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桜のような僕の恋人 の商品レビュー

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503件のお客様レビュー

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    176

  2. 4つ

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  3. 3つ

    94

  4. 2つ

    35

  5. 1つ

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2024/06/24

20分くらいで流し読み。セカチューもキミスイもそうだけと…なんというかこの手の小説、定期的にはやるね。。。女の子が健気だったけど他はすれ違いや救いがない展開が多くて読んでて辛くなってしまった

Posted byブクログ

2024/06/23

恋人が病気になって…っていうありがちなストーリーだなとは思ったけど、登場人物のキャラとか心情とか関係性の描写がうまくてまんまと感情移入してしまった。後半はずっと泣きっぱなしで読んだ。

Posted byブクログ

2024/06/20
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ちょっとキャラ感強くて、そんなに好きなテイストではないんだけど、ストーリーとしては感動だし、老いていくリアルな感じはよかった。 美咲が義姉を拒否するところ、晴人が老いた美咲がわからないところ、兄が治療費として騙されてしまうところ。 リアルで、どうしようもないところも描かれていたのがよかった。

Posted byブクログ

2024/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

彼女がきっかけとなって再始動したカメラマンとしても道も彼女を亡くしたことで道をなくし途方に暮れてしまう。しかし遺書を通じて彼女のためにもう一度新たなカメラマンとしての道を再再始動したと言うストーリーに胸を打たれた

Posted byブクログ

2024/06/11
  • ネタバレ

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物語の終盤年老いた姿の美咲に、ずっと逢いたいと願い続けていた彼女だと晴人が気付けなかった事が、自分の撮った写真のテーマ「変わらないもの」との皮肉めいた運命を感じさせて、個人的には凄く良いと思った。 それでも美咲は、ずっと逢いたくて見たかった大切な人の最高の笑顔を、最後に見ることが出来たから、「変わらないもの」は彼女の中に、確かに残り続けたと思う。

Posted byブクログ

2024/05/30

主人公カップルを支える周囲の人たちの激しい感情に心が動きました。 たまに文体にユーモアを混じってたので全てが重たいわけでもなかったです。 読後はなんだか心がキレイになった気がする。。。

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2024/05/25

美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認められようともう一度カメラマンの夢を目指す。やがて2人は恋人同士になる。「僕と結婚してくれませんか?」とプロポーズ。「(潤んだ瞳で「ありがとう……」)しばらく考えさせて……」美咲は人の何十倍もの早さで老いてしまう難病を発症していた。あの日、本当...

美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認められようともう一度カメラマンの夢を目指す。やがて2人は恋人同士になる。「僕と結婚してくれませんか?」とプロポーズ。「(潤んだ瞳で「ありがとう……」)しばらく考えさせて……」美咲は人の何十倍もの早さで老いてしまう難病を発症していた。あの日、本当のことを話そうと思った。でもいえなくなってしまった。失望されたくない。醜いって思われたくない。老婆になっていく姿は、絶対に、絶対に見られたくない。晴人くんにだけは……。気づかれないように。別れを切り出す。「……さよなら、晴人君」 美咲の兄貴司は病気の進行を食い止める方法を探し続けていた。そんな中、民間治療で電磁波治療というものを見つける。1回5万ほどかかる治療を、毎週必ず受けさせた。1ヶ月たったある時、200万ほどかけてきた治療院の先生が詐欺で捕まった。結局、老化を防ぐことは出来なかった。一方で晴人は、美咲のことを忘れようにも忘れられずにいた。美咲の「相応しい男になる」という目標で続けてきたカメラマン。どんな写真を撮りたいのだろう。目標を失った今、晴人の写真は、上司の澤井によって「ただの紙切れだね」と返されてしまう。 貴司の彼女、そして美咲が姉のように慕う綾乃。生きる気力を失いかけている美咲をどうにか助けたいと思うが……「わたしね、病気になってから綺麗なままでいられる綾乃さんのことずっと羨ましいと思ってた。いつか……綾乃さんのこと本当に嫌いになっちゃうと思う……もう来ないでほしいの……」季節が変わり、冬に。晴人に美咲の病気のことを伝える貴司。「頼む晴人君、美咲を救ってやってくれ。もう君しかいないんだ」……会わせてください。 晴人は美咲の部屋の前で、美咲に声をかける。「美咲がどんな姿になっても 好きだよ……君が大好きだよ……」僕は美咲を幸せにしてあげたい。この僕の写真で。ー「お前を参加させてもいいって思わせるくらいの写真をもってこい。」ー美咲はタクシーに乗り、1人でギャラリーを目指す。兄に、そして綾乃に貰った、桜色のニット帽を被って……。朝倉晴人の名を見つける。タイトルは『変わらないもの』……。 公園の入口に晴人が立っている。その時、美咲のニット帽を風が飛ばす。彼が近づいてくる。彼が笑いかける。「どうぞ」……気づいてない。美咲は涙を堪えて口を閉ざした。笑おう……。数日後、美咲は亡くなる。美咲の部屋にやってきた晴人は、それを見て絶望する……桜色のニット帽……。 「晴人君へ。ーーーーーーー。追記。今回は結局会えなかったね。体調があんまり良くなかったから、写真を見てすぐに帰ることにしたんだ。晴人君 ありがとう。有明美咲」……美咲は黙っていようと思ったんだ。「僕はこれからも美咲のために写真を撮ります。」桜のような僕の恋人。 会って気づかなかったことを黙っていようとした美咲も、もう一度会おうという約束を叶えられなかった綾乃も、気づけなかった晴人も、美咲のヒーローでいようとした貴司も、誰1人悪くなくて全員が誰かのために心を痛めてるのが切なかった。だからこそ全員の言葉が刺さった。美咲は、ほんとに桜のようだ。

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2024/05/21

恋愛小説はあまり読まないんですけど、 これは非常に良かったです。今、自分の一分一秒がどれだけ大切かが分かりました。泣ける小説です。

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2024/05/20

やっと会えたのに気づいてもらえないの切ない。 晴人のせいじゃないし誰のせいでもないから余計に切ない。

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2024/05/11

春といったら桜、そんなことを思ってこの本を購入して春に読もうとしたのにもう夏になろうとしてる。 the恋愛小説を久しぶりに読んでやっぱり恋って人を変えるなぁと染み染みしながら読んだ。 夢とか勇気は生きていくのには必要ではないけどあるに越したことはないし、それがあるだけで人生が変...

春といったら桜、そんなことを思ってこの本を購入して春に読もうとしたのにもう夏になろうとしてる。 the恋愛小説を久しぶりに読んでやっぱり恋って人を変えるなぁと染み染みしながら読んだ。 夢とか勇気は生きていくのには必要ではないけどあるに越したことはないし、それがあるだけで人生が変わる。好きな人のためには何だって頑張れるし、頑張りたいと思えるのが、人間だなと思った。 美咲の病気が進行して晴人とすれ違っていく思いや、お兄ちゃんの妹を思う気持ちには何度も泣いた。 思いはどれだけ時間が経っても「変わらないもの」で、たとえ老いて顔や体が変わっても言葉やそれこそ写真を通して伝わるものなんだなっと感じた。 とても感動する恋愛物語に出会えてよかった!

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