騎士団長殺し(第1部) の商品レビュー
村上春樹の長編を読むのは1Q84以来だった。 (すごいタイトルの本だなぁ) 当時この本が出版され本屋に並んでいるのを見た時にわたしが最初に思ったのはそれだった。 そして読んでみて思った、やっぱりおもしろいと。 村上春樹の書く世界はいつも、現実と非現実の間にあると思う。ただそれは、...
村上春樹の長編を読むのは1Q84以来だった。 (すごいタイトルの本だなぁ) 当時この本が出版され本屋に並んでいるのを見た時にわたしが最初に思ったのはそれだった。 そして読んでみて思った、やっぱりおもしろいと。 村上春樹の書く世界はいつも、現実と非現実の間にあると思う。ただそれは、とても巧妙に現実に溶け込んだ違和感、というか。起こるべくして起こっている非現実というか...。 読み終えて本を閉じ、手のひらを本に乗せタイトルを見てふぅ、と一息つくと頭の中であの鈴の音が小さく鳴っているような気がしてならない。 後編もすぐに読んでみようと思う。
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久しぶりの村上春樹だったけど面白かった。でも相変わらずの盛り上げるだけのやりっぱなしキャラクターの健在は進歩なし。こんなんでノーベル文学賞取れる訳ない…(ダンスダンスダンス読んだとき、この人の作品はもう読まなくていいや思った…)
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タイトルからのイメージと全然違うストーリー。(^◇^;) ただまあ、やはり面白い。今回は絵画の描写がスゴイ!音楽への造詣の深さは承知していたけど。 続きが気になって仕方がない。。。
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読後の感じがイイ 色々な奇怪な出来事があったけど それらが過ぎ去ってしまえば ( 読書が終わってしまえば ) とても爽やかな空気の中にいます “むろ”ちゃんのくだりが 全てをまとめてくれたのかな ファンタジックで素敵な小説でした
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初めて村上春樹さんの本を読んでみた。小6にはまだ早いかな?と思ったけどそれなりに面白く感じた。ただ性行為などが書かれていたので苦手な人は読まない方がいいかも...続きが気になるので私は第二部も読む予定です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
オーディブルで聴いてる時、とにかく大好きで、原本を読んでみたらやっぱり好きで、読むのが楽しい。 しかし最後のエピローグのあたり、「えっ、なにそのまとめ方ダサイ」と思ってしまった次第… それに顔のない男も、ペンギンのフィギュアも、どこいったん? それはともかくすごく好きな本なのだけど、もしかしたら村上春樹の実力はこんなものではないの? これから図書館に行って「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を、読んでみたくてたまらない。
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今まで読んだ村上春樹のどの小説よりも楽しく読めた! 私の脳みそがついに成長して、こういう抽象的で静的なお話を楽しめるようになってきたのかな? 村上春樹の小説には、内向的で思慮深い男性がエネルギッシュな女性に惹かれ振り回されるという構図が多いと感じて、その感じが好き。
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(図書館) 村上作品は自分は波があるんだけど 氏の年代と自分の歳が合うとはまる感じ。 昨今の「お話が読みたい」という自分の欲求にはまる作品でした。こういう現実界でありながら微妙にファンタジー、って書ける作家さんて他にいなくないですか? そうか、ファンタジーか、と納得すると、い...
(図書館) 村上作品は自分は波があるんだけど 氏の年代と自分の歳が合うとはまる感じ。 昨今の「お話が読みたい」という自分の欲求にはまる作品でした。こういう現実界でありながら微妙にファンタジー、って書ける作家さんて他にいなくないですか? そうか、ファンタジーか、と納得すると、いずれ「僕」がなぜかモテるのもなんかわかる気がして、得てして男性諸君はハルキストはあんまり公言しない方がいいんだわと個人の感想でした。
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私は『騎士団長殺し』を閉じ、スコッチを一息に飲み干した。そして革張りのソファに横になり、大きく息を吐いた(やれやれ、まだ下巻が残っている)。
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村上春樹読むと、やたら小難しい話しようとしちゃうのどういう現象なんだろ、笑 語彙というか言い回しというか、春樹節(笑)
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