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悪医 の商品レビュー

4.4

51件のお客様レビュー

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2026/02/26

多分何度も読んでいるがいつも医師と患者の距離を感じる。52歳で余命宣告された小仲、エリート医師森川、それぞれのパートを交互に読むことでどちらの感情も一理あるのがわかる。そして開業医はリップサービスが大切というのも実感する。治療に執着するのがベストではないと読者からは俯瞰で見てるか...

多分何度も読んでいるがいつも医師と患者の距離を感じる。52歳で余命宣告された小仲、エリート医師森川、それぞれのパートを交互に読むことでどちらの感情も一理あるのがわかる。そして開業医はリップサービスが大切というのも実感する。治療に執着するのがベストではないと読者からは俯瞰で見てるからわかるが、当事者はわからない。だからこそ医師にとっては当たり前のことを患者に伝えてほしいが医師には時間がない。そこを埋める専門職がいたらいいのに。綺麗事ではない久坂部氏の作品が好きです。

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2026/02/19

抗がん剤治療では癌はなくならないことを初めて知った。私の祖父も癌でなくなったが、最期は治療が辛いからもう死なせてほしいというようなことを言っていたと聞いた。 しかし、治療が難しいと聞いても最初からすんなり諦めて残りの人生を楽しもうと気持ちを切り替えるのは難しいと思う。本人も家族も...

抗がん剤治療では癌はなくならないことを初めて知った。私の祖父も癌でなくなったが、最期は治療が辛いからもう死なせてほしいというようなことを言っていたと聞いた。 しかし、治療が難しいと聞いても最初からすんなり諦めて残りの人生を楽しもうと気持ちを切り替えるのは難しいと思う。本人も家族も。 知識がないから尚更いろんなものに縋ってしまうのだろう。 小仲のような傲慢な患者に対しても治療をしなければいけない医療従事者は大変だなと思った。あんな自分のことしか考えてないやつまで救わないといけないのか。 私なら癌と宣告されたらどうなるのかと考えざるを得ない一冊だった。

Posted byブクログ

2026/01/24

がんになったことも医者でもないのに、どちらの気持ちもわかって辛かった。すらすら読めてあっという間に読了。 ただ作中、主人公の中年男性が親切にしてくれた女性に若干執着してるのがきもかったです。

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2025/11/19

とにかく暗くて重くて苦しくて…医者・患者どちらの感情も分かって… 病気になった今は、怖くてもう読めないけど…でもとてもよい作品だったと思う。

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2025/09/25

末期がん患者と医師、2人それぞれの目線で話が進んでいく中で、両者の葛藤や苦しみ、考え方の違いがありのままに伝わってくる。患者目線では医師からの余命宣告が突き放したように聞こえ、医師の目線では無理な治療はせず残りの大切な時間を有意義に過ごしてほしい思いでの余命宣告、という立場によっ...

末期がん患者と医師、2人それぞれの目線で話が進んでいく中で、両者の葛藤や苦しみ、考え方の違いがありのままに伝わってくる。患者目線では医師からの余命宣告が突き放したように聞こえ、医師の目線では無理な治療はせず残りの大切な時間を有意義に過ごしてほしい思いでの余命宣告、という立場によって全く考え方が違うところが対象的だと思った。患者は苦しみながらも新たな治療法を求め悪戦苦闘し、医師も患者からの「私に死ねというのか」という言葉がいつまでも頭の中に残り心が晴れないまま生きる日々。医療の最善とは何か、患者に寄り添うとは何かを現実的に突き付けてくる内容が心に残る。

Posted byブクログ

2025/07/10

医療系の本をチャットgptに尋ねて提案された本。なるほどわかりやすく、読みやすくて感情の移入がし易かった。がん患者と医者、大きく隔たるそれぞれの考えをどうまとめるのか。最後は上手に落として納得の物語になりました。よかった。

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2025/06/27

義父が膵臓癌で亡くなったばかりだったのであまり他人事とは思えず、読み進めました。義父はこの物語の主人公とは性格も選んだ治療法も全然違うのですが、何度もこんなふうに辛かったのかなと思うシーンがありました。 死の直前であっても医者には突き放されたくない、治療法がなくても一緒に考えて...

義父が膵臓癌で亡くなったばかりだったのであまり他人事とは思えず、読み進めました。義父はこの物語の主人公とは性格も選んだ治療法も全然違うのですが、何度もこんなふうに辛かったのかなと思うシーンがありました。 死の直前であっても医者には突き放されたくない、治療法がなくても一緒に考えて悩んでくれる人がいるということが死の淵において、いかに希望になるか。 治療の継続不可が事実だとしても、自分の伝え方でよかったのか、患者はどう思ったのか、もっといい言い方はなかったのか、正解のない答えをずっとずっと考えて続けている医師がいるということを知るだけでも診てもらう側が救われます。言葉の大切さもすごく考えさせられました。

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2025/04/25

よかったぁ。久坂部さんの小説面白いね。なんで今まで知らなかったんだろう。 自分の事はいいとして、子どもが癌になってもう治療はできないと言われたら、医者を憎むと思う。 でもそれって、治療とか薬とか、医者側の事を何も知らないってのもあると思う。 だって、抗がん剤とか副作用とか、効く...

よかったぁ。久坂部さんの小説面白いね。なんで今まで知らなかったんだろう。 自分の事はいいとして、子どもが癌になってもう治療はできないと言われたら、医者を憎むと思う。 でもそれって、治療とか薬とか、医者側の事を何も知らないってのもあると思う。 だって、抗がん剤とか副作用とか、効く効かないとか知らなかったもん。患者側の知識も大事だなって思う。 最後に2人が交わって終わるのがよかった。

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2025/02/22

途中まで、ガン患者のどうしようもない気持ちの描写に気分が鬱々としましたが、 最後、自分を客観視して昇華されて…きれいな終わり方でした。

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2024/10/07

ガン治療の難しさだったり、医者側患者側の葛藤の断片をみることができる。 抗がん剤ではガンは治らないということを知って驚いた。認知症は治るものではないというのも、聞いたことはあったけど、改めて医者の発言として書かれているとちょっと悲しい。 金儲けと論文のことばかり考えてる医者に...

ガン治療の難しさだったり、医者側患者側の葛藤の断片をみることができる。 抗がん剤ではガンは治らないということを知って驚いた。認知症は治るものではないというのも、聞いたことはあったけど、改めて医者の発言として書かれているとちょっと悲しい。 金儲けと論文のことばかり考えてる医者にはかかりたくない。 自分ががんになったら、無理せず痛みを取る方向でいきたいと思った

Posted byブクログ