宗教ってなんだろう? の商品レビュー
教養文脈で読書。 宗教心と宗教の危うさについて メモ ・もったいない、お詫びの心、見えないものに対する畏怖、感謝は全て宗教心につながる要素でもある
Posted by
「中学生の質問箱」シリーズの一冊。その割に内容は結構難しくて、大学生レベルと思う。 ブッダ、ゾロアスター、プラトン、孔子…といった、歴史上の賢人たちがアベンジャーズのように集合した枢軸時代から、ざっくり、人間のもつ暴力性を乗り越えるための一つの手法として生み出され、徐々に体系付け...
「中学生の質問箱」シリーズの一冊。その割に内容は結構難しくて、大学生レベルと思う。 ブッダ、ゾロアスター、プラトン、孔子…といった、歴史上の賢人たちがアベンジャーズのように集合した枢軸時代から、ざっくり、人間のもつ暴力性を乗り越えるための一つの手法として生み出され、徐々に体系付けられたのが「宗教」ということでいいのかな。(オカルトやスピリチュアルとの違いは体系付けられているかどうかだそう) 宇宙、自然や神秘といったモノに対する漠然とした不安や願いは誰にでもあって、それらを国家や社会といったレベルで統率する為のツールとしての「宗教」という役割はあったのかなと思う。(集合的沸騰とか集合的熱狂とか、会社組織をまとめる上でも応用できる概念) この本で紹介された「二度生まれ」の概念は、悩み、苦しみの果てにたどりつく、辛かったからこその豊かな人生を示唆していて、個人的にはインパクトがあった。 宗教の起源や、複雑に枝分かれしていった歴史なんかも面白いけれど、本書が取り扱うのは、主に、宗教が人々の生活にどう影響を与えているかといった点で、そういう意味ではユニークな一冊かもしれません。
Posted by
下手な合いの手は読む側のリズムを崩すっていう話。 対話形式になっている割に、聞き手が質問というより合いの手を入れているだけの場合が多く、対話形式にした意味があったのかなーと思ってしまった。 内容は中学生向けという事で、読み易くはあり広く浅くという感じ。
Posted by
いろいろな分野の大枠を捉えるための読書「宗教篇」として読んだ。山折さんの本は、前に数冊読んだことはあるけれど、それ以外は中二病の頃以外は触れていないと思う。 誰もが何かを信じようとする潜在力を持っている、という意見。 前まで、宗教は「貴重な精神的・歴史的文化」「コミュニティの中...
いろいろな分野の大枠を捉えるための読書「宗教篇」として読んだ。山折さんの本は、前に数冊読んだことはあるけれど、それ以外は中二病の頃以外は触れていないと思う。 誰もが何かを信じようとする潜在力を持っている、という意見。 前まで、宗教は「貴重な精神的・歴史的文化」「コミュニティの中での有効なシステム」という感じにしか捉えておらず、人間のほうを気にしていない自分。冷たいわ。 宗教から派生してスピリチュアリティに触れているところはなるほどと思った。 次回はもう少し難易度の高い本にチャレンジしてみたい。
Posted by
181129 何が世界宗教なのか、その教義は何か……といった紋切り型で書かれてなくて、宗教って何?みんな宗教心ってあるの?ってところをスタートにしてるから、誰でも読みやすくていい本だと思う。 今は目的が違ったから読み進めなかったけど、また読めたらいいな。
Posted by
- 1