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仕事なんか生きがいにするな の商品レビュー

3.7

56件のお客様レビュー

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2022/02/28

表題からイメージした内容とは異なる内容でした。歴史的な思想家や哲学者の言葉を多数引用し、生きるとは何かを考える内容ですが、引用が多く読みにくい上、この本の主張したいことが何なのかわからなくなりました。おわりに、で書かれてる内容から察するに、作者の方も大風呂敷広げすぎて力尽きた感じ...

表題からイメージした内容とは異なる内容でした。歴史的な思想家や哲学者の言葉を多数引用し、生きるとは何かを考える内容ですが、引用が多く読みにくい上、この本の主張したいことが何なのかわからなくなりました。おわりに、で書かれてる内容から察するに、作者の方も大風呂敷広げすぎて力尽きた感じが伝わってきたので、最後まで読まなくていいかな、と読むのをやめました。内容も難解だったし、まだ読むべきときではなかったことにします。

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2022/02/20

現代人は「生きるための意味」というものを見失ってる人が多いという説を実例やわかりやすい例えを例にあげてまとめられており興味深い内容でした。 ただ他の文章からの引用が多く読み辛さを感じました。

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2022/02/15

思っていた感じの本とは違い、哲学的な本でした。 言葉の定義などを丁寧に考察して、「生きる意味とは?」という哲学的な問に対する答えを求めていく内容でしたが、私には少し難しかったようです。 ぜひ、読んでみて下さい。

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2022/12/31

ちょうど同時期に似た内容の本を読んでいたので、そちらとの比較になるが、はっきり言って読みにくい。まず、何について論じたいのか冒頭に明示していない。それゆえに、長すぎる引用のどこに注目すればいいのかわからない。その引用についての解説も、そもそも結論が分からないので理解不能。そして最...

ちょうど同時期に似た内容の本を読んでいたので、そちらとの比較になるが、はっきり言って読みにくい。まず、何について論じたいのか冒頭に明示していない。それゆえに、長すぎる引用のどこに注目すればいいのかわからない。その引用についての解説も、そもそも結論が分からないので理解不能。そして最後のまとめも抽象的でなにひとつ納得できないまま終わる。 これだけ薄い本にも関わらず引用が大半というのもどうかと思う。正直途中から内容はどうでもよくなったので「なぜこの本は読みにくいのか」を研究するためのサンプルにした。 ニーチェを引用に出す時点でどうかしてる。

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2022/01/18

「人間は、生きることに「意味」が感じられないと生きていけなくなってしまうという特異な性質をもつ、唯一の動物です。」という秀逸な一文から始まる本書。 様々な古典から引用し、論を立てていたのが非常に興味深かった。 全体として「頭」(損得勘定や価値を求める)だけで考えるなよー。無駄...

「人間は、生きることに「意味」が感じられないと生きていけなくなってしまうという特異な性質をもつ、唯一の動物です。」という秀逸な一文から始まる本書。 様々な古典から引用し、論を立てていたのが非常に興味深かった。 全体として「頭」(損得勘定や価値を求める)だけで考えるなよー。無駄なことを楽しんじゃえよー。な、稼ぐために働く(労働)んじゃなくてだな、自分で意味を求めて行動(仕事)するのよ。「頭」と「心=身体」切り離しちゃダメだぜ。という感じを受けた。 1歳の息子がいる身としては、自我の表現は「好き」より「嫌い」を表明することから始まるという話が面白かった。イヤイヤ期は、自我の初めての表明なのか。

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2022/01/06

生きる意味を見出せなくなったクライアントが、それを掴むことができるようになったのはなぜなのかー。 泉谷先生が臨床を通したご経験や、哲学者、心理学者、作家、料理人など、「人生を生きた」方たちの言葉から深くゆっくり生きることについて考えることができる。 精神医学医として、様々なクラ...

生きる意味を見出せなくなったクライアントが、それを掴むことができるようになったのはなぜなのかー。 泉谷先生が臨床を通したご経験や、哲学者、心理学者、作家、料理人など、「人生を生きた」方たちの言葉から深くゆっくり生きることについて考えることができる。 精神医学医として、様々なクライアントと面接をしてきたからこそ、ここまで深く向き合える「生きる」というテーマだと思う。 ・子供たちはその雲のない感性で、親や教師を始めとする大人たちが空虚な生を送っていることを敏感に感じとっています ・人間心理を扱うということは、外科手術に匹敵するような熟練と深く普遍的な人間理解を要する ・消費され消耗してしまうような労働の生産物と、ある程度の永続性を持っていて世界を作り出すような人間的な仕事の質的な違い ・古来は最も価値のあることとされていた静かな「観照生活」の意味はすっかり忘れ去られ、単に怠惰で非生産的なもなとしてしか捉えられなくなってしまった ・人が生きる意味を感じられるのは、決して価値あることをなすことによってではなく、心=身体が様々なことを味わい、喜ぶことによって実現される ・愛とは単に他の人に向かうものだけを指すのではなく、世界の様々な物事や人生そのものに向けられるもので、対象に潜む本質を深く知ろうとしたり、深く味わおうとしたりするもの ・食への態度は、その人の人生の態度を反映している ・料理はものの本質と向き合うこと。自然を手のうちに扱い、ものの本質と向き合い、ものごとの法則に従っていく。従わせていく。こうすることで否応なく自我が落ちていく。 ・心の向くまま気の向くまま気軽にやってみる。気が向かなければやらない。継続など堅苦しく考えたりせず、ただ壮大な人生の暇潰しとして遊ぶのです ・生きることを謳歌する #仕事なんか生きがいにするな #泉谷閑示 ★★★★★ #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本 #本好きな人と繋がりたい #本のある暮らし #本スタグラム #読書記録 #読書倶楽部 #キャリア #キャリアコンサルタント#キャリアカウンセラー #働く #人事

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2023/01/04

筆者の思考を垂れ流して、それを体系立てて分類はしました、といった構成。 筆者の主張は「動物と違って人間は意味がないと生きていけない。昨今の生きるためだけの労働なんてのは空疎で何も生み出さないんだから、生きがいにすんのはやめて、芸術のような高尚なこととか、能動的に、心のままに好きな...

筆者の思考を垂れ流して、それを体系立てて分類はしました、といった構成。 筆者の主張は「動物と違って人間は意味がないと生きていけない。昨今の生きるためだけの労働なんてのは空疎で何も生み出さないんだから、生きがいにすんのはやめて、芸術のような高尚なこととか、能動的に、心のままに好きなことしようぜ。どうせやるなら"労働"じゃなくて"仕事"な。」という感じ。 意見は理解できるが、ある程度金がないと生きていけない世の中で、生活を担保しつつその"仕事"を見つけることについてもう少し考察が欲しかった。 ・意義――頭の損得勘定によって判断されるもの ・意味――心による感覚の喜びによって捉えられるもの ⇒人は"意義"に囚われて行動しがち。もっと"意味"を求めて生きるべき。 ・仕事――人間の熟練や専門家によって行われ、人間ならではの永続性のある何かを生み出すもの。 ・労働――バラバラな断片に分業化されており、生活のため必要に迫られて行うもの。ここで生み出される産物は消費され、永続性を持たない。 ⇒やるならば"労働"ではなく"仕事"を目指すべきである。 といった似た言葉の違いについて考察していた点は、今までになかった見方に気づかせてくれておもしろかった。

Posted byブクログ

2021/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生きる意味は心で様々な事を遊び、味わい、また、頭と協働することで感じることができる。 しかし、現代は「質よりも量」の時代。 心ではなく頭で判断することが多くなってしまっている。 そこで、頭の合理性をうまく回避するために、無計画に即興で行動してみる。 結果や合理性などは考えず、心の向くまま気軽にやってみる。 そうすれば本当の自分を取り戻し、生きる意味も感じることができるようになるだろう。

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2021/11/24

生きる意味は何かと色んな偉人たちの話を元に語る本 色んな所から引っ張って着てるけど、芸術に重きをおいてる感じが何となく好きじゃなかった。教養のある文章にはなっている。 ユング:中年期の苦悩、なんのために生きるのか 消費される労働と、世界を作り出す仕事 単なる労働をしているだけで...

生きる意味は何かと色んな偉人たちの話を元に語る本 色んな所から引っ張って着てるけど、芸術に重きをおいてる感じが何となく好きじゃなかった。教養のある文章にはなっている。 ユング:中年期の苦悩、なんのために生きるのか 消費される労働と、世界を作り出す仕事 単なる労働をしているだけでは人間らしいとは言えない 生きる意味を問い続ける、自分の人生の主役であろうとすることで、本当の自分が見つかる。 自分探しの問題:外に求めている、職業という枠は狭い 本当の自分:能動性・創造性・遊びを生み出す 真の芸術家、子供の純粋さや創造性+強さと成熟 真理の表現としての芸術 遊ぶ:偶然に身を開く、面倒を歓迎する

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2021/10/26

ちょと難しかった。また、いつか読み返して見ようと思います。今回感じたことは自分を生きると言うことを労働する事の中にだけ探してはいけないと言うこと。

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