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楽しく学べる「知財」入門 の商品レビュー

4.3

26件のお客様レビュー

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2018/06/13

知的財産権についてなにもわからなかった僕が、日常の出来事において「これは著作権と肖像権が絡むな」などと知財の方面から物事を考えれるようになった。少しだけ。それが面白い。もうすこし勉強してみようと思う。

Posted byブクログ

2018/04/14

「iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。」 この文言を見た事がある人は多いのではないだろうか。 そう。アイフォンのウェブサイトの最下部に小さく出ている一文である。 これが何を指しているのか知らない方もいるかもしれない。 実はアップル...

「iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。」 この文言を見た事がある人は多いのではないだろうか。 そう。アイフォンのウェブサイトの最下部に小さく出ている一文である。 これが何を指しているのか知らない方もいるかもしれない。 実はアップル社がアイフォン、アイホンという商品名を利用するために、 許諾を受けていることを示している一文である。許諾をしているのが、日本の企業であるアイホン社。インターフォンの会社である。 実は興味深い事実があって、アイホン社の決算資料を見てみると、ロイヤリティ収入1億円というような記載がある、らしい。 つまり、言い方は綺麗でないが、アイホン社には何もしなくてもお金が転がり込んでいるわけだ。 前置きが長くなったが、本書は、著作権をはじめ、商標権や特許権、意匠権など知的財産権に関して、その項目ごとに豊富な事例をまじえて解説をしている本である。 紹介されている事例を拾っていくだけでも、読み物と十分面白いのだが、知的財産権の分野で仕事をしていきたいと考えている若い世代や、仕事をこなしていく上で知識を仕入れておきたいビジネスマンにとっても、分かりやすく整理できる本だと思う。 まさに、タイトルのとおりである。 実は、お金持ちになるためには、3つの分野がある。 それは、不動産、相続、著作権と言われている。 正直いって、不動産と相続は生まれた家が元々金持ちでもない限り見込めない資産である。 しかし、実は著作権の分野は、モノを生み出す才能さえあれば、誰にでも大金を掴むチャンスがある世界だ。若者が作家やミュージシャンを目指すのはある意味で合理的といえるだろう。 そういう意味で、法律の専門家になるための第一歩にもなるし、野望を持つものにとっても、よき導きの書となる可能性が高い1冊だ。

Posted byブクログ

2018/03/02

本書は、知的財産法の入門書。各種知的財産権の基本的な解説から、それぞれの知的財産権の具体例、裁判となった事例が豊富に紹介されているだけでなく、小ネタも満載で、勉強になるとともに非常に楽しく読めました。

Posted byブクログ

2018/02/10

知的財産権に関する、良い導入書です。 とにかく実例が豊富な本です。当事者、特許庁、裁判所といった関係者がどのような判断をして、どういう結果となったかを見ていくスタイルになっています。現実の事例なので、話の背景が見えてなかなか面白かったです。ニュースでも話題になった有名な話も多数...

知的財産権に関する、良い導入書です。 とにかく実例が豊富な本です。当事者、特許庁、裁判所といった関係者がどのような判断をして、どういう結果となったかを見ていくスタイルになっています。現実の事例なので、話の背景が見えてなかなか面白かったです。ニュースでも話題になった有名な話も多数登場します。 きっちりとした法律用語を使ったり、実際の条文を示したりということは極力せず、噛み砕いた分かりやすい表現で書かれており、あまり前提知識を必要とせず読めるようになっています。堅苦しくないので、気楽に読めます。 ただ、検索性はちょっと悪いです。目次には、章単位でのページ番号しか書かれておらず、各事例のタイトルがずらずら並んでいるだけですし、索引のようなものもありません。読み通す分には何も問題ありませんが、後から目的の記述を見つけるのが面倒かも。

Posted byブクログ

2018/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白くてためになる、わかりやすい。 ●著作権は ・絵画を平面的に撮影した写真については発生しない。 ・ちょっとやそっとの文章には発生しない。少しおしゃれなフォント程度では発生しない。 ●東京ドーム肖像権?? ●怪しい輩のいちゃもんに注意。 ディズニーの著作権は2018年で今度こそ切れそうですがどうなることやら。

Posted byブクログ

2018/01/06

ちきりんが推していたため購入したものの、ずっと読めていなかった本。正月を使って読了。 いわゆる知財について、わかりやすくまとめられており、事例も数多かったことから読みやすかった。著作権とそれ以外で、そんな差があるとは全く知らなかった……。常に身近に置いといて、何か気になることがあ...

ちきりんが推していたため購入したものの、ずっと読めていなかった本。正月を使って読了。 いわゆる知財について、わかりやすくまとめられており、事例も数多かったことから読みやすかった。著作権とそれ以外で、そんな差があるとは全く知らなかった……。常に身近に置いといて、何か気になることがあれば参照したい本。お役立ち度で☆5つ。 事例に対して作者の雑感が付されていて、それにオチもうまいことついていたりしたのも好評価。

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2017/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

知財というと特許、著作権くらいしか思い浮かばなかったけれど、意匠権などもふくめた体系的な整理とそれぞれの違いがわかりやすい。

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2017/10/16

法務を担当している友人に勧められて。知財というクリエイティブな領域を権利という法律に落とし込む難しさがよくわかりました。知らなかったことだらけ!なにより、この難しそうなテーマを、軽妙な読み物にした著者の存在が独特だと思いました。「あとがき」でも触れていましたが、読みながら感じたの...

法務を担当している友人に勧められて。知財というクリエイティブな領域を権利という法律に落とし込む難しさがよくわかりました。知らなかったことだらけ!なにより、この難しそうなテーマを、軽妙な読み物にした著者の存在が独特だと思いました。「あとがき」でも触れていましたが、読みながら感じたのは画像認識するようになった人工知能の創作物の著作権。人間の創作をどう権利化し、どう保護し、どうパブリックドメイン化するか、という本書で取り扱われているテーマはこらからさらに深化していきそうです。

Posted byブクログ

2017/08/06

作者さんが実際に特許をとった黄金風呂に入りにいったり、フェイスアップクリップ(美容用品)を買ったり、とろろ芋を食べたりと意外とお茶目で楽しく読めた。

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2017/05/02

タイトルどおり知的財産について楽しく学べました。著作権、特許、実用新案権、意匠権、商標権、不正競争防止法、肖像権、パブリシティ権などの「だいたい同じように感じられて、良くわからない」権利を具体的(かつ絶妙な)事例を挙げながら解説してくれる。 ・知的財産の世界は感情と法に大きな乖離...

タイトルどおり知的財産について楽しく学べました。著作権、特許、実用新案権、意匠権、商標権、不正競争防止法、肖像権、パブリシティ権などの「だいたい同じように感じられて、良くわからない」権利を具体的(かつ絶妙な)事例を挙げながら解説してくれる。 ・知的財産の世界は感情と法に大きな乖離があるように思える(個人的には) ・商品やサービスを世に出すとき抑えとくべき権利をしっかり検討したがよい ・商標登録をうまく使うと半永久的に権益を維持できる(こともある) ・何か困ればちゃんと勉強したほうが良い ・安易に「それってオレの著作権侵害してんじゃん」などと言わない 知的財産戦略と言う言葉が個人的にとっても好きでした。

Posted byブクログ