1,800円以上の注文で送料無料

信長と弥助 の商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/07/24

直結する情報量が少なすぎるので、弥助云々というより、日本に辿り着いた黒人の可能性の検討という域は出ないが、5章におけるアフリカからインド洋を中心とした人の移動については興味深く。 誤解や根拠の薄い提示という課題はないではないが、著者にもこの個人に限らず周辺情報の提供と、参考文献が...

直結する情報量が少なすぎるので、弥助云々というより、日本に辿り着いた黒人の可能性の検討という域は出ないが、5章におけるアフリカからインド洋を中心とした人の移動については興味深く。 誤解や根拠の薄い提示という課題はないではないが、著者にもこの個人に限らず周辺情報の提供と、参考文献がほぼ海外資料なので、その紹介に期待したい。

Posted byブクログ

2022/03/20

信長に仕えた黒人の弥助について書いた一冊。 現代でも謎とされてる部分も多いが、彼の生涯を丹念に追ってて非常に面白かった。

Posted byブクログ

2022/03/06

ざっと読了。弥助に関して記述のある歴史的資料が少なく、しかし確実に存在したことを示す分のわずかな資料はあるためにかえって空想をかきたてる魅力的な存在になっているようだと感じた。 1章が物語調だったのであれれと思ったが、2章からは歴史資料を交えての考察等だったので面白く読んだ。 ...

ざっと読了。弥助に関して記述のある歴史的資料が少なく、しかし確実に存在したことを示す分のわずかな資料はあるためにかえって空想をかきたてる魅力的な存在になっているようだと感じた。 1章が物語調だったのであれれと思ったが、2章からは歴史資料を交えての考察等だったので面白く読んだ。 著者はイギリス出身で日本在住とのことだが、「きりしたん国より黒坊主参り候。」という記述の「黒坊主」を正確に英訳しあぐねているのが面白かった。僧侶(宣教師)という意味にもとれるけれど、海坊主的なニュアンスの坊主かもしれないものな…。それがどういうニュアンスかと言われると困るけれど。

Posted byブクログ

2019/08/21

信長に仕えた黒人弥助。当然のことながら資料が少ない。本能寺で殺されてないのがポイントで無限の想像を与えてくれる。信長が存命ならいずれは黒人武将として日本史に出てきたかもしれない。

Posted byブクログ