1,800円以上の注文で送料無料

京なさけ の商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/12/19

「茸づくしと菊花巻き」 連れてきた若者。 何かが足りないと分かっていたとしても、それが一体何なのかと問われれば答えられないのはもどかしいだろう。 「あん巻きと八幡巻き」 上から出る皿に。 腹一杯食べたいと思っている時に、ただ品がいいだけの少量しかないものが出てきたら客は不満に思...

「茸づくしと菊花巻き」 連れてきた若者。 何かが足りないと分かっていたとしても、それが一体何なのかと問われれば答えられないのはもどかしいだろう。 「あん巻きと八幡巻き」 上から出る皿に。 腹一杯食べたいと思っている時に、ただ品がいいだけの少量しかないものが出てきたら客は不満に思うだろうな。 「豆腐飯と蛸飯」 行くと決めたが。 伝統的な味を護っているのならば分かるが、そうでもないのに見た目だけを重視したものだと美味くないだろう。 「麦とろ飯と狸汁」 胃の腑は分かる。 目で楽しむだけに作られているうえ、それで満足してもらえるならいいが他に食べに行くとなるとダメなのだろ。 「扇かやくと焼き飯」 何も届かないが。 誰のために作っているものなのか考えれば、経営が傾いてきている時点で間違っていると気がつくべきだろうに。 「菊菜浸しと翡翠揚げ」 最後の忠告だが。 ここまで凝り固まった思考を持っていたら、何を言っても届くことはなく余計に拗らせていってしまうのかもな。 「煮ぼうとうと味噌煮込みうどん」 出て行った先で。 今まで余計なことに縛られていた分、自分たちの自由に見世の間取りまで決めて出来るのは気楽で楽しいだろう。 「若狭焼きと味噌漬け焼き」 初日から忙しい。 これで閑古鳥が鳴いていたら大問題だったが、十分に繁盛していても上から皿が出ることがなければ大丈夫だろ。 「べったら漬けと沢庵漬け」 土産を手に帰る。 根性の別れとなる可能性が高いからこそ、歩き始めてから振り返って弟子の姿を最後にもう一度見たのだろうな。 「黄金扇と鮟鱇鍋」 繋がっている縁。 最後のプライドで助けを乞わなかったのかもしれないが、助言を一つも聞き入れなかったからこその終わりだろ。 「雑煮と田楽飯」 義理の親と共に。 ここでの経験が生きているからこそ、二代目として抜擢されて見世を移っても変わりない味を提供できるのだろ。

Posted byブクログ

2021/07/10

第十九弾 師匠の義父が世話になった京の老舗料理屋の跡取り息子の依頼、心を込めた料理を諭しに京へ 結局は新しい店を立ち上げることに

Posted byブクログ

2017/05/25

時吉の師匠の長吉が若い頃に料理修業していた老舗京料理屋から若旦那が訪れる。その訳は女将と板長が客の事を考えず、形ばかりの心がこもっていない料理を出すので、料簡違いを嗜めて欲しい!と(゜゜;)そこで時吉が若旦那とともに京へ… 時吉の事だから、上手くやるんだろう(^^)と楽観していた...

時吉の師匠の長吉が若い頃に料理修業していた老舗京料理屋から若旦那が訪れる。その訳は女将と板長が客の事を考えず、形ばかりの心がこもっていない料理を出すので、料簡違いを嗜めて欲しい!と(゜゜;)そこで時吉が若旦那とともに京へ… 時吉の事だから、上手くやるんだろう(^^)と楽観していたら、この女将と板長がとんでもない人達(--;)時吉でもどうにもならない時があるんだね~( ̄~ ̄;)まぁ最後は良い雰囲気で終わったけれど、女将と板長が心を入れ替えたのかどうか知りたい(-.-)

Posted byブクログ

2017/03/31

倉阪鬼一郎さんの人情小料理屋(旅籠)「のどか屋シリーズ」№19「京なさけ」2017.3発行です。京都の老舗料理屋の若旦那の依頼で料簡違い(皿が上から出る、客を見下す、見てくれだけ、自慢ばかり)の大おかみと板長を諫めるため京に出かけた時吉。結局は「料理は心」ということが通じず、若旦...

倉阪鬼一郎さんの人情小料理屋(旅籠)「のどか屋シリーズ」№19「京なさけ」2017.3発行です。京都の老舗料理屋の若旦那の依頼で料簡違い(皿が上から出る、客を見下す、見てくれだけ、自慢ばかり)の大おかみと板長を諫めるため京に出かけた時吉。結局は「料理は心」ということが通じず、若旦那、若おかみは店を出て、時吉の教えを受けながら新しい店を始めることに。京都にも小料理 のどか屋が誕生しましたw。マンネリ気味でしたが、今回はメリハリが効いてました!

Posted byブクログ