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イスラム教徒の頭の中 の商品レビュー

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2023/05/16

視野を広げる意味で借りてきたけど、読みづらくて全然進まない。 表紙のポップさと中身のギャップが良くない方向に働いてる… アラブ人の本音と建前のところは、読んでてめんどくさっ!と思った。 自分が言葉通りに受け取るたちだから、2回くらい「いえいえ」ってやり取りをしなきゃならないの日...

視野を広げる意味で借りてきたけど、読みづらくて全然進まない。 表紙のポップさと中身のギャップが良くない方向に働いてる… アラブ人の本音と建前のところは、読んでてめんどくさっ!と思った。 自分が言葉通りに受け取るたちだから、2回くらい「いえいえ」ってやり取りをしなきゃならないの日本人より日本っぽくてめんどくさい。 一応高校までそのやり取りしてたけど、お互いに「そんなことないよー」と言い合うのがウザすぎてもう言葉通りに受け取るようにした。それがイスラムだと永遠とやってなきゃいけないのか… 前読んだイスラムの本では、とても良さそうな表現で書いてあったから意外とアラブとかも良い世界なのかなと思ったけど 通すフィルターによって全く変わってくるんだね。 この著者は結構悪意あるというか悪いふうに表現するのが目について読んでて疲れる。 ちゃんとイスラムについて学びたいわけでもない、ただ単に他の世界を知って自分の視野を広げたい、 そのためにライトな書き口の本を見つけたつもりだったけど今の私には合わなかったわ。

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2020/04/11

1990年に出版されたものの新装版。 イスラムとかアラブとかいう言葉が出てくるが、基本的にエジプトの話。 吉村作治先生といったら「世界! ふしぎ発見」のエジプト考古学者。 長年エジプトと深くかかわり、現地の方と結婚した先生が入り込んだイスラムの世界。主に結婚関係のことが書かれてい...

1990年に出版されたものの新装版。 イスラムとかアラブとかいう言葉が出てくるが、基本的にエジプトの話。 吉村作治先生といったら「世界! ふしぎ発見」のエジプト考古学者。 長年エジプトと深くかかわり、現地の方と結婚した先生が入り込んだイスラムの世界。主に結婚関係のことが書かれていて興味深かった。 最終章のアラブ人とつきあう方法に一番力が入っていたように思う。 仕事を頼むうえで重要なのは忍耐と何度でも細かく確認することらしい。 そういや、エジプト旅行の最後でガイドさんに投函を頼んだポストカード、結局届かなかったな…。

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2018/01/16

もとは1990年に出版された「アラブ人とつきあう方法」という本だそうです。 エジプトの女性の結婚や離婚、家庭などが詳しく2/3書かれていて、最後のアラブの男たちという章で、アラブ人の物事の考え方が紹介されています。異文化を知るにはいい本です。 が、注意したい点が二点ほど… まず、...

もとは1990年に出版された「アラブ人とつきあう方法」という本だそうです。 エジプトの女性の結婚や離婚、家庭などが詳しく2/3書かれていて、最後のアラブの男たちという章で、アラブ人の物事の考え方が紹介されています。異文化を知るにはいい本です。 が、注意したい点が二点ほど… まず、「イスラム教徒の頭の中」というタイトルですが、内容は作者がエジプトで暮らした中で得たアラブ人の考え方であって、全てのイスラム教徒に当てばるのかという疑問が残りました。例もエジプトばかりです。原題であればここまで気にならなかったかもしれないけれど、全く違うものを想像して読み始めたので違和感がありました。 そして、30年も前の本なので、今の中東情勢に沿っているかという点でも疑問が残りました。たとえば当時の段階で女性の人権向上の可能性などに触れられているのですが、現代ではどこまで発展したのかなどは追記もないためわかりません。 2017年に新装して出すのであれば、文章そのままでなくもう少し編集が必要ではないでしょうか。

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2017/05/28

何を勘違いしてたか漫画だと思ってた。 読んでみるとなかなな面白く、日本人や私の知っている外国人とはまた違った考えがあるものだと思った。 アラブ人、イスラム教にかかわりがないがもしあったらこの本のことを思い出そう。きっと役に立つはずだ。

Posted byブクログ

2017/05/16

イスラム教徒の女性の文化を中心に吉村作治が語る本で30年前くらいのを新装。10年くらいはアラブ人と結婚していたらしい。アラブ人女性はコーランなどの解釈に基づき抑制された文化に生きているが、家庭内では権力を持っている。また結婚していることが重要で、なおかつ男の子を産むことが重要。男...

イスラム教徒の女性の文化を中心に吉村作治が語る本で30年前くらいのを新装。10年くらいはアラブ人と結婚していたらしい。アラブ人女性はコーランなどの解釈に基づき抑制された文化に生きているが、家庭内では権力を持っている。また結婚していることが重要で、なおかつ男の子を産むことが重要。男の子の数が夫も含め自慢できることのよう。コーランの一夫多妻などは、戦争多発後のの未亡人救済の色が濃く、そのような時代背景が亡くなった後も継続されてしまっているものがあるとする。基本的に権力にはなびかず、自分や血族を大事にする。

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