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ようこそ授賞式の夕べに の商品レビュー

3.8

29件のお客様レビュー

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2017/07/04

2つのシリーズの人物が一同に会してのミステリー。本屋大賞がどうやって生まれて運営されているか、どういう課題を抱えているか、リアルにわかる読み物でした。 アンチ本屋大賞の意見はもっともなんだけど(私も同じように感じている)、それでも必要なお祭りなんだよなあ、と。 亡くなった店主の書...

2つのシリーズの人物が一同に会してのミステリー。本屋大賞がどうやって生まれて運営されているか、どういう課題を抱えているか、リアルにわかる読み物でした。 アンチ本屋大賞の意見はもっともなんだけど(私も同じように感じている)、それでも必要なお祭りなんだよなあ、と。 亡くなった店主の書き残したメッセージの意味、最高です。 私は成風堂コンビより出版社営業井辻くんシリーズが好きなので、ちょっと井辻&真柴不足・・・。

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2017/06/25

本屋大賞のお話。本屋大賞というイベントに対してさまざまな立場の人の気持ちが詳しく丁寧な言葉で力強く表現されてます。本屋大賞に対しての見方が変わるかも。そんな作品です。

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2017/04/29

ずっと読み続けている大崎さんのシリーズ。 大好きな2つのシリーズが合体した! 私たちも毎年楽しみにしている本屋大賞が そのやむにやまれず生まれた経緯も その知名度ゆえにはからずも抱えてしまう 闇や着てしまう汚名も含めて 真の姿で 描かれていることは疑いようもない。 多くの...

ずっと読み続けている大崎さんのシリーズ。 大好きな2つのシリーズが合体した! 私たちも毎年楽しみにしている本屋大賞が そのやむにやまれず生まれた経緯も その知名度ゆえにはからずも抱えてしまう 闇や着てしまう汚名も含めて 真の姿で 描かれていることは疑いようもない。 多くの言葉で感想を述べるのはやめて 私の現在の真情を話そうと思う。 私の学生時代は、名が知れて給料のよい 流行りの大企業に入社することが「就職」 であり、「人生」だった。 その仕事のありようや、それに関わる人 たちの熱情など知る機会もなかった。 出版社に編集で入り、広告部でも働いた 私は、明らかに本の作り手の側の人間で あったのに…何も知らずにそこにいた。 今の私があの頃の私なら 情熱を持って 書店員になろうと思う。大好きな本を 人に勧めたい。本のある世界を守りたい。

Posted byブクログ

2017/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

成風堂コンビと出版社営業井辻君のコラボ。書店大賞受賞式当日、不穏な空気に振り回される書店員と出版営業。書店大賞は本屋大賞ですよね。本書にも書かれていますが、確かに大きくなりすぎて批判も色々あるんだろうなぁ。私も書籍購入のときに参考にしますね。書店=本屋大賞だから、実際こんな感じで運営されているんですかね。頭が下がります。今回成風堂コンビと井辻君たちが正式に出会ったので、これからはお互いの作品にもっと登場するのかな。それもまた楽しみです。

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2017/03/29

書店員探偵と営業探偵の夢のコラボ企画。 全員集合的なお祭り作品になってるけど、 出版とか本屋に憧れが募りますよ。

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2017/03/21

このシリーズはわりと好きだけど、今回はちょっと低調な気がした。本屋大賞を個人的には試みとしては評価もするし、書店員の熱意も充分にわかるけれども、自分はその人たちのお勧めに反応できないというか、以前大賞作品を読んでかなりがっかりしたので、人に勧めることの難しさをしみじみ痛感した。だ...

このシリーズはわりと好きだけど、今回はちょっと低調な気がした。本屋大賞を個人的には試みとしては評価もするし、書店員の熱意も充分にわかるけれども、自分はその人たちのお勧めに反応できないというか、以前大賞作品を読んでかなりがっかりしたので、人に勧めることの難しさをしみじみ痛感した。だから共感できなかったのかな。

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2017/03/14

単行本で既読だけど、サイン本を見付けたので迷わず入手&再読♪ 本屋大賞(作中では書店大賞だけど。)に絡んだ不穏な動き。 謎に挑むのはお馴染み成風堂書店の名探偵! 出版社営業マンのひつじくんこと井辻君もがんばる!(笑) 守る会の面々もナイス♪ 本屋大賞には、色々な思いを持つ人がいる...

単行本で既読だけど、サイン本を見付けたので迷わず入手&再読♪ 本屋大賞(作中では書店大賞だけど。)に絡んだ不穏な動き。 謎に挑むのはお馴染み成風堂書店の名探偵! 出版社営業マンのひつじくんこと井辻君もがんばる!(笑) 守る会の面々もナイス♪ 本屋大賞には、色々な思いを持つ人がいるのは残念だけど仕方がないのだと思う。 一時期、「本屋が売りたい本」=「分厚くて(上下巻で)高い本」なんじゃない、なんて声を聞いたこともあるし。実際、文庫は書下ろしでもノミネートもされてないみたいだしねぇ。ま、賞の成り立ちからいったらそういうものかな、と。 でも、こういうお祭り的な賞はいいものだと思う。楽しいし、知らなかった本に出会えたら嬉しいもの。 金沢の書店で残されたメッセージの意味は、おおおっとなる。こういう謎解きって大好き。

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2017/03/10

今回は2方向から推理するものあるわ 色々な人間関係あるわ、濃かったなぁ 色々な事にタブレットやPCを活用してても 読書は、紙で読みたい派、更に言うと 完全文庫本派なので 出版業界、書店ものはワクワクする 今回も期待裏切らず楽しかった

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2017/02/25

今回は本屋大賞(作中では書店大賞)がテーマ。個人的には本にまつわる賞にはほぼ興味がない。過去の大賞受賞作で読んでいるのは「天地明察」だけだし、ノミネート作のなかでも本の数点。だけど今回のこの本で、本屋大賞に関わる方々の想いを知った気がします。 これからも自分が読む本にこういった賞...

今回は本屋大賞(作中では書店大賞)がテーマ。個人的には本にまつわる賞にはほぼ興味がない。過去の大賞受賞作で読んでいるのは「天地明察」だけだし、ノミネート作のなかでも本の数点。だけど今回のこの本で、本屋大賞に関わる方々の想いを知った気がします。 これからも自分が読む本にこういった賞は関係しないと思いますが、出版業界の維持、発展のためには必要なんだと思いました。

Posted byブクログ