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おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱 の商品レビュー

3.3

15件のお客様レビュー

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2019/09/18

怖い。怪談話がダメな私には、読み切れないでページを閉じてしまった珍しい本。 土の匂いや、空の雲の感じ。 閉じた部屋の薄暗さ。 ツナの動く姿など、映像が浮かぶ描写はさすが。『ひぐらしのなく頃に』などがお好きな向きには堪えられないでしょう。 民話や古い伝承にあるひやりとした怖さ...

怖い。怪談話がダメな私には、読み切れないでページを閉じてしまった珍しい本。 土の匂いや、空の雲の感じ。 閉じた部屋の薄暗さ。 ツナの動く姿など、映像が浮かぶ描写はさすが。『ひぐらしのなく頃に』などがお好きな向きには堪えられないでしょう。 民話や古い伝承にあるひやりとした怖さと、無垢な異世界の住人のような娘を結びつけてお話を作ろうとしたところは面白いです。 読み進めるのに、私が怖がりで、面白い展開になる前に読みやめてしまったので、星による評価はしません。 あの閉じた状況から、いったいどう主人公たちは 関係を維持してゆくのかしら。その心理の動きや状況の変化には、興味があります。

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2017/06/13

週に一度、座敷牢に閉じ込められた少女ツナに、怪談話を聞かせに行く瑞樹。もう十年にもなるそのことは、誰にも秘密なのだけど・・・。はじめは、ちょっと退屈な感じだったのだけど、多津が現れてからは、トントンと読み進められ、面白くなってきた。その後も、思ってた以上の展開になっていくので、読...

週に一度、座敷牢に閉じ込められた少女ツナに、怪談話を聞かせに行く瑞樹。もう十年にもなるそのことは、誰にも秘密なのだけど・・・。はじめは、ちょっと退屈な感じだったのだけど、多津が現れてからは、トントンと読み進められ、面白くなってきた。その後も、思ってた以上の展開になっていくので、読み終わる頃には、いい意味で予想を裏切る面白く良い本と化していた。

Posted byブクログ

2017/03/13

和風ファンタジー→和製怪奇→ちょっとSF→都市伝説的雑話、なボーイミーツガール。あの世の概念がおもしろかったです。

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2017/03/12

好みかどうかというとあまり好みではなかったけれど、楽しめした。 前半のじっとりとした雰囲気、ラストの清々しさがとても好きだな、

Posted byブクログ

2017/03/12

ホラーに型取られたファンタジックでミステリー要素もありーの、恋愛要素もありーの、新ジャンルとも言える個性的な作風のホラーですね。この世と霊界との成り立ちを分析する蘊蓄は良く考えたものだと思います。

Posted byブクログ