜘蛛」のキャラクター が今一つ上手く結びついていない感じで、ピントが合って いない印象が残った。薔薇という要素が入ってきたことも 風に蜘蛛にさらに薔薇という感じで、まとまらない印象の 一因かも知れない。
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薔薇十字叢書第二弾のうちの一冊。前回のシリーズがそれなりに楽しめたのと、京極堂に飢えていたので即購入。話自体は楽しんで読めました。榎さんの暴走っぷりも関口くんのどんよりっぷりもそんな感じかな、と思えましたが、何かひとつ物足りない気がしてしまうのはやはり本家じゃないからですかね。今...
薔薇十字叢書第二弾のうちの一冊。前回のシリーズがそれなりに楽しめたのと、京極堂に飢えていたので即購入。話自体は楽しんで読めました。榎さんの暴走っぷりも関口くんのどんよりっぷりもそんな感じかな、と思えましたが、何かひとつ物足りない気がしてしまうのはやはり本家じゃないからですかね。今回はかなり益田さんと青木さんががんばってくれていて、それもまた本家と違ってはいても嬉しいところで、ソレはソレ、コレはコレ、と割り切って楽しむのが一番ですね。
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面白い、面白くないで言ったら、後者。 原作は、知らないから何も言えないけど、いまいち登場人物の形が甘いというかバラバラで誰を基準に読んだらいいのか掴みきれなかった。 “東京ローズ”ってのがキーワードだったし、もっと過去に遡ってとか時系列があれば分かりやすかったかなとも思うが…時代...
面白い、面白くないで言ったら、後者。 原作は、知らないから何も言えないけど、いまいち登場人物の形が甘いというかバラバラで誰を基準に読んだらいいのか掴みきれなかった。 “東京ローズ”ってのがキーワードだったし、もっと過去に遡ってとか時系列があれば分かりやすかったかなとも思うが…時代背景の末の結末、だったかな。 著者様の通常小説は、一度読んだことがあったけど、それも掴み所がなかったんだよな、私的に。 まあ、合わないんだと思う(苦笑)
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闇雲に買おうとし…(略 イラスト比重ですよ!トレ柴さんですよ! 愁堂さんと佐々木さんは2回目執筆。お二人ともイラストタッグも同じ。あからさまにここの売上が良かったんだろうなと。 「蜘蛛」という、本家でも印象深いワードを持ってくるあたりはチャレンジャーだなと。「妖怪」としての絡め...
闇雲に買おうとし…(略 イラスト比重ですよ!トレ柴さんですよ! 愁堂さんと佐々木さんは2回目執筆。お二人ともイラストタッグも同じ。あからさまにここの売上が良かったんだろうなと。 「蜘蛛」という、本家でも印象深いワードを持ってくるあたりはチャレンジャーだなと。「妖怪」としての絡め方や、実際の「東京ローズ」ネタの絡め方、真相の雰囲気などは本家に近いものを感じる。いかんせん「東京ローズ」ネタをあまり自分が知らなかったもので、それがちゃんとわかっていると、もうちょっと入り込めたかなと。 本家は分厚くて小難しくて読む気はしないわ〜なんていうお嬢さんは、この感じがいけるのなら、勢いで本家姑獲鳥に手を出したら良いと思う。分厚さなんて吹っ飛ばす勢いで読み終わるし、小難しそうな怒涛の薀蓄がバシバシ決まっていく快感は、予想の数百倍だ。 この叢書自体が、平行世界のあらゆる可能性を広げるだけでなく、そんな読者の間口を広げる役割も少なからずある。
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こちら、1巻目を読んでないし、全シリーズ読んでないのですが...割とこれまでで一番、本家の短編に近い雰囲気で嬉しいというか。木場やらも出てきて満足です。 なんだか春昼・春昼後刻みたいな舞台設定で嬉しかったのですが、寄せている、ということでよいんでしょうか? 1巻も探さにゃあ。
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前作の桟敷童の誕も面白かったですが、こちらの方がさらに好きです。 本家から大きく逸れてるところや違和感がほぼないのでモヤモヤしたりせず楽しく読めました。 事件自体は暗いですがお馴染みの登場人物も多数出てきて賑やかだし、会話も本家ぽくてよかったです。 癖がある作品が多い叢書の中...
前作の桟敷童の誕も面白かったですが、こちらの方がさらに好きです。 本家から大きく逸れてるところや違和感がほぼないのでモヤモヤしたりせず楽しく読めました。 事件自体は暗いですがお馴染みの登場人物も多数出てきて賑やかだし、会話も本家ぽくてよかったです。 癖がある作品が多い叢書の中では、本作は癖がほぼないと思うので突飛な展開や本家から離れすぎた設定はちょっと…と思ってる人にも勧めやすい一冊です。
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