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成功者K の商品レビュー

3.5

49件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

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2026/02/14

小説家としてデビューして12年、芥川賞を受賞して一躍時の人となった成功者K 彼女がいながらも全国のファンに手を出し、成功者としての自意識過剰な様子に共感性羞恥がくすぐられる 最後にとばっちりを受けるのかと思いきや、後半なにやら不穏な雰囲気に 結局成功者Kは妄想だったのか、躁転だっ...

小説家としてデビューして12年、芥川賞を受賞して一躍時の人となった成功者K 彼女がいながらも全国のファンに手を出し、成功者としての自意識過剰な様子に共感性羞恥がくすぐられる 最後にとばっちりを受けるのかと思いきや、後半なにやら不穏な雰囲気に 結局成功者Kは妄想だったのか、躁転だったのか、過去の記憶だったのか…??

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2025/12/11

4.3/5.0 人生における、幸せと成功の奇妙な関係性を考えながら読んだ。 良くも悪くも、答えなんてないのだと思った。

Posted byブクログ

2025/10/10

 他人をコントロールする。自分の事をコントロール出来ていないと、他人をコントロールしたい欲求が強くなるのは、何らかの中毒症状・依存症(性欲、食欲、仕事欲)が出ている場合が多い。それを自分で気付けるか若しくは、他人に指摘され、その指摘を受け入れるだけの心が残っているか、それが大切に...

 他人をコントロールする。自分の事をコントロール出来ていないと、他人をコントロールしたい欲求が強くなるのは、何らかの中毒症状・依存症(性欲、食欲、仕事欲)が出ている場合が多い。それを自分で気付けるか若しくは、他人に指摘され、その指摘を受け入れるだけの心が残っているか、それが大切になる。  中毒や依存症になっていると、人生に於いての成功者とは言えないのではと思う。

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2025/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

芥川賞を受賞したことでテレビに引っ張りだこになり、密着取材やクイズ番組、トーク番組、インタビュー等毎日カメラの前で大忙しの日々を送る成功者K。 近づいてくる女性を抱きまくったり高い車を買ったり、受賞前の生活とは一変する。 とにかくテレビに出て顔を売れば本を買ってくれる人が増える、お金があれば幸せを手に入れられる、そういった願望を原動力に怒涛の日々をこなしていたが、だんだんカメラの前のKがプライベートのKに侵食されていき本来の目的を見失う。 真夜中のニャーゴ、カトチエ、自著の表紙がプリントされたTシャツ…現実と物語の境が曖昧でどこからが本当でどこからがフィクションなのかわからない不思議な感覚。 人気者になった人にしか見えない世界を覗き見できたようで面白かった。

Posted byブクログ

2024/09/16

芥川賞を受賞し、有名になった成功者K 成功者然とした振る舞いをし、テレビなどにも多数出演。その行く末は… はじめ成功者Kが没落していく物語かと思っていたが違うのか?ハニートラップやドッキリか?はたまた密着取材か?なんて考えていたが、ちょっと方向性が違った?いや違ったのかもよくわか...

芥川賞を受賞し、有名になった成功者K 成功者然とした振る舞いをし、テレビなどにも多数出演。その行く末は… はじめ成功者Kが没落していく物語かと思っていたが違うのか?ハニートラップやドッキリか?はたまた密着取材か?なんて考えていたが、ちょっと方向性が違った?いや違ったのかもよくわからない。成功なんて泡沫の幻のようなものなのかも。

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2023/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

※以下ネタバレ注意※ ⚫︎受け取ったメッセージ 芥川賞受賞作家である羽田圭介氏が 芥川賞受賞で成功した「成功者K」を書くKを書く。 ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 芥川賞受賞後、TV出演190本。 すべてはこの作品のためだった。───羽田圭介 これは実話かフィクションか!? 芥川賞を受賞したKは、いきなりTVに出まくり寄ってくるファンや友人女性と次々性交する。 突如人生が変わってしまったKの運命は? ⚫︎感想 Kは成功をおさめた。 それはもう、多大なる成功だった。 最初から嘘くさい(笑)ので、 デビュー作の「黒冷水」同様、メタ構造なのだなと思いつつも、現実?!と思わせてくれるほど、リアルな心境の描写、テレビ業界の裏側、ファンとのやりとり、身バレしないように配慮などなど、羽田さんが羽田さんをモデルにした虚構なので、芥川賞受賞後経験したこと、または経験できるかもしれなかったことを、最大限に振り切って書かれている。所々細かなところでフッと鼻で笑える(終盤「丁寧な生活」とたまに声に出して言ってみた。とか)。何人もの女性と「成功」をするので、タイトルが成功者Kなのね…とか。 最後はこの「成功者K」のなかに小説「成功者K」を書いたKが出てくる。「黒冷水」では、はっきりと最後「完」というメタ構造になっていたが、こちらの作品ははっきりとは書かず、でも小説です、虚構ですよ…と匂わせて終わる。この工夫はやはり、「成功者K」が、読者にはどの程度まで本当なのか分からないようにする技巧なのだなぁと思った。 創作者は自分の何かを削って生み出す事をしている人たちだと思う。が、この作品は、読む人によっては、羽田さんのこと嫌いにならないか、心配になるくらい非常に危険な一冊であり、腹括ってらっしゃるなぁ〜と思った。「成功者K」の成功者Kも、終盤洗いざらい自分を曝け出すことで不安を解消しようとするし、ものすごくよく考えられたメタメタ作品だと思った。 ちなみに羽田圭介さんの作品のレビューで、比較的評価が低めのこの作品。でも私は嫌いじゃないです笑。性描写が生々しすぎるとか、モテすぎるとか、わざとらしすぎるとか、この小説において「〜しすぎている」部分は全て羽田さんの計算ずくの虚構なのだから、読者は「ここは本当だな」…とか妄想しながら、好き勝手に楽しんでる読めばいいのだと思う。

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2022/03/30

今まさに読んでるこの本はどのKが書いたのか、実話なのかという「虚構と現実が入り混じる感覚」と、物語は作中のKに本当に起きたことなのか、Kの妄想なのかという「物語の中の虚構と現実とが分からない感覚」とで終始不穏な空気の中手探りで進む… 成功者Kのカオスな脳内を追体験した

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2021/08/19

2021.23 最後の展開がどうなるか楽しみに読み進めていただけに、よくわからない終わり方は残念でした。

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2021/07/04

作者の経歴と重なるところがあり、登場人物が比較的イメージしやすく、読みやすかったです。 結末については、賛否両論あるとは思いますが 読み終えてからどの部分が虚構であり現実なのかということを考えながら振り返れ、楽しめたのがこの本の評価ポイントです。

Posted byブクログ

2021/06/06

タイトルのダブルミーニングには笑えたけども。 周りのお陰で成功者となり。 自分から目立とうとしたわけではない人間が、ふとしたきっかけで目立ってしまったことによる苦悩。 これは実体験なのかな? あとラストはもやっとした! どういうこと??

Posted byブクログ