ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室 の商品レビュー
メーカーの策略で”料理は難しいもの”という印象がメーカーによって刷り込まれていたかもしれない。 なかなか日本では鶏を丸ごと調理することは少ないが、丸鶏の比較が1番イメージしやすくてテイスティングの意味が分かりやすかった。たしかに、むね肉が異常に発達した鶏っておかしい。遺伝子組み...
メーカーの策略で”料理は難しいもの”という印象がメーカーによって刷り込まれていたかもしれない。 なかなか日本では鶏を丸ごと調理することは少ないが、丸鶏の比較が1番イメージしやすくてテイスティングの意味が分かりやすかった。たしかに、むね肉が異常に発達した鶏っておかしい。遺伝子組み換えのものなどは神経質なほど気にするのに、スーパーに並ぶ形になっていると疑問を抱かなくなってしまうのはおかしいことだと思った。著者も言うように、スーパーで買うなということではなく、人工的な鶏を食べている可能性があることを知ることだと思った。 私自身も具材が冷蔵庫にないから、失敗したくないから、という言い訳を並べてあまり料理は出来ていない。でも、失敗してもそれはどうせ何回も食事するうちの1回に過ぎないし、それはそれでよいのだとよくわかった。 料理の本だと思って避けていたふしがあったが、料理以外の観点でも面白く、学ぶことも多く、この本と出会えて良かった。 この内容はぜひドキュメンタリーとして映像でも見てみたい。
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タイトルから受ける印象とは違って、大変な良書でした。(ダメ女たち、なんて書いてあるから、味覚が壊れたアメリカ人の、ぶっ飛んだ食生活レポートかなと予想していたが、違っていた) 読んでいる間、食についていろいろと考えさせられたし、なにより自分の食生活をよりよくしたい、という欲求がむく...
タイトルから受ける印象とは違って、大変な良書でした。(ダメ女たち、なんて書いてあるから、味覚が壊れたアメリカ人の、ぶっ飛んだ食生活レポートかなと予想していたが、違っていた) 読んでいる間、食についていろいろと考えさせられたし、なにより自分の食生活をよりよくしたい、という欲求がむくむくとわいてきて、自分でも驚いた。 私は家事としての料理は全然好きじゃないが、趣味としての料理はわりと好きで、料理本や雑誌もけっこう読む。さらに、料理をテーマにした映画もドキュメンタリーも大好き。一般平均より見ている方だと思う。 だから、料理を難しいと思ったことは一度もないし、わざわざ料理教室に行く必要を感じたこともない。 でも、この本のような料理教室があったら、ぜひ参加してみたいと思った。 確かに、人生を変えるくらいの力がある料理教室かもしれないと思う。 どのレッスンもおもしろかったが、特に興味を覚えたのは味見の回。出来上がった料理を味見するのではなく、自分が使う調味料などの味を確認していく。 この本の料理教室に参加している人たちの味覚はあまり磨かれているとは言えなさそうだったが、そんな「ダメ女たち」の舌でも、正確に味の違いが分かったのには驚いた。つまり、全員が「良いもの」はおいしいと感じたということ。 オイルや塩が、製造方法や成分によって、そんなにも明らかに味って違うものなのだということに驚かされた。 私もやってみたい。 今使っているオリーブオイルがなくなったら、あるいは、今使っている粉チーズがなくなったら、「ちゃんとしたもの」を買って、味見してみよう、と心に誓った。 確かに、カンボジアで買ってきた黒コショウはちょっと高かったけど、すごくおいしいものなぁ、コーヒーも良いものは確実に味が違うし、淹れ方によっても全然違う・・・といくらでも例が挙げられる。 この本を読むと、「いいものを使う方が結局は安くつく」という聞き慣れた言葉も、心から納得できた。 以前、マーサ・スチュアートの料理番組を見ていたら、チーズを何種類か混ぜて温めて、パスタに絡めて、「ほら!簡単でこんなにおいしいでしょ!」と言って終了していた。 チーズしか入っていないソース。 見ていてオエーとなったが、この本を読むと、「料理や栄養に関する知識を誰からもまったく教わっていない」というのも、アメリカの食生活があんなこと(=肥満王国)になっている原因のように思えた。 教育って大事なんだなぁ。どんなことにも。 昨日、実家に帰省中の姉からメールが来て、「母の台所を片付けていたら、茶色くなって、カラカラに乾いた柏の葉が大量に引き出しから出てきた」とあった。 認知症の症状を見せ始めた母には、もう柏餅を昔のように作ることはできない。 枯れた柏の葉の束の写真を見て失笑したが、でも、それはつまり、わたしは毎年、母の手作りの柏餅をごく最近まで当たり前のように食べていたんだなぁ、とも思った。 私の子供のころでも、すでに柏餅を手作りするような家は少なくなっていた。今思えば奇跡みたいな幸運なのに、それを当たり前だと思ってたなんて。なんというバチあたり。 なんでも手作りするのが善、ではないと思うけれども、少なくとも、今の時代、出来立ての餅は信じられなくらいおいしい、ということを知っているのは大変な幸運だと思う。 この本に出てくる「鶏肉をどう料理していいか分からない」と言う女性たちの様子を読みながら、そんな風に、食についてのさまざまなことを考えさせられた。
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料理をした事がないまま結婚し、何をどうすれば良いのか状態でこの本を手に取った。 なんだ、こんな感じに楽に考えれば良いのか(゚∀゚)と心が軽くなりました。 今では毎日料理してます。
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料理ができない=ダメ女という日本語意訳にまず疑問。原題のままでいいのに。「調味料やインスタント食品が何からできているのか?」を考えさせる手法はアメリカらしい。しかし年収平均がアメリカの半分のこの貧困化の進む日本で、どれだけの人が三倍以上するオーガニックの野菜や卵を買えるのか…。そ...
料理ができない=ダメ女という日本語意訳にまず疑問。原題のままでいいのに。「調味料やインスタント食品が何からできているのか?」を考えさせる手法はアメリカらしい。しかし年収平均がアメリカの半分のこの貧困化の進む日本で、どれだけの人が三倍以上するオーガニックの野菜や卵を買えるのか…。そういうことが過ぎってしまうしアメリカとの違いもあり、特に料理にコンプレックスは感じないので参考にはならなかったけれど、アメリカでこんなに気にする人もいるとは少し意外だった。(日本なら女性への役割の押し付けから気にしてしまう人はいそう。)途中に入るキッチン訪問は楽しく読んだ。
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料理に抵抗感がある女性たちに、包丁を握らせ、レシピを教え、冷蔵庫にあるもので何か作れる、より健康的な食事をつくれるようにするプロジェクトを描いた本。実話。 料理ができないことへのコンプレックスがある人がたくさんいるとは思わなかったし、添加物等気にしないで買い物をする人がいるとも...
料理に抵抗感がある女性たちに、包丁を握らせ、レシピを教え、冷蔵庫にあるもので何か作れる、より健康的な食事をつくれるようにするプロジェクトを描いた本。実話。 料理ができないことへのコンプレックスがある人がたくさんいるとは思わなかったし、添加物等気にしないで買い物をする人がいるともあまり思っていなかった。 知らないで、レンジディナーや箱入りゴハンを買うことで結局、お金も損しているし、健康を損なっている。 私も料理がものすごく得意なわけではないけれど、簡単に作れるものはいくつもあるし、購入する商品のラベルも結構読む。 料理をしたことがない人は、料理をものすごいことだと考えすぎていて、足がすくむのかなと思った。また、日本では冷ややっことかうどんとか、簡単に作れる料理があるけれど、アメリカにはあまりないのかなあと思ったり。鍋焼きうどんのセットみたいにヘルシーな料理キットがあれば、もう少し、アメリカ人も健康的になれるのだろうか。。。
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料理の勉強になるし、料理の方法を変えると食事が変わる 食事が変わると体型や生活が変わる 体験や生活が変わると人生が変わる なにをどうやって食べるかってすごい大切やと再確認 食事に時間かける、意識を向けようと思った!
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すぐに使えるヒントと料理をする人への愛と尊敬にあふれた料理入門の本。それにしてもアメリカ家庭の食生活に“ローストチキン”は欠かせないのだな。 先ずは包丁を研ぎに出してみるか…。
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料理を始めようとする人が読むと勇気づけられる一冊。このような、料理入門編の入門編のような本は意外と少ない。 料理を始めようと思う人たちは、レシピ本を数冊意気込んで購入して手間がかかると諦めてしまう人も多いのでは? この本は料理とは、難しく考えることはないという根本的な考え方を教え...
料理を始めようとする人が読むと勇気づけられる一冊。このような、料理入門編の入門編のような本は意外と少ない。 料理を始めようと思う人たちは、レシピ本を数冊意気込んで購入して手間がかかると諦めてしまう人も多いのでは? この本は料理とは、難しく考えることはないという根本的な考え方を教えてくれる。 その後にレシピ本を読むとレシピ通りにしなくてはならないという固定概念がなくなって、料理を心から楽しめるのではないだろうか。 また、「味見」というのは、味をつける前にもするというのは目からウロコ! 「この調味料をこれだけ入れればこんな味になる」ということを知ればさまざな料理に応用が効く。
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「包丁」は“同音の漢字による書きかえ”で元々は「庖丁」だ。新字体は致し方ないとしても書き換えは許し難い。漢字を平仮名扱いするような真似だろう。 https://sessendo.blogspot.com/2021/04/blog-post_57.html
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大袈裟な表現だと感じる事もあるけれど、発見が多くとても面白かった。 ダメ女に共感したり、教えている内容に感心したり…。 登場人物の人の紹介が途中途中にあるから、最初に読んでおくと誰がどんな人なのか分かりやすいかも。 兎に角、私には面白い本でした!
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