ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(7) の商品レビュー

廣嶋玲子(著者),jyajya

2023/12/17

　「銭天堂」のお菓子を食べて、運をつかむか、手放すか、はたまた逆に不幸になるかというパターンに、やや食傷気味になっていました。しかし、人間から悪意を引き出し、破滅に追い込むことを喜びとする悪者の登場で、ハラハラドキドキさせられました。
　作家さんの引き出しの多さ、巧みな文章構成力・展開には、尊敬の念を抱かずにはいられません。

2023/11/26

紅子さんと怪堂の駄菓子対決。そして結果は､､､
銭天堂は運試しのお店。お店にたどり着いた幸運のお客様は買った駄菓子を上手く使いこなせるか。
たたりめ堂の駄菓子は安易に楽したいズルしたいが叶ってしまう。でも、結局自分にしっぺ返しが。
ただ、今回の『シェフ・ショコラ』は本当に怖いと思ってしまった。
自由になったよどみさんは、次はどんな手を使ってくるのかしら

2023/10/22

やっとこの巻を借りれた。銭天堂だけ延長し、延長しで図書館員に自宅でも延長できますよとイヤミぽく言われたのは私に罪悪感があったからイヤミに聞こえたのかも知れない。他人に対してかける言葉は本人は親切で言ったとしても相手の受け取り方は体調、思考能力によって違うし、本当にバカにして言ったのかも知れない。この巻で受け取り方の違いを考えてしまった。
よどみさんのお菓子と銭天堂のお菓子とのバトル。引き分けとなったけどよどみさんのところで昔かった人が銭天堂のお菓子で救われたのでよどみさんは営業妨害されたと、そこからバトルが始まる。
いつまで続くかわからないけど最終巻まで図書館側が購入してくれる事を願う。

2022/07/08

最後の絵日記が良いなぁ
本編ではあれだけ不穏なのにね
絵日記で描かれている場面は平和なんです。
この店に出会えたことで
幸運のお客様にはいろんなことが起こるけど
店の中ではとても平和なんですね。
こういう時間を大切にしているんだろうな。
実際に描いている場面は描写されないんだろうと思いながらも

2022/05/31

今回は敵も出てきて、銭天堂ではお菓子を選ぶことになります。

私だったらちゃんと銭天堂のお菓子を選べるかな、、と心配になりました。

お母さんが料理上手になるお話はちょっと怖かったです
料理上手にはなりたいけど、それで人を縛ってコントロールするなんて、怖いと思いました。

2022/05/30

七巻も、面白いです✨

七巻で出てくるお菓子や飲み物の名前は、
ドリームドーム、最後にわら麩、ハンターバターサンド、シェフショコラ、おもてナシ、餓鬼ニッキ
です。
その他に、ある日の銭天堂というお話もあります☆

私が好きなのはドリームドームです。
ドリームドームのお話を少しだけお話します☆
ひろみは自分の家が嫌いだ。
せまくて見た目も悪いオンボロアパート。
あちこちガタがきているから、水道はよくこわれるし、すきま風も入ってくる。
おまけに目の前は大きな道路だから、真夜中でも車の音が、うるさい。
最初はこんな感じです。
気になる人はぜひ読んでみてください✨

2022/02/27

銭天堂の紅子さんだけじゃなくて段々、話が広がっていく。
今回は怪童なる人物も出てきた。
気になっているのはお客さんが出す小銭。
最後に何か意味を持って出てくるのかなあ。
次も読みたい❗

2022/01/07

よどみが怪童に「決戦を紅子に申し込んでくれないか。」といって、コインの数がどちらが多いか決戦をする話です。

2021/06/07

新しいキャラとの対決。ややホラーテイストの話もあり、そこもヒットの要素だと思いました。のぞみがなうことと幸せになることが違うというのは、何歳になっても大きなテーマ。

2021/03/10

よどみの代理人である怪童と紅子との駄菓子合戦，そして結果にも一工夫されている話もあり変化に富んでいて面白い。よどみの復活も予見させるラストで次作につなげる巧さ，そして墨丸絵日記が楽しめる。