誓約 の商品レビュー
最初から最後まで酷い話。 忘れかけてた15年前の約束。それを結構するべく亡くなったはずの依頼者から催促の手紙が届く、、、 でもね最後の最後物語がぐるんぐるんする訳なんですが、よう15年も普通に生活しとったわい!ってツッコんでしまう。どう考えても無理があるって! 私には家族も今の幸...
最初から最後まで酷い話。 忘れかけてた15年前の約束。それを結構するべく亡くなったはずの依頼者から催促の手紙が届く、、、 でもね最後の最後物語がぐるんぐるんする訳なんですが、よう15年も普通に生活しとったわい!ってツッコんでしまう。どう考えても無理があるって! 私には家族も今の幸せもあるんだ!バラさないでくれー的な過去と言えども罪は罪。悪く言えばバレんかったらいい、自分の周りのこと世間体を気にして過去の罪に対して贖罪の気持ちってあるのかな?って思えました。まぁ顔がモンスターだったのは同情するが、顔変えたからって中身は変わらない。酷い話やでまったく
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2024.09.05 考えさせらた。 やり直しはどうすれば認められるのか? やり直しはどんなレベルの「罪」までは許されるのか? おそらく「被害者」はそれを決めるのは被害者だ。と断じるだろう。 しかし、その基準が知りたいと読み終わって感じてる。
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誓約:必ず守ると約束すること。またその約束。 向井と坂本伸子との誓約一点に注目してしまいがちだけれど、この本随所に誓約が隠されているなと思った。 え、そんなのありえる?って思うシーンがいくつかあったけれど、最後の最後で私の中の犯人が二転三転する盛り上がりがなかなか面白かったポ...
誓約:必ず守ると約束すること。またその約束。 向井と坂本伸子との誓約一点に注目してしまいがちだけれど、この本随所に誓約が隠されているなと思った。 え、そんなのありえる?って思うシーンがいくつかあったけれど、最後の最後で私の中の犯人が二転三転する盛り上がりがなかなか面白かったポイント。 主人公で散々な目に遭う向井だけれど、 心の奥底で自業自得ではとも思ってしまった。 オーディブルで聞いたけれど、 ナレーションの声が渋くて聞き惚れました笑 役の使い分けもばっちりでのめり込めました。
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やはり薬丸作品は期待通り面白かった。 「復讐」に振り回され、ようやく掴んだ幸せを脅かされる主人公。 繋がっていく過去と明らかになっていく真実。 あっという間に読了しました。
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訳ありの過去を持つ主人公が、過去を打ち切る為に交わした復讐代行の約束。16年後妻子にも恵まれ平和に暮らしていた主人公に突然手紙が届く「その約束を守らなければ家族の命を奪う」と。脅迫者は誰か、家族は守れるのか。スリリングな展開に手に汗握るミステリー小説。 薬丸岳さんは『更生・償い...
訳ありの過去を持つ主人公が、過去を打ち切る為に交わした復讐代行の約束。16年後妻子にも恵まれ平和に暮らしていた主人公に突然手紙が届く「その約束を守らなければ家族の命を奪う」と。脅迫者は誰か、家族は守れるのか。スリリングな展開に手に汗握るミステリー小説。 薬丸岳さんは『更生・償い』のテーマの作品が多いが、本作は『恨み・復讐』が全面押し出されている作品だった。 主人公の過酷な幼少期には同情するが、やや身勝手な言動に感情移入出来なかった。ラストの主人公の涙もモヤっとしたし、昔犯した罪への贖罪が最後まで私は感じ取られなかった。 『犯罪被害者の家族が加害者になる』という憎しみの連鎖について考えされられる作品。
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読欲が止まらず、宣言通り薬丸岳さんの作品を。 まさかの2作続いて、復讐がテーマの作品をチョイスしてしまう無神経さ。 寝なきゃ寝なきゃと思っていたが、先が気になりすぎるし読みやすいので、気がつけば睡眠時間削っての即日読了してしまった。 本作は主人公である向井の1人称視点構成で描...
読欲が止まらず、宣言通り薬丸岳さんの作品を。 まさかの2作続いて、復讐がテーマの作品をチョイスしてしまう無神経さ。 寝なきゃ寝なきゃと思っていたが、先が気になりすぎるし読みやすいので、気がつけば睡眠時間削っての即日読了してしまった。 本作は主人公である向井の1人称視点構成で描かれており、ざっくり苦悩の前編、追跡の後編って感じに分けられる。 上述もしたが、テーマとしては『復讐』。 罪を犯した者がのうのうと生きていることが赦せない、というやり場のない被害者の思いが手を変え品を変えグサグサくる。 とは言いつつも、『贖罪』や『赦免』の部分が少なからずあり、その部分がちょっと救い。 なので、読後感は悪くないです。 いや、いい感じだったと脳に無理やり書き換えられた、って感じかな。 ムナクソな箇所はそこそこあるし…。 先日読んだ『殺人症候群』よりはかなりマシですがね。 それにしても、薬丸岳さんの作品はやりきれなさが多く、いつも色々考えさせられる。 もし自分が裁判員に選ばれて、主人公のような背景とか聞かされたら、ちゃんと判断できるのかな。 あっさり悩まずボッシュートしちゃいそうだが。 ま、そんな事件起きてほしくないし、裁判員にも選ばれないのが1番幸せか。 有意義な読書タイムをありがとうございました この読後感を噛み締めつつ 薬丸岳さんの作品はそんなに読んだことはないけど、これ系のテーマが多い印象なので、他の作品も読んでみたいな。 有名どころは「Aではない君と」とか?
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失恋後24作目 相変わらずのテーマ。面白くてぐいぐい読めるものの、考えさせられる。薬丸岳を読むたびに、毎度同じ感想になる。 真犯人は誰なのか、犯人を奔走することはできるのか、愛する人は守ることができるのか…ぎゅっと詰まってる一冊。
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過去に罪を犯した者は、終生その罪から逃れることはできないのか。 本作の主人公は、葬り去ったはずの過去によって、今の順風な生活が壊れ、その過去と強制的に向き合わなければならなくなる。誰が何のために、そんな過去を持ち出したのか。過去の悪事をひた隠しにしてきた上で今の生活があるので...
過去に罪を犯した者は、終生その罪から逃れることはできないのか。 本作の主人公は、葬り去ったはずの過去によって、今の順風な生活が壊れ、その過去と強制的に向き合わなければならなくなる。誰が何のために、そんな過去を持ち出したのか。過去の悪事をひた隠しにしてきた上で今の生活があるので、家族にも警察にも相談できず一人苦悩し、向き合う決意をするが…。一気読みのノンストップサスペンス。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かったです。 薬丸岳さんの作品は3作目。『友罪』『Aではない君と』は少年犯罪についての話でした。今作は過去に犯した罪についての話でした。 顔に醜い痣を持って生まれ、家族にも恵まれず、社会を恨み罪を重ねた男。新しい戸籍を手に入れて生まれ変わったように幸せに暮らしていたが、ある日突然過去に犯した罪が自分の幸せを壊し始める。。。 被害者からすれば、刑期を終えたからといって加害者が今は幸せに暮らしていると知ったら心穏やかではいられないだろう。 罪を償うということはどういうことなのか。犯した罪は永遠に赦されることはないのか。。贖罪とは、更生とは。色々なことを考えさせられた。 難しい表現は少なく、ストーリー展開もうまいので読みやすい。
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過去に罪を犯し その過去を捨てて自分の大事なものを守ろうとする。 犯人がわかり 人間関係がわかっていく 真実がわかって 家族はこれからどうなるんだろう?その人の過去を受け止められるだろうか? そんな思いでモヤっとした気持ちになった。
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