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暗黒グリム童話集 の商品レビュー

3.3

25件のお客様レビュー

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2024/03/18

グリム童話を6人の作家それぞれの解釈で書き上げた短編集。 どこか不思議で不気味なグリム童話は、もともと民話として語り継がれていたものだけあって、そのひとつひとつはその後を色々考えさせるものばかりだと思っています。 この短編集はそれぞれのお話の「暗黒」を前面に押し出しすぎてい...

グリム童話を6人の作家それぞれの解釈で書き上げた短編集。 どこか不思議で不気味なグリム童話は、もともと民話として語り継がれていたものだけあって、そのひとつひとつはその後を色々考えさせるものばかりだと思っています。 この短編集はそれぞれのお話の「暗黒」を前面に押し出しすぎていてグロテスクで気味悪く、救いも感じられなくて読後感もよくなかったし、その後も考えたくない。 この本は好みではなかった、と言うことですね。

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2023/05/20

挿絵もページごとに色が異なる凝った作りもとても素敵なんだけど…うーん? まぁこのオチなしな感じがグリム童話っぽいのかも? いやほんとのグリム童話知らんけど

Posted byブクログ

2023/01/31

表紙に惹かれて借りました。 漆黒を基調とした表紙。 様々なイラストレーターが描いたグリム童話の主役や動物たち。 金色の型押し文字でタイトルと執筆者×イラストレーターの名。 本書は皆様にもおなじみのグリム童話を、人気作家が人気イラストレーターと組んでリブートしたもの。 元々残...

表紙に惹かれて借りました。 漆黒を基調とした表紙。 様々なイラストレーターが描いたグリム童話の主役や動物たち。 金色の型押し文字でタイトルと執筆者×イラストレーターの名。 本書は皆様にもおなじみのグリム童話を、人気作家が人気イラストレーターと組んでリブートしたもの。 元々残酷な設定や表現、展開が多いグリム童話を、日本の現代作家さんが語り直したらどうなるか。 ゾクゾクする企画です。 いちばん好きなのは『ヘンゼルとグレーテル』の、多和田葉子さんの作品かな。イラストは牧野千穂さん。 松浦寿輝さんの『BB/PP』は、まるでタランティーノの映画『フロムダスクティルドーン』を観たときのような爽快感。いや、ぜんぜん違う話だけども。これは『青ひげ』がベースだけれども。イラストは及川賢治さん。 千早茜さんの『ラプンツェル』も、『BB/PP』と同傾向の、女性を囲って自分好みにしたい、という、古代からの(!)一部の男性の夢的な導入部。イラストは宇野亜喜良さん。 全部、暗黒の名に恥じない暗さを持っていて好みでした。 村田喜代子×酒井駒子 長野まゆみ×田中健太郎 松浦寿輝×及川賢治 多和田葉子×牧野千穂 千早茜×宇野亜喜良 穂村弘×ささめやゆき

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2022/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

黒く皮肉さ容赦なさが増している、グリム童話をモチーフにしたお話に挿絵。素敵な絵本でした。 お話と挿絵が特に好きなのは、元々作家さんも好きな、多和田葉子×牧野千穂と千早茜×宇野亜喜良。うっとりしました。 長野まゆみも良かった、好みな黒長野でした。 穂村弘のはワールドでさすがです。

Posted byブクログ

2020/10/25

もともと暗黒っぽいグリム童話が現代風大人話に(゜゜;)「ヘンゼルとグレーテル」のカタリーナは可哀想だったなぁ( ´△`)

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2020/08/24

先だって読んだYAブックガイドから。童話寄りの文体で書かれたり、そんなの関係ないぜ的に普通の小説として書かれたり、各作家さんの個性がよく出ている作品集。ベースのグリム童話が好きな訳でなく、実際、本作収録のうち、原作がわかるのは後半3作のみ。前半は元ネタが分からず、単に各作家さんの...

先だって読んだYAブックガイドから。童話寄りの文体で書かれたり、そんなの関係ないぜ的に普通の小説として書かれたり、各作家さんの個性がよく出ている作品集。ベースのグリム童話が好きな訳でなく、実際、本作収録のうち、原作がわかるのは後半3作のみ。前半は元ネタが分からず、単に各作家さんの短編として楽しみました。とはいえ、元が分かる後半の方が楽しめたのは間違いなく、やっぱり色んな分野に通暁するのって大事だなとか、ちょっと違った感慨を抱きながら読み終えた次第。

Posted byブクログ

2019/12/29

6人の人気作家と人気画家による夢の競演! 怖くて美しい、大人のための新・グリム童話集。 (アマゾンより引用) わけ分からんやった

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2019/07/02

グリム童話を6人の作家と6人の画家が描いた、ブラックな童話集。 もともと残酷な面のあるグリムの童話を、芥川賞ほか著名な文学賞を受賞している作家たちが本気でアレンジし、さらにこれも一流の画家たちがカラーで魅力的な挿し絵を入れていて、なんとも贅沢な一冊。 そういえば、「ラプンツェル...

グリム童話を6人の作家と6人の画家が描いた、ブラックな童話集。 もともと残酷な面のあるグリムの童話を、芥川賞ほか著名な文学賞を受賞している作家たちが本気でアレンジし、さらにこれも一流の画家たちがカラーで魅力的な挿し絵を入れていて、なんとも贅沢な一冊。 そういえば、「ラプンツェル」を書いている千早茜は、別の暗黒童話の単行本を読んだことがあったと思い出す。あちらもおもしろかったが、本書はアンソロジーでイラストも凝っている分それぞれの個性が光っていてより楽しめた。

Posted byブクログ

2019/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

童話はいつも子供に夢を与えてくれる。 現実では到底あり得ないことも簡単に叶えてくれる。 そして現実社会に幻滅した大人もまた、夢のような世界へ逃避してしまいたいのかもしれない。 そんないつまでも夢見がちな大人に対する警告のように、6人の作家による童話が鋭い剣の切っ先で読み手を突き刺す。 現実はそんなに甘くはないよ、とほくそ笑みながら。 特に多和田さんの『ヘンゼルとグレーテル』の救いのないオチと、千早さんの『ラプンツェル』の野生の獣のような荒々しさが良かった。 どの童話も挿し絵がとても素敵。 絵が素敵なだけに余計に物語が残酷に思えてゾクゾクした。

Posted byブクログ

2019/02/11

豪華なラインナップ。 中でも村田喜代子さんと多和田葉子さんを楽しみに読む。 多和田葉子さん「ヘンゼルとグレーテル」は“暗黒”“グリム”“童話”のコンセプトを実に巧みに消化していて秀逸。暗黒度、高し。そして誰もいなくなった。 村田喜代子さん「手なし娘協会」は暗黒っていうのではないけ...

豪華なラインナップ。 中でも村田喜代子さんと多和田葉子さんを楽しみに読む。 多和田葉子さん「ヘンゼルとグレーテル」は“暗黒”“グリム”“童話”のコンセプトを実に巧みに消化していて秀逸。暗黒度、高し。そして誰もいなくなった。 村田喜代子さん「手なし娘協会」は暗黒っていうのではないけど、グリム童話から材を採った一風変わった設定と、あっけらかんとした感じが村田さんらしくて好き。ラストに一抹の薄気味悪さを残すところも実に村田さん。酒井駒子さんの挿絵が美しく格調高い。

Posted byブクログ