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大阪的 の商品レビュー

3.4

18件のお客様レビュー

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2024/05/06

話題の中心は大阪なのだけど、均一化した東京的ではないローカルな生き方あり方という本質に軽快に踏み込んでいく。拍手喝采。

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2022/11/06

益井さん凱旋報告会〜本とソロモンとわたし〜「海外に持っていって読み返したい本」 2018.02.12

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2022/12/25

生まれてからずっと大阪在住の津村さんと岸和田生まれの江さんとの対談本。『大阪語に「正しさ」なんてない』では、黒川博行さんの小説の大阪弁の会話などを例にあげてて、すごく面白い。また水位の調整みたいなことをしながら喋るというのもなるほど確かにそう。また、冗談を言ったら、それに合わせて...

生まれてからずっと大阪在住の津村さんと岸和田生まれの江さんとの対談本。『大阪語に「正しさ」なんてない』では、黒川博行さんの小説の大阪弁の会話などを例にあげてて、すごく面白い。また水位の調整みたいなことをしながら喋るというのもなるほど確かにそう。また、冗談を言ったら、それに合わせて冗談で返してくれるというような会話は日常。もうええわって言うくらい、どんどん話かぶせてきて、何の話してたのか忘れてしまうことも。横浜に住んでた時そんな感覚で冗談言ったら、「そうなの〜⁉︎」と本気にされちょっとしたトラウマに。

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2022/03/20

すごくおもしろい。わたしがよそ者だからおもしろいのか、西の人が読んでもちゃんと楽しめるのか、気になる。 「方言を使う賢い人が1番怖い、最強」 という指摘に大いに賛成。確かにだ。 とても興味深い場所。

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2022/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「大阪はおばちゃん」「意外と個性がない」など、序文がかなりテキトーな書き方で、この本大丈夫かと思ったら、その後の対談や説明を読んでると割と腑に落ちる。なるほど、大阪的な説明の仕方だったのか。知らんけど。 大阪弁のボケツッコミシステムをかなり納得できる説明してくれる。また、p53からのパートで、大阪弁は同じ単語でも発音の仕方で意味がかなり変わるというのを例を上げて説明してくれるので大阪弁分かる人も分からない人も勉強になる。「ねえちゃん」とかもどこの音節を上げるかで「姉、OL、水商売などどういうねえちゃんか表すことができる」など。ネタで言えば「なんや」が発音や語尾の長さなどで意味合いが変わるとかもうあながち笑い話ではなく、真面目な話だよなー。奥が深いわ大阪弁。 「しゃべってるときに水位の調整ができる大阪人」 会話の雰囲気を常に測っており、相手よりおもろいことを言おうとしたり、相手を立ててあえておもろないことを言ったりするのが大阪人。 相手の話のオチがないことに驚いたりするというのは、つまり「話し続けないんかい!」ということだったのか。 自分は道産子だが、もともとの性格なのか、和歌山で暮らして学んだのか知らないが、こういうところだいぶある。真面目な話が苦手というのもあるが、おもろいことをついつい言いたくなるし、オチがない、面白い話じゃない場合は拍子抜けしてしまう。 個人的に思うのは、ボケツッコミというのは瞬間的なユーモアの応酬なのでかなり脳が活発に動くことになる。これはだいぶ脳のエクササイズにもなるし、だいぶボケ防止にもなるんじゃないかと。単に相手の話を聞いてるだけじゃなく、ツッコミを入れたり、相手よりおもろいことを言おうとし続けるわけだし。 それにしてもこの「コーヒーと一冊」シリーズ、ほんとに文章量がちょうどいい。さすがにコーヒー一杯では飲み終われないが、三杯分くらい。一日で読み終われる。

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2020/01/24

 大阪の根本的な性根の悪くなさを、自分はどこかで信じているのかもしれないと思う。だからこそ、大きな地方としてもっと自由になることを、漠然と望んでいる。 (P.023)

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2020/01/16

江弘毅さんと津川記久子さん、お二人の大阪人の対談。東京に追いつけ追い越せやなくてしっかり大阪らしさを出したらええし出さな損やでというお話。ザスパクサツ群馬とカマタマーレ讃岐(ネーミングが最高!)のお話にはジワッときました。

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2018/07/10

大阪は厚化粧のおばちゃん? 「おもろない」は人格否定? 津村記久子はなぜ大阪で作家を続けているの? 関西在住の名物編集者と人気作家が、地元・大阪の「ええとこ」も「アカンとこ」も、とことんしゃべりつづる。 いい感じの雑談?

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2017/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(2017/12/9読了) 江さんは津村さんを持ち上げ過ぎ。2人とも大阪を都市ではなく地方のひとつと、特別視して欲しくないようなことを言ってるけど、ほんとはそうは思ってないんじゃないかなぁ。 大阪は次女だとか(長女は東京)、大阪のあるあるとか、地方の話とか、サッカーのエンブレムとか、なかなか面白かったけど、最後は大阪でお腹いっぱい状態になっちゃったので、星は3未満ということで。 (内容) どこで書くか、方言を使うか、世の中の場所は全部ローカルではないか…関西の名物編集者と作家が、怒濤の勢いで語り、綴る!大阪から、日本のローカルのあり方が見えてくる。書き下ろしエッセイ×一気読み必至の対談を収録!

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2017/11/16

大阪を離れてしまった大阪弁ネイティブ(ただし祖母と母の話す大阪弁なのでかなり古いもの)でとても大阪的なものには好意を持ってみている。 この本は大阪人(テレビ的な大阪人=芸人ではなくてら大阪で生活してる人)が本当に素で話してる本。とても面白かった。常々、大阪は京都奈良神戸に比べて泥...

大阪を離れてしまった大阪弁ネイティブ(ただし祖母と母の話す大阪弁なのでかなり古いもの)でとても大阪的なものには好意を持ってみている。 この本は大阪人(テレビ的な大阪人=芸人ではなくてら大阪で生活してる人)が本当に素で話してる本。とても面白かった。常々、大阪は京都奈良神戸に比べて泥臭い、鈍臭いトコがあるなぁと思っていたので大阪人でもそう思うことあるんやねという感じもある。

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