鏡のなかのギリシア哲学 の商品レビュー
著者の私見を交えながら、ギリシア哲学に関して、かなり突っ込んだ説明をしてくれている。とても重宝している。ネットで表面的な情報をいくらでも入手できる時代を踏まえて、本には、深さをもとめる。そういう意味でいい本だと思う。
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ギリシア哲学をタレスなどのソクラテス以前の哲学から、プラトン、アリストテレスを経て、ストア派から新プラトン主義のプロティノスに至るギリシア哲学を西田幾太郎的・東洋的的視点から俯瞰した著作
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ギリシア哲学についての概説書です。 タレスからはじまり、ソクラテス、プラトン、アリストテレスで頂点に達する古代ギリシア哲学の流れをたどり、主要な哲学者たちの思想を紹介しています。さらにストア学派とエピクロス学派、新プラトン主義のプロティノスの思想もあつかわれています。 著者は...
ギリシア哲学についての概説書です。 タレスからはじまり、ソクラテス、プラトン、アリストテレスで頂点に達する古代ギリシア哲学の流れをたどり、主要な哲学者たちの思想を紹介しています。さらにストア学派とエピクロス学派、新プラトン主義のプロティノスの思想もあつかわれています。 著者は、西田幾多郎をはじめとする近代日本哲学についての著作を多く刊行しており、本書でも仏教思想における「一切唯心造」や老荘思想における「道」など、東洋思想との対比を随所でおこないながら、ギリシア哲学の特徴をわかりやすく説明しています。
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