BUTTER の商品レビュー
「フェミニストとマーガリンが嫌い。」 その熟れた巨峰のような目で言われたら里佳でなくても洗脳されてしまいそう。 結局、梶井も誰かに認められたかった、独りは寂しかったということなのだろうか。でもその研究熱心さを違うベクトルに持っていけたらよかったのかなとも思った。 この痩身至上主...
「フェミニストとマーガリンが嫌い。」 その熟れた巨峰のような目で言われたら里佳でなくても洗脳されてしまいそう。 結局、梶井も誰かに認められたかった、独りは寂しかったということなのだろうか。でもその研究熱心さを違うベクトルに持っていけたらよかったのかなとも思った。 この痩身至上主義は現在は少しやわらいでる傾向なのかもしれないがいまだ根強く残ってる中でなかなか生きづらいよね。 エシレのバターを買ってバター醤油ごはんを食べてみた!めっちゃ美味しかった!こういう食べ方をしたことがなかったのでなかなかの衝撃だった!しかも追いバターが止まらない!新しい扉を開けてしまったわwww
Posted by
バターのように濃厚で、重厚で、読む度に物語に飲み込まれて夢につれていかれてしまい、読み終わるまでに2週間かかった! 私もカジマナに影響されて、バター醤油ご飯を食べた。太るなぁと思った。知らない間にルッキズムに影響されて生きていることを自覚した。世の女性がカジマナに影響されてし...
バターのように濃厚で、重厚で、読む度に物語に飲み込まれて夢につれていかれてしまい、読み終わるまでに2週間かかった! 私もカジマナに影響されて、バター醤油ご飯を食べた。太るなぁと思った。知らない間にルッキズムに影響されて生きていることを自覚した。世の女性がカジマナに影響されてしまうのは、彼女のフェミニズムやルッキズムに影響されることのない堂々とした生き方が羨ましいからなのではないかと感じた。
Posted by
カジマナとの面会の中で主人公が徐々に影響を受けていき、自分らしく生きれるようになったのは良かった。女性のあり方や幸せとは何か等、考え方は様々で考えさせられる一作だった。
Posted by
主人公の里佳と同じく、終始カジマナに翻弄されながら読み終えた。良い意味で精神的に疲れさせられた一冊。 女性に母性を求めるくせに素直に「助けて」と言わず優位に立とうとする男たち、それを父と重ねて見る里佳。それを見抜き里佳を操る能力はあるのに女友達はできないカジマナ。その歪さに翻弄さ...
主人公の里佳と同じく、終始カジマナに翻弄されながら読み終えた。良い意味で精神的に疲れさせられた一冊。 女性に母性を求めるくせに素直に「助けて」と言わず優位に立とうとする男たち、それを父と重ねて見る里佳。それを見抜き里佳を操る能力はあるのに女友達はできないカジマナ。その歪さに翻弄される私(笑) でもどんなにカジマナが引っ掻き回そうと、この物語の中では自分を痛いほど貫き通す伶子が登場する場面が一番読んでいて面白いし、圧倒的に惹きつけられた。傷付きながらも前に進むことを厭わない、というか止められない姿は周囲をカジマナ以上に困惑させるんだろうな、と安易に想像できる。本当に展開が読めず、ドキドキさせられて面白かった。同性だからか、伶子は本当に魅力的な人物に思える。 あとこれは美食物語なのか?と思わせるくらい味覚表現が素晴らしくて、とりあえずバターライスを食べたくなった。周囲の目線は気にせず、自身の適切を自分で見つけ、美味しいものを好きなように味わいながら生きていく。その生き方はカジマナに見習わなくてはいけないし、里佳が見つけられて良かったと思う。
Posted by
本屋やネットで見て気になっていたところ、図書館予約したら早めに借りられました。 木嶋佳苗事件がもとになっているということでしたが、ただひたすらにバターが美味しそうに思える作品でした。 残念ながら内容は、私には理解も共感もできませんでした。
Posted by
木嶋佳苗事件をモチーフにした作品。女性記者の主人公が、美食家の結婚詐欺師・梶井真奈子の取材を通じて、 欲望に忠実な彼女の言動に感化され、外面・内面とも変貌していく描写に危うさを覚えながらも引き込まれる。食材において、「本物」と揶揄されるバタ一の象徴性や価値観になるほどなぁ、となる...
木嶋佳苗事件をモチーフにした作品。女性記者の主人公が、美食家の結婚詐欺師・梶井真奈子の取材を通じて、 欲望に忠実な彼女の言動に感化され、外面・内面とも変貌していく描写に危うさを覚えながらも引き込まれる。食材において、「本物」と揶揄されるバタ一の象徴性や価値観になるほどなぁ、となる作品だった。
Posted by
2026/04/09 読破 本当の事件(首都圏連続不審死事件)をベースに描かれた柚木麻子さんの本 本屋大賞ノミネート作品の一つ 食の描写だけでなく、女性の容姿、女性昇進の難しさ、古風な男女の役割認識等社会派小説の要素が多い長編小説 海外(特にイギリス)で爆発的な人気作品になった...
2026/04/09 読破 本当の事件(首都圏連続不審死事件)をベースに描かれた柚木麻子さんの本 本屋大賞ノミネート作品の一つ 食の描写だけでなく、女性の容姿、女性昇進の難しさ、古風な男女の役割認識等社会派小説の要素が多い長編小説 海外(特にイギリス)で爆発的な人気作品になった。 まず驚いたのが、食に対する描写。 文字だけでここまで至福のような時をかけるのが凄すぎると感じます。 作中に出てくるButterを食べたくなります! あらすじだけ読むと、結婚詐欺で男を殺した悪女のミステリー的な話かなと思って読み進めましたが、日本における女性の立場を書く社会派小説でした。 女性初デスク、妊娠後のマスコミの現場活動は難しいといった女性の社会地位、太った女性に対する容姿批判、料理教室≒お金持ちで暇な女性の遊び場といった価値観、日本ではまだ自然と受け入れるように読めてしまう内容が多く書いてあります。 だからこそ海外で特に受けたのかなと思います。 ただ社会派に終わるだけでなく、木嶋の事件も絡めてしっかり終わらせたところに作者の凄さを感じた
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
うわぁ、すごい話、、 評価が難しい。 現代社会における“美”の基準が跳ね上がり続けていることには同意する。実際、他人の目を気にしていると、どんどん生きづらくなっていると感じる。 一方で、食べ物の描写と性描写をミックスした描き方には生理的な嫌悪感があった。食欲と性欲を一緒くたにしないでほしいよ、、気分が悪くなる 結局、梶井は殺人者だったのだろうか? はっきりと真偽が述べられていないからすこしモヤっとする終わり方だった。
Posted by
柚木麻子による小説『BUTTER』を読み終えた。 本書は、実際に起きた結婚詐欺殺人事件(木嶋佳苗事件)をモデルにした、食と欲望をテーマにした社会派長編小説です。マーガリンを嫌悪する容疑者の女に近づいた女性記者が、欲望に忠実な彼女に翻弄されながら、自身の内面と周囲を変貌させていく濃...
柚木麻子による小説『BUTTER』を読み終えた。 本書は、実際に起きた結婚詐欺殺人事件(木嶋佳苗事件)をモデルにした、食と欲望をテーマにした社会派長編小説です。マーガリンを嫌悪する容疑者の女に近づいた女性記者が、欲望に忠実な彼女に翻弄されながら、自身の内面と周囲を変貌させていく濃厚な人間ドラマを描いています。 ということだが、バターと入れば私が思い出すのは、50年以上前に道産子が日立に進出してきて、いままでシンプルな醤油ラーメンしか無かったので太い麺と味噌味。そして上にコーンとバターが乗っているのに驚いたことだ。 小説の中に出てくる購入なバターにも興味があるし、バター醤油ご飯も食べてみたくなる。 そして、今までの人生の中で作った料理や思い出が走馬灯のように廻った。 中学の時に、受験勉強で夜中にインスタントラーメンを鍋のまま妹と食べたり、大学の時に、カレーをルーから作ろうとして失敗したりと思い出は尽きない。 今はネットでいくらでもレシピが出てくるので作りやすい。 柚木麻子の表現力も素晴らしいと思う。 お勧めの一冊だ。 映画になって欲しい。
Posted by
バターと梶山。女とは、料理とは、執着とは。色々考えてしまった。カルピスバターを買ってしまった、美味しい。
Posted by
