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裏世界ピクニック の商品レビュー

3.9

41件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

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2023/01/25

いや。 ラノベなんだが。 力のある人がラノベ書くと、面白い。 怪談と、SFのコラボ。 続きかあ。 面白い。

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2023/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

裏世界=恐怖関数という設定と、人間の持つ恐怖への特性を通じてアクセスしてくる何かのネットロアを通じた表現が良かった

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2022/11/05

宮澤伊織「裏世界ピクニック」読了。地味だけど実は真の強い空魚と綺麗な見た目とは裏腹にナイーブなところがある鳥子のコンビが異世界でオカルトな怪物を倒していく様は痛快だった。異世界ものは初めてだったけど、巧みなストーリーが展開され読んでいてあっという間に引き込まれた。

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2022/04/05

空魚(主人公)が迷い込んだ謎な世界。 奇怪なモノと出くわし、死にかけるも、金髪の美少女、鳥子に出会う。 二人で何度も裏世界に赴いては、命からがら現実の世界へ。 都市伝説やネット怪談を元に、 この裏世界では怪異が現れる。 聞き齧ったことのある話と怪異がリンクすると、急に怖さが増す...

空魚(主人公)が迷い込んだ謎な世界。 奇怪なモノと出くわし、死にかけるも、金髪の美少女、鳥子に出会う。 二人で何度も裏世界に赴いては、命からがら現実の世界へ。 都市伝説やネット怪談を元に、 この裏世界では怪異が現れる。 聞き齧ったことのある話と怪異がリンクすると、急に怖さが増す。 知らなくても怖いけれど。 裏世界は穏やかな世界ではなく、 むしろ精神干渉や幻覚などを誘引し、トラップもごろごろ。 こんな世界、一度行ったらもう懲り懲りだと思うけど、主人公たちは行くんだなー、これが…。 理由はそれぞれどうあれど。 続きは気になるが、怖いもの見たさに近い。

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2022/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分だけが知っている秘密の世界「裏世界」、神越空魚はそこで死にかけていた所を仁科鳥子に助けてもらった。自分だけの秘密の世界が秘密じゃないことに残念がりながら裏世界で行方不明のなった鳥子の友だちを探す手伝いをすることに。 都市伝説が実在する裏世界、そこは不思議と不気味と奇妙がごちゃ混ぜになっている上につねに死と隣合わせ。読み手もハラハラとドキドキがごちゃ混ぜ状態になるが、空魚の一人称で書かれていて感情移入しやすく読みやすかった。そして、1話の中で都市伝説が2、3個は出てくる。くねくね、異界エレベーター、きさらぎ駅、猿夢、時空のおっさん、チャイムの訪問者を私は知っていた。1巻だけあって都市伝説の代表的なものが多くこういう話が好きな人は楽しめると思う。ただ、読み物として面白いが私は小桜と同じで興味があり、知りたいくせにセロトニントランスポーター遺伝子が短い。2巻を買うべきかどうか悩み所だ。

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2022/01/23

おー!面白かった! アニメは観ていたけれど、アニメよりも小説の方が私は好みかな しかも凄くスラスラ読めてあっという間に読了してしまった ネット上の怪談 私はそれらに全く詳しくはないけれど…いや、ないからこそ へー!そんな怪談なんてあるのか!とより楽しめたのかもしれない ステーショ...

おー!面白かった! アニメは観ていたけれど、アニメよりも小説の方が私は好みかな しかも凄くスラスラ読めてあっという間に読了してしまった ネット上の怪談 私はそれらに全く詳しくはないけれど…いや、ないからこそ へー!そんな怪談なんてあるのか!とより楽しめたのかもしれない ステーション・フェブラリーのお話が今巻の中では1番好き きさらぎ駅……本当にあるのだろうか……怖い! ピクニック…というにはだいぶ殺伐としているけれど、彼らの冒険を読み進めるのはとても楽しい 空魚ちゃんの鳥子ちゃんへのヤキモチとか独占欲が可愛らしい なんてったって…似たような感情を何度も経験しているからね…笑

Posted byブクログ

2021/12/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ネットロアをテーマに据えた、2021年にアニメ化もしている怪異探検物語である。  ネット上で流布される都市伝説をネットロアと言うようだが、この小説が採用しているのはど真ん中でそれだ。  章立てを見れば、わかる人には明らかだろう。 ファイル1 くねくねハンティング ファイル2 八尺様サバイバル ファイル3 ステーション・フェブラリー ファイル4 時間、空間、おっさん  くねくね、八尺様、きさらぎ駅、時空のおっさん。  まさに王道のネットロア。オカルト系に詳しくない自分にも耳馴染みがある題材ばかりである。  これらの題材に、SF的なニュアンスを絡ませて、謎の裏世界を探索するのが本筋の物語である。  ピクニックと言うには、いささか物騒な内容ではあるけれども。  うっかり関わってしまった神越空魚と、裏世界で失踪した友人を探す仁科鳥子が主人公である。  彼女らのガールミーツガールが物語の軸となり、末に二人で幾度も裏世界に足を踏み入れ、怪異を体験していくこととなる。  それも、裏世界で女子大生がバンバン拳銃や機関銃を撃つという非常にフェティッシュな要素も含んでいる。  この辺は女子高生×機関銃のような黄金比的ギャップだろうが、作者の趣味もあるのかもしれない。  物語は王道の怪異物。  一筋縄ではいかず、時には人間同士ですら対立を余儀なくされる、そんな厄介な世界の物語である。  その中で面白いのが、女性作者らしいキャラ造形のドライさだろう。  良い意味で主人公格の3人(研究者の小桜も含めて3人)は非常に自分勝手で、実に人間的だ。  特に鳥子のキャラ造形は、ファイル4で語られた生い立ちも含めてなかなか凝っている。  ライトテイストなSFとして描かれた物語は、楽しく読ませていただけた。  程よい気持ち悪さ、程よい恐怖と、濃厚な人間模様が描かれた良質なホラー小説である。  私的には星五つで評価したい一冊である。次巻以降の読書も楽しみだ。

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2021/11/18

作者は「神々の歩法」という作品で創元SF短編賞を受賞していますが、今回はだいぶ趣向の変わった作品になってます。登場する怪異はネットロアや都市伝説をもとにしたとのことですが、ほとんど初めて聞いたものばかりでした。続きに期待してます。

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2021/06/07

怪談によくある湿り気と執拗さがあんまりない上に物理が効いてしまうので期待してたのとは少し違ったけど、ネット上のいろんな怪異が盛りだくさんで設定にプラスアルファがあるので面白く読めた きさらぎ駅に迷い込んで帰れなくなった自衛隊が陣地を構えて怪異と戦ってるとか、そんな設定にするのか〜...

怪談によくある湿り気と執拗さがあんまりない上に物理が効いてしまうので期待してたのとは少し違ったけど、ネット上のいろんな怪異が盛りだくさんで設定にプラスアルファがあるので面白く読めた きさらぎ駅に迷い込んで帰れなくなった自衛隊が陣地を構えて怪異と戦ってるとか、そんな設定にするのか〜ってなった 銃で探検しながら敵を倒していく冒険物語なのかもしれない 主人公の女の子二人がいちゃいちゃしていてかわいい

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2021/04/06

友人に勧められて読んでみた。 百合と聞いていたけれど、一巻は友情ベースの百合寄りという感じだった。 世界観の設定が秀逸であり、読めば読むほどどんどん引き込まれて1日で読み終わった。やはりSFだけに裏世界の設定を理解するには時間がかかりそう、というよりまだ小説内でも一巻では裏世界が...

友人に勧められて読んでみた。 百合と聞いていたけれど、一巻は友情ベースの百合寄りという感じだった。 世界観の設定が秀逸であり、読めば読むほどどんどん引き込まれて1日で読み終わった。やはりSFだけに裏世界の設定を理解するには時間がかかりそう、というよりまだ小説内でも一巻では裏世界が何かは解明されていないのか。 脳の認知機能がどうの…と言っていたけれど、人間の恐怖と関係がある世界だという説明に足るおどろおどろしさがあり、夜道を歩くのが少し怖くなった。 2巻以降も楽しみ。

Posted byブクログ