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健康診断は受けてはいけない の商品レビュー

3.9

22件のお客様レビュー

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2017/12/20

健康診断が会社等で義務化されている中、中々に強烈な内容の本。知人の医師にも人間ドックは受けなくていいよと言われた所だったので興味を持ち手に取る。 癌については知らない事が多かったので勉強になった。医療が不安産業というのは言い得て妙。自分の体を自分で管理できる幸せを実現した人が長生...

健康診断が会社等で義務化されている中、中々に強烈な内容の本。知人の医師にも人間ドックは受けなくていいよと言われた所だったので興味を持ち手に取る。 癌については知らない事が多かったので勉強になった。医療が不安産業というのは言い得て妙。自分の体を自分で管理できる幸せを実現した人が長生きなんだと実感。 胃は放射線によって発癌しやすい臓器。 癌は血液に乗って転移する。手術で血液が患部に付着し、そこから癌が広がることも多い。 癌にはたちのいいものと悪いものがある。転移するものが悪い癌。リンパ節転移は通常放置しても死なない。欧米では上皮内癌も癌に数えない。 癌幹細胞から直径1センチの癌(中には10億個の癌細胞が詰まっている)に育つのに5〜20年かかる。その間転移がなければ転移能力のない癌と判断。 脳梗塞になると必ず血圧を下げる薬を飲まされるけど…血圧を下げると脳血管の中で血が固まりやすくなる…だから血液サラサラ薬も飲むのね。 薬で上の血圧を120未満に下げると血流が減るため脳の働きが落ち、記憶力や判断力の低下、無気力が生じ、ボケに似てくる人が増える。 生活習慣病…人間ドック…日野原重明氏考案 欧米では検診の有無について比較実験がなされ、効果がないことが分かり実施されなくなったというエビデンスがある。 健康な時に検診は受けないのが懸命。少し異常だと言われても精神的苦痛が増大する。薬の副作用について医家向けの説明文書「添付文書」を見て副作用について知る事。「添付文書 クスリの名前」で閲覧可能。 降圧剤をやめた場合①血圧が上がる②不変③血圧が下がるの3つに分かれる。 やめられないというのは都市伝説。 やめ方も3通り ①体調を見ながら新しく処方された物から1剤ずつやめていく。1つやめたら1週間ほど様子をみて次の薬をやめていく。 ②薬全体の1/4程度ずつやめていく。薬が4種類なら1種類ずつやめ、1週間ほど様子をみて次をやめる。 ③一気に全部やめてしまう。 長生きする為にはちょっとメタボが丁度いい。高タンパク、高脂肪の食材をたっぷりと炭水化物、野菜、果物をバランスよく取る。頭と体をよく使い動かす生活。 検査値より自分の体を信じる。 日本の医療は不安産業。

Posted byブクログ

2017/11/20

参考になった。 ガンになっても薬や手術に頼り過ぎないことか。 よく食べ、運動し、頭も体操し、くよくよしない。少し太めが良い。バランス良く食べる。

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2017/10/04

夫の駐在で米国にいた時、会社の命令で毎年 現地の病院で健康診断を受けていた。 会社が指定した、血液検査や胃がん検診、マンモ・・、日本でやるのと同じ項目を。 病院の人に「なんで、元気なのに こんな検査受けるの?」と、いつも質問された。 「日本では早期発見を推進してる。日本の企業では...

夫の駐在で米国にいた時、会社の命令で毎年 現地の病院で健康診断を受けていた。 会社が指定した、血液検査や胃がん検診、マンモ・・、日本でやるのと同じ項目を。 病院の人に「なんで、元気なのに こんな検査受けるの?」と、いつも質問された。 「日本では早期発見を推進してる。日本の企業では、当たり前のことですよ」と、その時は胸を張って答えていた。 しかし今は、なるほど そうかも・・と、考えが変わった。

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2018/10/19

基本的なコンセプトには賛同したい。 健康診断は体に異常が生じてきてからで十分。 しかし論説が極論すぎ、言葉遣いに品格がないので、100%真に受けるのは危険に感じる。 ひとまずがん検診を受けるのはやめ、基本的な健康診断だけ受けておこうかな。

Posted byブクログ

2017/08/22

タイトルに引き寄せられた。 健康長寿を目指すのなら、医者と医療を信じるな。元気でご飯が美味しいとき、かつ自覚症状がないのなら、そのままで良い。 それじゃー、出血したとか、骨折したとかの時だけ、病院に行けばよい? 予防なんて、ない? 著者の言うことも、分かる感じだけど、もし身内...

タイトルに引き寄せられた。 健康長寿を目指すのなら、医者と医療を信じるな。元気でご飯が美味しいとき、かつ自覚症状がないのなら、そのままで良い。 それじゃー、出血したとか、骨折したとかの時だけ、病院に行けばよい? 予防なんて、ない? 著者の言うことも、分かる感じだけど、もし身内で検査結果に異常があったら、この本のように無視する勇気があるかな? 色々と考えさられた一冊。

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2017/07/27

早期発見での治療で長く生きる人もいれば、逆に死期を早めてしまう人もいる。 結局、結果論ではないのかなと。 私はその日その日を精一杯過ごし、(良い意味で)流される人生を歩もうと思っています。

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2017/07/23

こういう本苦手なんですがタイトルに惹かれて まあびっくり! 色々へんだなあとか思いながら真面目に検診受けてたんですが まあびっくり! コレステロールも血圧も 薬止めようかなあ 考えなくっちゃ ≪ 立ち止まれ 健康診断 ちょっとヘン ≫

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2017/04/06

これを読んだ感想として、気にし過ぎるより楽観的に生きる方が健康で長生きできるよ、というところか。国家の政策として健康診断が義務化され、我々も特段疑問に思わないできているが、健康診断により長生き出来ているか調べると、殆ど変わらないか、一部の症例によってはむしろ死を早めていると思われ...

これを読んだ感想として、気にし過ぎるより楽観的に生きる方が健康で長生きできるよ、というところか。国家の政策として健康診断が義務化され、我々も特段疑問に思わないできているが、健康診断により長生き出来ているか調べると、殆ど変わらないか、一部の症例によってはむしろ死を早めていると思われるという。健康診断は受けない様にしましょうとのこと。特にガン治療はやれば死を早めると。国や医療業界をあげて金儲けだけなんだと。著者が議論を吹っかけると相手は皆逃げるのも間接的証拠だとも。私としては悪いところは早期に発見して対策を打つ態度はむしろ進めてもらいたい気持ちなんだが、ホントに健康診断ってダメなのかね?。ホントならばこの著者の諫言を業界の方々は受け容れて、真の国民の健康の為に如何なることをすべきであるか改善していって欲しいと思いました。

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2017/03/24

近藤さんはこれまでも健康診断を受けるなということを別の著書で書いているが、本書はそれを全面的に展開したもの。それは、どのがんについても、罹病率は上がっているのに、死亡率は上がるどころかむしろ下がっているからだ。それは前立腺がんだけでなく、どのがんについても言えることで、なぜ罹病率...

近藤さんはこれまでも健康診断を受けるなということを別の著書で書いているが、本書はそれを全面的に展開したもの。それは、どのがんについても、罹病率は上がっているのに、死亡率は上がるどころかむしろ下がっているからだ。それは前立腺がんだけでなく、どのがんについても言えることで、なぜ罹病率があがっているかと言えば検診でみつかるからである。みつかると再検査はもちろん生検というものを受けさせられることがある。体の細胞の一部をとって調べることである。(ぼくもそうさせられそうになったことがあるが逃げた)。しかし、これはやはり体を痛めつけることになるし、場合によっては死に至る場合もあるそうだ。近藤理論では、がんには本物のがんとにせもののがん(がんもどき)があって、本物のがんは見つかった時点ですでに転移している。にせもののがんは転移しないから、どちらも切っても切らなくても結果は同じということになる。手術がうまくいったというのは後者のケースである。そうなると、結局検査をしても、せいぜい再検査の恐怖におののき、再検査ではからだを痛めつけられるだけでよいことは一つもないというわけだ。ただし、近藤さんは検査は受けるなと言っているのでなく、調子がおかしくなったら病院にいきなさい。そうでなく、調子よく暮らしているのにわざわざ検査を受けることはないと主張しているのである。もっともである。ただ、日本では法律があって、検査は受けないと罰せられる(どんな?)ことになっている。職場によってはそんなことをしなくていいというところもあるそうだがまれで、たいていは受けないといけないし、昇級にかかわるというところもある。現にぼくの知り合いで、市からの通知を受け検査で前立腺がんがみつかり手術した人もいるし(ぼくは反対したけど)、職場の検査で肺がんがみつかり手術した人もいる。肺がんがみつかった人はまったく自覚症状がなかったのに片肺をとってしまって、日常生活にも不便をきたすようになった。もう一人などは亡くなる数ヶ月前までわからず、見つかったときは余命数ヶ月だったが、見つからまで山にも登っていた。世には早期発見早期治療の風潮が蔓延しているが、はたしてそれは人間を幸せにしているのだろうか。本書では最後にどうやって検診から逃れるかの具体的な方法まで紹介している。ぼくもレントゲンは被爆がいやという理由でことわっている。

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2017/03/06

ショックです。 自分はこの本の通りです。会社の検診で再検査になり胃がんが判明。全摘出し、一年間の抗がん剤。これは震災と同じ2011年の話。今はもう?寛解しました・・・・・・。今でも食事ごのつまりに苦しんでいます。もどしてます。食べることに憶病になっています。自己責任ですが・・・・...

ショックです。 自分はこの本の通りです。会社の検診で再検査になり胃がんが判明。全摘出し、一年間の抗がん剤。これは震災と同じ2011年の話。今はもう?寛解しました・・・・・・。今でも食事ごのつまりに苦しんでいます。もどしてます。食べることに憶病になっています。自己責任ですが・・・・・。 手術を受けていなかったら今はどうなっていたのか?改めて考え込んじゃってます(考えてもしょうがないのだけど)

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