アンソロジー 隠す の商品レビュー
2017.5.25.読了アミノ会(仮)に属する作家さんがたちの豪華な短編集。面白かった。 「理由」柴田よしき…傷害事件の動機を最後まで隠して言わない犯人のイラストレーターの謎。 「自宅警備員の憂鬱」永島恵美…不登校の姉が暴いた弟のトラブルの謎 「誰にも言えない」松尾由美…ホストフ...
2017.5.25.読了アミノ会(仮)に属する作家さんがたちの豪華な短編集。面白かった。 「理由」柴田よしき…傷害事件の動機を最後まで隠して言わない犯人のイラストレーターの謎。 「自宅警備員の憂鬱」永島恵美…不登校の姉が暴いた弟のトラブルの謎 「誰にも言えない」松尾由美…ホストファミリーが急に冷淡になったと訴える留学生。その真相は? 「撫桜亭奇譚」福田和代…裏山に埋蔵金が埋まっていると掘り続けていた父親の真の動機に潜む狂気。 「骨になるまで」新津きよみ…実は祖母は子供を嫁ぎ先に残して離婚していたことを知った孫が暴く祖母の死因の謎。 「アリババと四十の死体」 「まだ折れていない剣」…光原百合 アリババと四十人の盗賊の新たな解釈。もう一つは元の話を知らないのでわからない 「甘い生活」近藤史恵…幼い頃から人のものを欲しくてたまらなくなり取ってしまう女の子の恐るべき末路。 「水彩画」松村比呂美…幼い頃から画家である母親に疎まれて育った娘。母がそのような態度をとった理由。 「少年少女秘密基地」加納朋子… 「心残り」篠田真由美…一枚の古い紅い櫛が語る 持ち主の秘密。
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辛口タレントが刺された理由、突然訪問してきた弟の友人が残したもの、部下に抱く秘めた心、父が掘り続けた山に眠る秘密、誕生日に届く花束の送り主……隠されていたことが明らかになるとき。隠すをテーマにしたアンソロジー。 辛口タレントが刺された理由の話(柴田よしき)自宅警備員な姉がリア充...
辛口タレントが刺された理由、突然訪問してきた弟の友人が残したもの、部下に抱く秘めた心、父が掘り続けた山に眠る秘密、誕生日に届く花束の送り主……隠されていたことが明らかになるとき。隠すをテーマにしたアンソロジー。 辛口タレントが刺された理由の話(柴田よしき)自宅警備員な姉がリア充の弟の友人を追い返したい話(永嶋恵美)女探偵と部下と外国人の話(松尾由美)山を掘り続けた父の秘密(福田和代)死んだ祖母の秘密(新津きよみ)アリババとチェスタトンの折れた剣をベースにした話(光原百合)デイケアの老女に届く花束の秘密(大崎梢)人のものが盗りたくなる女の話(近藤史恵)画家の母が私を嫌う理由(松村比呂美)秘密基地と少年少女(加納朋子)漆の櫛に隠された秘密(篠田真由美) 女性作家の会のアンソロジーらしい。柴田さんって女性だったのか……半分くらいは初読み作家さんで、その中でも福田和代さん、篠田真由美さんの話は良かった。近藤さんの話は後味の悪さが良かったし加納さんの本では大好きな飛行倶楽部の面々に久々に会えて嬉しかったな。共通点は二つでいいのかな?
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アミの会(仮)アンソロジー、第3弾。 今回のテーマは【隠す】 その他に一つのサービスというか遊び心として、一つの共通のアイテムが隠されている。 作品の掲載順位に、その隠れ具合も少し影響しているかもしれない。 最後のは堂々と主役を務めているし、最初のは「どこに出てきた?!」と読み返...
アミの会(仮)アンソロジー、第3弾。 今回のテーマは【隠す】 その他に一つのサービスというか遊び心として、一つの共通のアイテムが隠されている。 作品の掲載順位に、その隠れ具合も少し影響しているかもしれない。 最後のは堂々と主役を務めているし、最初のは「どこに出てきた?!」と読み返してしまったもの(笑) 今回は、執筆者11名と、今までで一番多いので、短い作品が多い。 その中でキラリと光らせオチをつけるのはなかなか大変だろう。 大崎梢さんの話はとても温かく切ない。 永嶋恵美さんのはテンポ良くハラハラして面白かった。 新津きよみさん、切ないなあ… 加納朋子さん、元気でカワイイ! 篠田真由美さんはいつもながら世界観の中に引き込まれる。 次回のテーマは何でしょうか? 『理由(わけ)』柴田よしき 『自宅警備員の憂鬱』永嶋恵美 『誰にも言えない』松尾由美 『撫桜亭奇譚』福田和代 『骨になるまで』新津きよみ 『アリババと四十の死体/まだ折れていない剣』光原百合 『バースデイブーケをあなたに』大崎梢 『甘い生活』近藤史恵 『水彩画』松村比呂美 『少年少女秘密基地』加納朋子 『心残り』篠田真由美 松村比呂美さんは、いつものドロドロ来るか!! と思ったら、切ない系でした。
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「隠す」がテーマのアンソロジー。どの話もそれぞれによく、満足感があった。ちょっとした仕掛けがあるのも、タイトルに沿ってて面白い。「理由」「甘い生活」「心残り」が特に好きだな。「甘い生活」は、後味悪いはずなのに、妙にスッキリした気持ちにさせられて、印象に残った。
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+++ 恐怖、因縁、苛め、恋愛と老い、引きこもり探偵に芸能人の犯罪。人気作家十一人が「隠す」をテーマに書き下ろした豪華短編集。 +++ ほんとうにいろんなものが隠されている。隠す、隠したい、隠される、隠されたくない。隠されれば暴きたくなる人間の本能がついつい深掘りしてしまう。ち...
+++ 恐怖、因縁、苛め、恋愛と老い、引きこもり探偵に芸能人の犯罪。人気作家十一人が「隠す」をテーマに書き下ろした豪華短編集。 +++ ほんとうにいろんなものが隠されている。隠す、隠したい、隠される、隠されたくない。隠されれば暴きたくなる人間の本能がついつい深掘りしてしまう。ちょっとした小道具が全作を貫いているのだが、その扱いにはいまひとつ工夫が足りない印象もある。もう少し何か捻りがあってもよかった気がする。とは言え、さまざまなテイストで隠されたあれこれが堪能できる一冊である。
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アミの会(仮)第3弾とはしらなかった~ 『捨てる』は読んだのですが、 『毒殺協奏曲』は知らなかった。でもこれはパスしようかな 好きな作家さんが結構入っているので、また次回も楽しみにしてます。 (合わないのは、パスして読み進めました) 数作品読んでいて、なぜ、わざわざ「○○」が...
アミの会(仮)第3弾とはしらなかった~ 『捨てる』は読んだのですが、 『毒殺協奏曲』は知らなかった。でもこれはパスしようかな 好きな作家さんが結構入っているので、また次回も楽しみにしてます。 (合わないのは、パスして読み進めました) 数作品読んでいて、なぜ、わざわざ「○○」が出てくるだろう?と思っていたら 後書きに共通なものがある、と書いてありました。
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アミの会(仮)のアンソロジーシリーズ第3弾。隠すがテーマで、どの作品も作家の個性が出ていて面白かった。そして、共通の隠しテーマがあるので、あれ、なんだっけな?と、2度楽しめた。
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アミの会(仮)は知らなかった。これが3作目だなんて。 損した。 色々な作家の「隠す」をテーマにしたアンソロジー。 なかなか、いや、かなり面白い。 好きな作家に浸るのも良し。初めての作家で読書の幅を広げるのも良し。 この本通じて統一したテーマとは。 簡単でしたが、面白い趣向ですね。...
アミの会(仮)は知らなかった。これが3作目だなんて。 損した。 色々な作家の「隠す」をテーマにしたアンソロジー。 なかなか、いや、かなり面白い。 好きな作家に浸るのも良し。初めての作家で読書の幅を広げるのも良し。 この本通じて統一したテーマとは。 簡単でしたが、面白い趣向ですね。 Facebookでフォローしました。
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なんつー豪華なアンソロだ!とほくほく読みました。 トップの柴田さんでしかも麻生が出てきて飛び上がった。心臓に悪い。
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いつだって、誰だって、どこかに、 何かを隠している、ことを隠している。 大切なものか、 知られたくないものかはそれぞれだ。 作家が個々に とても上手く隠した面白い作品集だった。 不器用だけど、愛が溢れる「水彩画」が好き。 もう少し早く、真実を知らせてあげて欲しかったけど。 ...
いつだって、誰だって、どこかに、 何かを隠している、ことを隠している。 大切なものか、 知られたくないものかはそれぞれだ。 作家が個々に とても上手く隠した面白い作品集だった。 不器用だけど、愛が溢れる「水彩画」が好き。 もう少し早く、真実を知らせてあげて欲しかったけど。 そして、すべての作品に九通のアイテムが一つ。 それを探したり、感じたりしながら読む。 これまた楽し。 こうなると、 俄然、この前に出ている2冊を、読みたくなるよね。
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