「週刊文春」編集長の仕事術 の商品レビュー
下世話な話メインだと思ったら熱い話が多く別の方向ではあったが楽しめた。 また、自分の仕事とのやりがいや熱量の部分のマインドの蓄積も出来た。 思った以上の傑作。
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週刊文春の内側が知りたいと思って読むと違うかもしれない。ヒットメーカーが自らありのままに仕事を語る本と捉えると面白い。 ビジネス用語は全然出ない。でも本質。自分の頭を使って仕事をしてきた人の、経験に裏打ちされたその人が最大に輝くノウハウ。それが分かる。 他人のふんどしで仕事を...
週刊文春の内側が知りたいと思って読むと違うかもしれない。ヒットメーカーが自らありのままに仕事を語る本と捉えると面白い。 ビジネス用語は全然出ない。でも本質。自分の頭を使って仕事をしてきた人の、経験に裏打ちされたその人が最大に輝くノウハウ。それが分かる。 他人のふんどしで仕事をせず、自分を背負って仕事すると楽しいんだなと再認識できた。明日からも頑張ろうと思える。
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2021年63冊目。満足度★★★☆☆ マスコミという特殊性や「週刊文春」の内情を知ることができるという面もあるが、同じ「仕事」をやる上での「共通性」も感じた。長く本棚に置いておくというよりは一度読めば良いだろう。
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「2016年の週刊文春」があまりに面白かったので読んでみたが、ネタがもろ被りで新鮮味がなく、前掲書がすべてを包含した上に本書より数倍出来が良いので、まあ読まなくても良かったかな。
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面白かった。編集長の「number」在籍時代の話が面白かった。というか「number」って文藝春秋の発行だったんだ。裁判の話があって、文春側が勝った話が多かったが負けた時の話が知りたかった。いくらぐらい賠償金を支払うんだろう?
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我々がするのはあくまで「ファクト」の提示である。 メディアの武器は、論よりファクト。それこそが報道機関による権力との戦い方である。 「世の中の人が興味を持っている人物や事件」について「建前やきれいごとではない本音の情報」を「なるべく本質に迫るような内容」で「わかりやすく」、ときに...
我々がするのはあくまで「ファクト」の提示である。 メディアの武器は、論よりファクト。それこそが報道機関による権力との戦い方である。 「世の中の人が興味を持っている人物や事件」について「建前やきれいごとではない本音の情報」を「なるべく本質に迫るような内容」で「わかりやすく」、ときに「おもしろく」提供していくこと。それが週刊文春の仕事だ。
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文春の記事の生産体制から、スクープという目的に特化した組織と評価指標の作り方。 自分たちの本質的価値であるコンテンツを軸に360度で収益化する体制を作り上げていくのはメディア運営として汎用的な内容も多く仕事に活かせる。 文春特有のと言うよりは、本来他の雑誌メディアでも近しい運...
文春の記事の生産体制から、スクープという目的に特化した組織と評価指標の作り方。 自分たちの本質的価値であるコンテンツを軸に360度で収益化する体制を作り上げていくのはメディア運営として汎用的な内容も多く仕事に活かせる。 文春特有のと言うよりは、本来他の雑誌メディアでも近しい運営を行うべきとは思うが権力や親会社からの圧力で記事が潰されてしまうかどうか、裁判に対する向き合い方など、全ての「やらなければいけない事を絶対にやる」という意識を感じる。
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きっと仕事のできる人なんだろう でもなんだろう、そもそもスキャンダルとか必要なの?そんな人の人生まで変えて と思っている私には、なんか自分のやっていることを「人間ってもっとチャーミングなもんなんだよね。それを知らせないと」みたいな言葉で正当化しているのが、居心地悪かった
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「週刊文春」編集長の仕事術 著:新谷 学 週刊文春がやっていることは、極めてシンプルである。毎週いいネタをバンバン取ってきて、「フルスイング」する。スクープを連発して部数を伸ばし、世の中の注目を集める。いいものを作るために全身全霊を捧げる、という「正攻法」でここまえてやってきて...
「週刊文春」編集長の仕事術 著:新谷 学 週刊文春がやっていることは、極めてシンプルである。毎週いいネタをバンバン取ってきて、「フルスイング」する。スクープを連発して部数を伸ばし、世の中の注目を集める。いいものを作るために全身全霊を捧げる、という「正攻法」でここまえてやってきている。 著者は何より人間が好きだという。人間が織りなす数々のドラマは本当におもしい。毎週「人間が主役」の週刊文春をつくることは、本当におもしろい。そのおもしろさを伝えたい。それぞれのバッターボックスで「フルスイングしてみようか」という気持ちになってくれたら著者として最高にうれしい。 本書は以下の6章から成っている。 ①すべてのビジネスは「人」から始まる ②予定調和はおもしろさの敵である ③難攻不落の相手から「yes」を引き出す ④ヒットを生み続けるチームはこう作る ⑤リスクを恐れず壁を突破する ⑥「売れない」時代のマーケティング 著者が大切にしてきたこと。これからも大切にしていきたいことを体系的にまとめていったら結果として体系的な優れた現場視点での仕事術本が出来上がりましたというような見事な作品。 アカデミックな視点ではなく、現場レベルから生まれた一冊。普段必要だから使っていた雷の呪文が他人がみたらそれギガデインやで。それ魔王にめっちゃきくやつやで。と知らず知らずに最強の呪文を自分で覚えてしかるときに唱えて効果を出している感じ。 本書ではさらりと書いてある「修羅場」。 少し深堀するとおそらく夢に出てきて一生脳裏から離れないような瞬間も多いと思うほどおぞましいものもあると思う。それを乗り越えて糧にいくたくましさは生まれ持っての能力とそれだけではなく培った能力の賜物でもあると思う。 生きている業界は違えどもそれだから多くの気づきと衝撃を与えてくれた。
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