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いのちの車窓から の商品レビュー

4.1

220件のお客様レビュー

  1. 5つ

    71

  2. 4つ

    64

  3. 3つ

    53

  4. 2つ

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2017/05/17

2015年、いつ頃からだろう?気がつけば、有線で「SUN」がしつこいくらい流れていた。その年の大晦日。紅白で初めて、歌っている映像を観た。そして、年が明け、さらに「SUN」は流れ続ける。でも、聴いても聴いても、良さが分からない。 2016年秋。新垣結衣のドラマの相手役が星野源と言...

2015年、いつ頃からだろう?気がつけば、有線で「SUN」がしつこいくらい流れていた。その年の大晦日。紅白で初めて、歌っている映像を観た。そして、年が明け、さらに「SUN」は流れ続ける。でも、聴いても聴いても、良さが分からない。 2016年秋。新垣結衣のドラマの相手役が星野源と言うニュースを目にする。だが、星野源が誰だか分からない。でも、何となくドラマを見始め、「津崎平匡」に夢中になっていく。でも、あくまでも平匡さんが好きなのであって、星野源が好きになった訳ではないと思っていた。 2016年も12月に入り、歌番組で「恋」を歌う姿を見かけるようになり、改めて歌詞の素晴らしさを知る。何て、率直な歌詞なんだろうと、星野源を見直す。 でも、ドラマが終わり、やはり、そんなに星野源自体にはまってないことに気付く。 だけど、病気を乗り越えて、頑張っている彼のエッセイは読んでみたかった。 そこには、思ってた以上に誠実な人柄を感じた。 自分も働けない時期を乗り越えて、仕事が出来る有り難みをしみじみ感じているので、彼の文章にはとても共感が持てる。 その中で、一番共感したのが、新垣結衣のことを、「俳優」と記したこと。普通は女優さんと言う表現をしがちだが、彼は「俳優」と表現している。そこに、共演者に対してのリスペクトを凄く感じた。 文筆家、星野源には程遠いけど、エッセイ風に感想を書いてみた。 後から読み直したら、恥ずかしいかもしれない。 これで星野源のファンになったかと言うと、やっぱりそうでもない。でも、誠実に仕事に取り組む姿は素直に応援していきたいと思う。

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2017/05/16

読み物の感想を書くときにあまり使いたくない言葉なんだけど、心の底から「ほっこり」した。明日誰かに、もっと素直に話しかけてみようと思った。

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2017/05/16

新太に洋に羊にガッキー。 好きな人が好きな人を語るのを聴けるのは心地いい。 紅白の話やタクシーの話も良かったし 前のエッセイやTVでも耳にした人見知りについての考察もごもっとも。 一番笑えたのは「怒り」 職場の昼休みに読んでて吹き出しそうになった。 【図書館・初読・5/16読了...

新太に洋に羊にガッキー。 好きな人が好きな人を語るのを聴けるのは心地いい。 紅白の話やタクシーの話も良かったし 前のエッセイやTVでも耳にした人見知りについての考察もごもっとも。 一番笑えたのは「怒り」 職場の昼休みに読んでて吹き出しそうになった。 【図書館・初読・5/16読了】

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2017/12/31

会社のひとがどこかで聞いた話として言っていたのだが、あんまりにもデキた人は、実は人間数回目なんだと。まだまだだなぁという人は、この人生が人間1回目なんだ、と思えばいいんだ、という面白い話があった。 星野源のエッセイを読むとこの話を思い出す。 とても俗っぽかったり、普通に感情やナ...

会社のひとがどこかで聞いた話として言っていたのだが、あんまりにもデキた人は、実は人間数回目なんだと。まだまだだなぁという人は、この人生が人間1回目なんだ、と思えばいいんだ、という面白い話があった。 星野源のエッセイを読むとこの話を思い出す。 とても俗っぽかったり、普通に感情やナルシシズムがあったりするんだけど、でも根底が暖かくて穏やか。病気も含め、ほんとうに色々色々あったのだとおもうのだけど、曲やエッセイ、演技に静かにその感情をぶつけている。そして、人が好きなのだなぁと思う。 ※星野源の「人見知り」に関する考察はこのエッセイにもあったけど、ほんとにそうだなぁと実感します。 エッセイも刊を重ねたためか、あるいは病気後で心もちがまた変わったからかわからないけど、余計なものが削ぎ落とされて文体も洗練されてきている気がする。ちょっと寂しくもあるけど、その変化すら車窓から眺める景色のように自然なものなのかなと感じます。 星野源は、きっと人間数回目のターンだと思うのよね。 今回もそう思えるエッセイでした。 === 20171231 断捨離前にメモ追加。 「そもそもどんな人間も一人であり、だからこそ人は手を取り、コミュニケーションを交わすのだ」 「いつだって、世界を彩るのは、個人の趣味と、好きという気持ちだ」

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2017/05/08

星野源の最新エッセイ。自分の内外に起こる出来事を、包み隠さずクスッと笑えるように書いている。車窓からの景色が同じ目線で見えそうな気がして、2がでたら迷わず買うと思う。 【いちぶん】 僕は人を褒めるのが好きだ。人の素敵なところを見つけると、嘘は一つもなしで、あなたはここがすごいと...

星野源の最新エッセイ。自分の内外に起こる出来事を、包み隠さずクスッと笑えるように書いている。車窓からの景色が同じ目線で見えそうな気がして、2がでたら迷わず買うと思う。 【いちぶん】 僕は人を褒めるのが好きだ。人の素敵なところを見つけると、嘘は一つもなしで、あなたはここがすごいと伝えたくなってしまう。しかし彼女は褒められるのが苦手だと語る。

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2017/05/07
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テレビのトーク番組バラエティ番組等で話している内容とかぶるものが多々あった。それくらい星野源の人となりと「すきなもの」が詰まった一冊だということなんじゃないかと。

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2017/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ニーアンシティの紀伊国屋でブラブラしていたときに目に付き、 この前読んだ『働く男』がそんなに刺さらなかったので、どんなもんかね、とあまり期待せずにパラパラ捲っていたのですが、なかなか良さそうだったので、購入。 いやー、良かった。これは良かった。 以下、印象的だったところ ・かくいう己も、そんな怒りトークのあとには大抵「ハマくん聞いてよ実は俺も」とマイ怒りエピソードを2倍の分量でお返しできてしまうほどに、仕事上の理不尽なトラブルには悩まされている。(p.21) ・昨日は丸1日『LIFE!~人生に捧げるコント~』の収録だった。朝9時半から少々体を張るコントに出演した。肩から地面に突っ込むような動きをした。昼飯を食べながら、肩のあたりの筋肉が千切れているのがよく分かった。22時過ぎに終了し、そこからジムでさらに体を鍛えた。行きつけの蕎麦屋で遅い夕食を食べ、深夜に帰宅し、そこから映画を一本鑑賞した。それから寝た。(p.65) ・しかし、書いていても、ちっとも楽しくない。自分のセンスのなさと向き合い続けなければならないからだ。納得がいかなくても締め切りには提出しなければならない。(p.74) ・寝たふりをするのが好きだった。親同士が自分の子守から少し解放され、話し出す会話をこっそり聞くのが好きだった。(p.80) ・それまで、相手に好かれたい、嫌われたくないという想いが強すぎて、コミュニケーションを取ることを放棄していた。コミュニケーションに失敗し、そこで人間関係を学び、成長する努力を怠っていた。(p.99) ・「しんどい時が終わった自分をしっかり想像する」という行為は、物事は必ず終わるのだという単純なことに心から気づくための準備運動みたいなものだ。(p.133) ・自分はひとりではない。しかしずっとひとりだ。いつの間にかひとりであるということが大前提になっていて、特に意識もしなくなった。(p.191) ・こと文章においては「これを伝えることによって、こう思われたい」という自己承認欲求に基づいたエゴやナルシシズムの過剰提供が生まれやすく、音楽もそうですが、表現や伝えたいという想いには不純物が付きまといます。(p.198)

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2017/05/06

星野源は、きっと、自分に正直な人と言うよりも、自分に正直でありたいと思っている人なんだろうな。帯に「誠意あふれる」って書いてあるけど、本当にそのとおりな文章だと思った。「人間」「恋」「夜明け」が特にいい。

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2017/05/04

気づけば源さんのファンになっていた。塩顔万歳。 彼の文体は、とても素直に自分の中に入ってくる。 多分正直なんだろう。ネガティブな感情も想いも、 全部そのまま綴ってある。だから共感するし、 だから星野源は愛されるんだなと思う。

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2017/04/29

怒りを吐き出す行為と言うのはそれをぶつける相手の気持ちを大きく揺り動かすほどに負のエネルギーが強い、 しかし黙って自分の中だけに留めておくと次第に自分の心は不安定になり、体の具合も悪くなっていく。 だからなるべく楽しく面白く吐き出すことが必要である。 松尾スズキ大人失格 宮沢章...

怒りを吐き出す行為と言うのはそれをぶつける相手の気持ちを大きく揺り動かすほどに負のエネルギーが強い、 しかし黙って自分の中だけに留めておくと次第に自分の心は不安定になり、体の具合も悪くなっていく。 だからなるべく楽しく面白く吐き出すことが必要である。 松尾スズキ大人失格 宮沢章夫牛への道 坦々麺もっこり 好きな人には好きだと伝えるようにしたうざっがられても嫌われてもその人のことが好きならそう思うことをやめないようにした。 こういった深夜の活動は何を見ても何を摂取しても自分の体に染み込んでいくような気がする栄養となり次の自分に生かせる感覚がある。 眠くなり頭がぼーっとししかし飲み会は続きうとうとしていると布団眠気の峠を越える瞬間がやってきてそれまでのウトウトは何だったんだと思うほどに元気が出てくる楽しい会話が生まれそしてそこからその後の自分の一生を左右するような会話が生まれたりする

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