1,800円以上の注文で送料無料

健康診断は受けてはいけない の商品レビュー

3.9

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/03/17

データが思惑によって私たちに考えさせないように示されてしまっている日本…何も考えずに健康診断受けてたけどこれを読んで無駄に医者にかからないは必要だと思った。

Posted byブクログ

2023/10/26

健康診断すれば医療業界が潤う。コレステロール値、高血圧基準を下げれば、これまた医療、薬剤メーカーが潤う。 上級国民のために政治は動くのだよ。 簡潔に言えば、治療する程でもないがんを健康診断で見つけてしまったがために、体調を崩し、寿命を縮めてしまってる人がかなりいると。 ちなみに、...

健康診断すれば医療業界が潤う。コレステロール値、高血圧基準を下げれば、これまた医療、薬剤メーカーが潤う。 上級国民のために政治は動くのだよ。 簡潔に言えば、治療する程でもないがんを健康診断で見つけてしまったがために、体調を崩し、寿命を縮めてしまってる人がかなりいると。 ちなみに、どのようなガンは治療すべきかは書いていない。

Posted byブクログ

2023/09/12

自分は体調が悪くないので健康診断は受けないが、内容的に納得する説明には少し厳しいかな 医療メーカーと薬メーカーが儲かる仕組みになってるのは まあそうだろうと思う

Posted byブクログ

2022/06/10

都合の良いエビデンスしか出してないのでは?と疑ってしまうが、健康診断を受けて余計な治療や投薬により逆に寿命が縮むということもなくはないという視点を得られることは有益。 健康診断や人間ドックの裏には色んな利権が絡んでいるのは多分そうなのだろうと思う。

Posted byブクログ

2021/07/01

医学界の異端児、近藤誠先生の2017年作品です。 「患者よ、がんと闘うな」という衝撃の書を上梓して早や四半世紀。その後も日本の医療費はますます膨張し続け、国家財政をひっ迫させていますが、その裏では医療関係者や厚労省の役人などは自分の懐が潤うのでほくそ笑んでいる構図は変わっていない...

医学界の異端児、近藤誠先生の2017年作品です。 「患者よ、がんと闘うな」という衝撃の書を上梓して早や四半世紀。その後も日本の医療費はますます膨張し続け、国家財政をひっ迫させていますが、その裏では医療関係者や厚労省の役人などは自分の懐が潤うのでほくそ笑んでいる構図は変わっていないようです。 2014年に慶応医学部講師(教授じゃない)を退任してから、もうしがらみのなくなった先生の鋭い舌鋒は冴えわたります。 内容は、表題通りですが、健康なら医者に近づくなという、医者の発言とは思えないインパクトのあるものです。健康診断は百害あって一利なし、多くのがんは治すより、治さない方が長寿でいられるというデータやその他の病気も検査異状の数値が患者数を増やすために厚労省と専門家がテキトーに設定している点を暴露しています。さらに、こうした官製政策の広告塔となっている同僚を批判していますが、公の場での討論会の申し込みを彼らは逃げていることまでバラサレる始末。真正面から議論を戦わすことができない医学界の権威や重鎮たちをあざ笑います。 さて、本書を読んで私の対処法は、検診は受ける、しかし異常値があってもほっておくということです。検査数値で一喜一憂するのではなく、今の体調がいいか悪いかは自分自身が一番わかっている(はず)という前提を貫けるかどうか。 最後に、近藤先生は「トンデモ学説を流布させている」という批判も多い点を理解したうえで、自分の頭でその真贋を確かめてください。 本書P: 健診はこんなに危険! 欧米に職場健診も人間ドックも存在しないのはなぜか? 日本の男性は職場健診で寿命を縮めている!? 日本人の多くは「健康」のため職場健診や人間ドックを受診していますが、欧米には存在しません。「より健康になる」とか「寿命をのばす」という効果を証明するデータがないからです。著者の近藤誠さん本人も、慶大病院で在職した40年間、執行部から強い圧力がありながらも、一度も受けませんでした。検診は有効というデータがないからです。にもかかわらず、日本では、医学的な根拠がないままに、1972年の「労働安全衛生法」で健診が義務化され、今日に至っているのです。日本の平均寿命は世界のトップクラスですが、奇妙なのは、男女間で平均寿命に6歳もの差があることです。女性よりも職場で健診機会の多い日本の男性は、まさに「健診で寿命を縮めている」可能性があるのです。 検診は危険がいっぱいです。そもそもCTや胃エックス線撮影には放射性被ばくによる発がんリスク、子宮がん検診には流産や不妊症のリスクがあります。異常値が見つかった後に行なわれる肺や前立腺の「生検」も極めて危険です。手術後に「がんではなかった、おめでとう」と平然と述べる医者もいます。 さらに危険なのは、「過剰な検診」が、過剰な薬の処方や手術など「過剰な治療」につながるからです。人間ドックには「早く見つけるほど、早く死にやすい」という逆説があります。実際、中村勘三郎さんや川島なお美さんは、人間ドックで「がんを早期発見され、早期に亡くなってしまった」のです。 「検査値より自分のからだを信じる」こそ、健康の秘訣です。健康な時に、健診など受けるものではありません。 本書は、さまざまなデータや論文に基づき、「健康診断が有害無益である」ことを徹底的に明らかにします。

Posted byブクログ

2020/03/24

人の身体は単一化できない複雑なもので、 だから、検査値で健康不健康を判断するのは危険なのだと思う。 自分の身体のことは自分自身が一番よくわかる。日頃からしっかりと自分のからだの声に耳を傾けて、そして何より日々を楽しんで生きていくことが大事だと改めて感じた。 人生は、ただ長生き...

人の身体は単一化できない複雑なもので、 だから、検査値で健康不健康を判断するのは危険なのだと思う。 自分の身体のことは自分自身が一番よくわかる。日頃からしっかりと自分のからだの声に耳を傾けて、そして何より日々を楽しんで生きていくことが大事だと改めて感じた。 人生は、ただ長生きすればいいってものでもない。 病は、自分のからだがバランスをとった結果だと思えば、なんでも簡単にとってしまえばいいという考え方は、少々乱暴で危険な気がする。 人にこの本の考え方を押し付けようとは思わない。 自分自身でまず試してみて、どうなるか見てみたい。

Posted byブクログ

2020/03/08

ビックリ‼️今年の健康診断辞めようかと考える。 WHOも言っていること正しいと思ったが、新型コロナの発言の事も考えて、鵜呑みにするのは危険だと感じる。他にも図書を読み自分で判断出来るようにしないとね。

Posted byブクログ

2019/12/30

12月初旬、職場の健康診断を受けた。毎年受診日の数週間前から何となく憂うつになり、結果を待つ間も落ち着かない。来たら来たらで開封するのにも覚悟が必要…。年々じわじわいくつかの項目が”基準値”ギリギリになっている。とにかくこの不安を払拭、元気づけるために読んでみた。結果、読んでよか...

12月初旬、職場の健康診断を受けた。毎年受診日の数週間前から何となく憂うつになり、結果を待つ間も落ち着かない。来たら来たらで開封するのにも覚悟が必要…。年々じわじわいくつかの項目が”基準値”ギリギリになっている。とにかくこの不安を払拭、元気づけるために読んでみた。結果、読んでよかった。なんかずっと重い気分だったのがスッと楽になった。著者のお名前はずいぶん前から知っていたけど(「なんか変わったこと言うお医者さんだなぁ」ぐらいの認識ですが)、今回初めて著書を読んで、その魅力、というか決して変わり者の先生でも珍説を唱える方ではないとよくわかった。自分は著者のように検診拒否はとてもできないけど、検診とうまく折り合いをつけるというか、“基準値”の裏にあるカラクリを知り、慌てず騒がず、自分の身体を知り、信じること、”病気”に対する心構え(老化現象と割り切るのも一つ、だとか)をしっかり持つことが大事だと思わされた。

Posted byブクログ

2019/03/06

健康診断を受けたら長生きに繋がるというエビデンスはない。逆に、健康診断を受けて何らかの処置をした"医療介入群"は、何もしなかった"放置群"より死亡率が高かったというデータが出ているという。 要するに、「結論から言うと、安全に長生きするために...

健康診断を受けたら長生きに繋がるというエビデンスはない。逆に、健康診断を受けて何らかの処置をした"医療介入群"は、何もしなかった"放置群"より死亡率が高かったというデータが出ているという。 要するに、「結論から言うと、安全に長生きするためには、健康なときに検査を受けないこと、医者に近づかないことに尽きます。」(p194)という本。 良かった、ずっと健康診断受けてなくて。おかげで健康そのもの。 それにしても、がんの早期発見は、治療に役立たないどころか、逆に死期を早めるようで怖いな、と思った。

Posted byブクログ

2018/03/07

90年代に話題を呼んだ「患者よがんと闘うな」という本の著者、医師の近藤誠先生による、健康診断を受ける危険を喚起する本。 会社勤めをしている多くの人には年1回の健康診断が義務付けられているのではないだろうか。私も日本で会社員をしていた時には、詳細な人間ドックを受けた記憶がある。 近...

90年代に話題を呼んだ「患者よがんと闘うな」という本の著者、医師の近藤誠先生による、健康診断を受ける危険を喚起する本。 会社勤めをしている多くの人には年1回の健康診断が義務付けられているのではないだろうか。私も日本で会社員をしていた時には、詳細な人間ドックを受けた記憶がある。 近藤氏によると、人間ドックを受けた9割の人は、何らかの検査で異常値が出るそうだ。そしてそこをさらに詳しく調べ、薬を処方されたり、必要のない手術を勧められたりする。 身内が体調不良で病院に行ったとき、すぐに全部検査ということで全身くまなく調べた。呼吸器科、循環器科、泌尿器科関連で懸念ありということになった。症状Aに対処する薬を飲むと副作用Bが出て、それを消すために他の薬をと、次々進み、最後には15種類ほどの薬を飲む羽目になり、もはや何を治そうとしているのか不明という事態になった。近藤氏によると、高血圧や血糖の標準値は製薬会社やそれと癒着のある医者が薬が売れるようにと決めたものだそうだ。そのため、多くの健康な人が病気と診断され、不必要な薬を飲んでいるという。 高血圧や糖尿も、身体がそうなるほうが良いと判断するからそうなっているのであって、それを無理に標準値にしようとすると、不健康になる。ガンも、たちが悪いものは見つかった時にはすでに手遅れ、たちがいいものは放置してよいということで、健康診断は全く不要とのこと。比較的若く、そしてがん発見からすぐに亡くなってしまった有名人たちも挙げ、彼らも診断を受けなければ助かっただろうと言っている。 彼は最後の方で、いわゆる日本の誰もが知っている医師たちを名指しで批判しているが、なかなか勇気が要ることだ。身内の経験を通じて、近藤氏の言いたいことはよく理解できた。

Posted byブクログ