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宇宙には、だれかいますか? の商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2024/09/14

めちゃくちゃおもしろかった。様々な分野の科学者たちへのアンケートで同じ質問なのに回答がバラバラすぎるしどの人の回答ももう自然科学を超えて哲学いや宗教の域へ入っている。生命体とは時間とは闇とは。いる、いない、我々は孤独じゃない/孤独です、いるかいないかはあなた次第。もし地球外生命体...

めちゃくちゃおもしろかった。様々な分野の科学者たちへのアンケートで同じ質問なのに回答がバラバラすぎるしどの人の回答ももう自然科学を超えて哲学いや宗教の域へ入っている。生命体とは時間とは闇とは。いる、いない、我々は孤独じゃない/孤独です、いるかいないかはあなた次第。もし地球外生命体に会ったらどうするか、の問にも、危険だから近寄らない、この際ずっと未解決の問題を訊いてみたい、まず彼らのコミュニケーションの方法を探らなくては、遠くから観察する、いてもふーんて感じだし興味ないですね、とか。あと、全員猛烈に優秀な人たちのはずなのに何故か全員絵心ゼロなのもおもしろかった

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2024/07/19

「地球生命はどこから来たのか?」「知的生命体が見つかったあとのアクション」など、人によって、回答が違ったり同じだったりして、なかなか興味深い。そのうち突然正解が分かることかもしれないけれど、今のところ意見が割れていて、いろんな見方があることって「ロマン」を感じる。巻末の「more...

「地球生命はどこから来たのか?」「知的生命体が見つかったあとのアクション」など、人によって、回答が違ったり同じだったりして、なかなか興味深い。そのうち突然正解が分かることかもしれないけれど、今のところ意見が割れていて、いろんな見方があることって「ロマン」を感じる。巻末の「more 20冊」はどれも面白そうで読んでみたい。

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2024/06/09

アストロバイオロジーという領野は、門外漢にもSFチックな妄想を掻き立てる意味で秀でた思索的素材を提供するものであると思うのだが 浅学ゆえという自戒もあるものの、表紙のテイストに比べて専門用語が先鋭的で、それらを一定程度把握したうえでの各々の知見の相違を楽しむという内容はなかなかハ...

アストロバイオロジーという領野は、門外漢にもSFチックな妄想を掻き立てる意味で秀でた思索的素材を提供するものであると思うのだが 浅学ゆえという自戒もあるものの、表紙のテイストに比べて専門用語が先鋭的で、それらを一定程度把握したうえでの各々の知見の相違を楽しむという内容はなかなかハードルが高い。 初学者があたる入門書のようなものも近年では見受けられず、学際的な広がりを章立てに活かした形で見れるものがあればと思った。

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2022/12/31

宇宙はとてつもなく広い。 したがって、地球のような生命を宿すことができる環境が無数にあると思う。 地球の人類のように高度に発達した知的な生命が、地球以外に存在するだろうか? この答えを求めて、多くの研究者や技術者が働いている。

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2022/12/21

最新の研究成果を元に、18人の科学者が究極の謎に答えます。 所蔵情報: 品川図書館 440.4/A19

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2021/10/02
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宇宙には地球以外にも知的生命体がいるけれど、みつけて交信するというのは難しいだろうというのがだいたいの人の見解。 ここまでは、想像通りだったけれど、どんな知的生命体があるか、というのは色々な意見があって面白い。 人間が電波を使うようになってたかだか100年くらいで、今存在する知的生命体からすれば人間は赤ちゃんの立場であり、かつ技術を扱いきれず自滅するかもしれない立場だなあというのをつくづく感じた。 三体の副読本としてもおすすめ。

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2021/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 地球外生命体の可能性について18人の学者に話を聞いたアンソロジー。NASAが火星にPerseverance Roverを着陸させたことで話題になっている中で読めて良かった。(この動画、超テンション上がるので何か辛いこと、嫌なことがあった人はぜひ見てみて欲しい)  この手の本は難しいことも多いけど質疑応答形式なので比較的話し言葉で説明してくれておりとっつきやすい。冒頭のウィスット・ポンニミットの漫画や2017年時点での「地球外生命の探しの今」と題して概況をざっくり説明してくれているのも助かった。  学者と一口に言っても天文学者、生物学者、物理学者、化学者といった様々なバックグラウンドを持った人たちが登場していて、彼らが横断的に話していくことが地球における学問の進歩なのだという大きな話になっていて、MARVELのアベンジャーズのようなロマンがある。その中でも宇宙生物学(アストロバイオロジー)なる学問が近年構築されている。そこでは宇宙における生命の在り方について日々研究が進められているらしい。  各学者が考えていることをそれぞれ述べるのではなく同じ質問に対して回答している点がミソだと思う。なぜなら各自の研究対象と地球外生命体の距離感が良くわかるから。まず生命の定義自体が十人十色なところからして興味深い。当然教科書的な正解はあるのだけど、宇宙に生命がいるとなるときにはどういう定義が適当なのかはまた別問題らしい。回答スタンスからSF好きなんだろな〜と思えたり逆に超リアリスティックな回答をしている人もいたり。分かっていないことが最も多いと言っても過言ではない分野だからこそたくさんの見解があってオモシロい。とはいえ様々な分野の人がこの研究にコミットできるようになったのは系外惑星の発見が大きな影響を及ぼしているらしい。もしその発見がなければ学会で「とんでも」扱いされていたという話もあり技術が発展することは大切なことだと改めて。  地球外生命体との遭遇を考えるとき宇宙のことばかり考えがちだけど、人類が文明を長く維持して地球外生命体と遭遇する確率をあげることも重要だという話が印象的だった。(ドレイクの方程式の係数になっている。)タイムスケールのめちゃくちゃ大きい話を軽々とこなしている学者の方々へのリスペクトとそういった思考をトレースすることで日々の煩わしいことが些細に思える副次効果もあった。これが本当の自己啓発なのかもしれない。

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2021/01/27

小学生が一人で読むには難しかったが、冒頭の漫画を読んで興味を持ったようだったので、 目次で18名の回答を読み聞かせ→子供が興味を持った科学者の部分を要約して読み聞かせ→子供はどう思うか、を何人分か繰り返した。 ひとつの答えではなく、色々な答えがあること、同じ答えでも理由は人によっ...

小学生が一人で読むには難しかったが、冒頭の漫画を読んで興味を持ったようだったので、 目次で18名の回答を読み聞かせ→子供が興味を持った科学者の部分を要約して読み聞かせ→子供はどう思うか、を何人分か繰り返した。 ひとつの答えではなく、色々な答えがあること、同じ答えでも理由は人によって違うこと、が納得できたようだった。

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2020/10/30

表紙のイラストがかわいく、宇宙についてあまり興味がない中高生も、かわいいイラスト付きで気難しくなくお勧め。

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2018/03/10

18人の科学者にぶつけた、地球以外に住む生物や現在の研究内容に関する8つの質問と、その回答をまとめたもの。 非常に刺激的な回答もあったのですが、18人は、ちょっとくどかった…。 個人的には、関根康人さんの回答が秀逸でした。 自分が専攻した物理学においては、「相対性」が、...

18人の科学者にぶつけた、地球以外に住む生物や現在の研究内容に関する8つの質問と、その回答をまとめたもの。 非常に刺激的な回答もあったのですが、18人は、ちょっとくどかった…。 個人的には、関根康人さんの回答が秀逸でした。 自分が専攻した物理学においては、「相対性」が、キーワードの一つだと思っているのですが、惑星や衛星や恒星、生物学に相対性を適用したときの思考実験の結果集、という印象を受けました。 思考の訓練にもなりますし、理系の学生は、若いうちにこういう本を読んでおくとよいと思います。

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