世界から「格差」がなくならない本当の理由 の商品レビュー
なぜ格差がなくならないのか。 その問題は根深い。 世界の富はわずかな富裕層に集中しているという。 同じ人間であるのに、生まれた場所、環境、家などによって格差が生まれる。 今後の世界はどうなっていくのだろう。格差は広がる一方ではないのか。さて、自分にできることは。考えるきっかけ...
なぜ格差がなくならないのか。 その問題は根深い。 世界の富はわずかな富裕層に集中しているという。 同じ人間であるのに、生まれた場所、環境、家などによって格差が生まれる。 今後の世界はどうなっていくのだろう。格差は広がる一方ではないのか。さて、自分にできることは。考えるきっかけになりました。
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安売り競争が格差を引き起こす=安さを追求する結果、グローバリゼーションが進展し、格差も広がっていく。 安いものが欲しいという欲望と、それを利益にしようとする企業、それらが結果的に格差を生む原因になっている。 東西冷戦の終了が格差の始まり=社会主義の拡大を恐れた西側が社会保障の充...
安売り競争が格差を引き起こす=安さを追求する結果、グローバリゼーションが進展し、格差も広がっていく。 安いものが欲しいという欲望と、それを利益にしようとする企業、それらが結果的に格差を生む原因になっている。 東西冷戦の終了が格差の始まり=社会主義の拡大を恐れた西側が社会保障の充実に力を入れた。今はそのタガが外れたため、新自由主義が台頭した。 いつの時代も格差はあった。格差は寄付で平準化する。 ケイマン諸島のペーパーカンパニーを使って税逃れをしている。 上位1%の収入が上がっている反面、90%の所得が下がっている。高齢化で働く人口が減ったから。 子どもの相対貧困率の増加が問題。 教育格差が悪循環を生む。 小泉首相の構造改革(2001~2006)=労働者派遣法改正。 橋本龍太郎の金融ビッグバン(1996~1998) 自由競争に光と影があることが格差問題の一番の問題点。 アメリカは寄付による再配分が盛ん。 教育費の公的支出割合は日本はOECDの中で2番目に低い。
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「日本は貧しい人がますます貧しくなる」 世界の所得格差が広がるのは資本主義が共産主義を恐れなくなったから。 これは確かに言えると思います。 冷戦が終わり資本主義の勝利で終わったので格差を恐れなくてもよくなりました。 そんななか日本でも格差が広がります。 日本の格差は貧困の連鎖...
「日本は貧しい人がますます貧しくなる」 世界の所得格差が広がるのは資本主義が共産主義を恐れなくなったから。 これは確かに言えると思います。 冷戦が終わり資本主義の勝利で終わったので格差を恐れなくてもよくなりました。 そんななか日本でも格差が広がります。 日本の格差は貧困の連鎖にあると思います。 貧困の連鎖は体格と教育に直結します。 食べないと本当に身体大きくならないんですよ。 また教育も親からの教育が期待できなかったら社会に期待するしかないんです。 今の僕にはまだ何もできないですがその時のために力を蓄えます。
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池上彰が書いた、主に世界の金持ちについて書いた一冊。 金持ちには金持ちの論理があるし、実際にその大部分の額を福祉や自身の財団に使っていることは知っていた。 反面、金持ちのタックスヘイブンや、一部の金持ち市が独立したりなどという格差拡大に向けた動きもあり、一筋縄でいかないことがわ...
池上彰が書いた、主に世界の金持ちについて書いた一冊。 金持ちには金持ちの論理があるし、実際にその大部分の額を福祉や自身の財団に使っていることは知っていた。 反面、金持ちのタックスヘイブンや、一部の金持ち市が独立したりなどという格差拡大に向けた動きもあり、一筋縄でいかないことがわかった。
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誰にでもわかりやすく書いていて、もっとつっこんだ話を知りたい人にはむかないと思う。 あっさり読めた。 結論がいまいちだったけれど、どれだけアメリカの長者が稼いでいるのかよくわかった。
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格差社会をよく理解できる。貧困、失業問題等を知るためにはこの本を読むべき。ニュースに出て来る単語についても理解できる。
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二日で読み終わるくらい簡単に書いてあった。トランンプさんずる賢いねー。 お金持ちの人がこれからどんどん増えていって格差が広がるのが一番怖いと思った。何か、私にできること無いかな、、、?
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フジテレビで放送された『池上彰緊急スペシャル! 世界から格差がなくならない本当の理由』を書籍化したもの。 かつて、旧ソ連のゴルバチョフ書記長に「世界で最も成功した社会主義国」と評された日本だが、「一億総中流」だったのはもう遠い過去。アメリカ大統領選挙の結果を左右したのも「格差」。 アメリカでは富裕層が多い街が独立し、さらに富裕層が移り住んでくる、という状況が始まっている。取材で出てくるジョージア州のジョンズクリーク市は、人口8万3000人、平均世帯所得が1270万円、住みやすい都市:全米4位だそう。 なぜ独立を望んだのか。住民投票で独立賛成に票を投じた人は、「支払った税金は自分たちのために使いたい。そのほうが質の高い生活を送ることができる」「自分の税金が誰か知らない第三者のために使われるのではなく、税金は自分の利益になることが理想だと思ったんだ」と語る。 背景には貧しい人がたくさんいる地域で犯罪が多く、警察もそちらへの対応が忙しくて、税金を多く払っているはずの富裕層が住む地域がおろそかにされている、などの不公平感があった。 独立してからは、独自の渋滞解消システムや警察の留守宅への巡回サービスまでも取り入れられ、住民たちは満足しているようです。 一方、富裕地区が独立し残された地域の税収は44億円も減り、行政サービスが劣化。行政への不満が高まることになる。 「公平」とは何か? 富裕層からいえば、低所得層は拠出しているお金は少ないのに公共サービスを優先的に受けている。貧困層からみれば、富裕層は恵まれているのに自分たちのことしか考えていない。どちらかが正しいというのではなく、どこかで折り合いをつけなければならない。 ただし、このまま格差が広がっていくのをどこまでも見守っていく、というのは、社会不安を引き起こす。 OECD加盟先進国33ヵ国の「教育機関への公的支出の割合」が日本は33ヵ国中32位、2015年までは6年連続で最下位だった。 ヨーロッパの国の多くは高校まで、あるいは大学まで教育費が無料である。 ベースにあるのが、きちんと教育を受けた子供たちは、将来、就職してお金を稼げば税金を国に納めてくれるから、結局、教育に投資したお金は戻ってくるという考え方。 きちんとした教育が受けられて、就職して税金をきちんと納め、年金の保険料も払ってくれれば、将来の年金制度が維持できるということにもなります。広い視野に立ってこの問題を考えていくことも必要。 教育にお金を使うこと、教育格差をなくしていくことは、将来の格差解消につながる可能性が高い。 長期的な視点に立てば、いちばん効率的で確実な投資は教育である。
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・富裕層8人と下位36億人の資産が同じ。 ・相対的貧困は年間の可処分所得が中央値の半分以下。絶対的貧困とは最低限の生活を営むのも困難な状態。日本では相対的貧困が増えている。 ・グローバル化が格差を広げる。 ・アメリカではお金持ちが新しく市を作り独立をしている。独立した市では行政サービスが行き届くが、そこから漏れた地域は税収が減りサービスが低下する。 ・rだいなりgとは。r資本収益率、株式や不動産から得られる利益。g経済成長率 働くことで得られる賃金。 r 4%、g1% 。ここでも格差が広がっていく。 ・億万長者は株式投資で資産を増やしている。 ・お金持ちは寝る間も惜しんで働いている。努力、情熱、責任感がカギ。 ・安売り競争が格差を広げる。 ・減税で富裕層の海外流出を防ぐ。 ・タックスヘイブンとは、税率0の地域にペーパーカンパニーを作り税金逃れをすること。 ・日本は下位90%の平均所得が下がっている。 格差の問題について興味があったので手に取ってみた。 世界はもちろん、一億総中流と言われた日本でも格差が広がっている。 自分が注目したのは、教育格差が将来の所得格差に繋がるという点だ。貧しい家庭は塾にも行けないため学力に差がついてくる。その子供も同じような生活を送るだろうから、貧困の連鎖が続いていく。 働いて手にする可処分所得は社会保険料の値上がりで吸収されてしまうし、貯金をしても全く増えないとなれば投資で資産を増やす事が大事だと思う。
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