まひるまの星 の商品レビュー
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その時はこれがバレたら大変…と、必死に隠した。 解決してみれば隠していた苦しさに比べればどうってことないことだった……。もっと早くに正直になっていれば人生変わっていたかもしれない。 そんな教訓を与えてくれるお話しでした。
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コーヒー豆と和食器のお店『小蔵屋』を営むおばあさん杉浦草が、街で起きた小さな事件を解決するシリーズ。 お草さんの亡き母の瑞と『うなぎの小川』の清子さんは親友だったが、仲違いをしたまま瑞が亡くなってしまい、お草さんと清子さんも気まずい関係のままに…仲違いの理由も20年謎のままだった。 そんななか、『小蔵屋』の敷地に紅雲町の山車蔵を移転する話が持ち上がる。新たな移転先を探すうちに、母と清子さんの仲違いの件も絡んできて… 今回は前以上にドキリとした展開に…シリーズはまだ2作しか読んでないけど、いつもこんな不穏な感じなのかな?
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紅雲町にあるコーヒー豆と和食器のお店、小蔵屋を営むお草さん。 ある日夏祭りで使う山車蔵を、小蔵屋に移転して欲しいという話があり まだお店を続ける気でいたお草さんは、 山車蔵を置ける別の空いている土地を探していた。 運よく見つかった移転先だったが その土地の近所に住むうなぎの小川の清子にキッパリと断られてしまう。 お草さんの母が生前親しくしていながらも突然仲違いしてしまった清子の真意がわからず 困り果てたお草さんが、たどり着いた 移転先予定の土地に持ち込まれた汚水の入ったドラム缶と うなぎ屋が苦しみ隠していたこと。 いつだって正しいことだけが正解じゃない、 かもしれないけれど、 真実を隠し通すのであればそれなりの代償もあるわけで、、、 誰も傷つけないで、強い意志を持って解決に導いたお草さんの 人生経験値と誠意の大切さ、あっぱれ。 お草さんシリーズでも一番面白かったかもしれないなあ。
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コーヒーと和食器の店「小蔵屋」の草さんシリーズ 今回は小蔵屋のある町内での山車蔵移転を巡って、亡くなったお母さんを含めた、長年の疑念をめぐるお話。 お草さんの毅然とした生き方が好き。 私もそんな老婦人になれるだろうか・・・
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毎回お草さんの身を心配してしまうシリーズ(^^;)今回はお草さんの母・瑞さんと親友・清子さんとの仲たがい、それに山車蔵の移転問題だから、お草さんの身に危険がせまる事は無いかな(^^)と安心して読んでいたのに、二つの問題が大変な事に発展!Σ( ̄□ ̄;)本当に毎回お草さんにはハラハラ...
毎回お草さんの身を心配してしまうシリーズ(^^;)今回はお草さんの母・瑞さんと親友・清子さんとの仲たがい、それに山車蔵の移転問題だから、お草さんの身に危険がせまる事は無いかな(^^)と安心して読んでいたのに、二つの問題が大変な事に発展!Σ( ̄□ ̄;)本当に毎回お草さんにはハラハラドキドキさせられる(-_-;)でも同じくらい、お草さんの活躍が楽しみなんだよねf(^_^;)
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日常ミステリーとして、あまり重くないものを好む方から勧められてシリーズ1作目から読んでいます。 最初はこういうお店良いなぁ〜と思ったけど、 話の内容はわたしには充分重い… イヤな気持ちになることも多々あります。 ちょいちょい話の展開が読めないところもあり、 主人公のお草さんの言動...
日常ミステリーとして、あまり重くないものを好む方から勧められてシリーズ1作目から読んでいます。 最初はこういうお店良いなぁ〜と思ったけど、 話の内容はわたしには充分重い… イヤな気持ちになることも多々あります。 ちょいちょい話の展開が読めないところもあり、 主人公のお草さんの言動や行動に頷けないところも。 それでも次作も借りたので読みますが。
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お草さんと清子さんと丁子さんの年齢がちょっとごっちゃ。お草さんが亡母の思い出に浸っているせいか、娘らしく感じられるし、清子さんのすることが年の割に大人気ないし。正論が人を傷つけることがあるのはわかるが、やはり貫かねば。お母さんの挫折をお草さんが正してくれた。親の世代の過ちを子の世...
お草さんと清子さんと丁子さんの年齢がちょっとごっちゃ。お草さんが亡母の思い出に浸っているせいか、娘らしく感じられるし、清子さんのすることが年の割に大人気ないし。正論が人を傷つけることがあるのはわかるが、やはり貫かねば。お母さんの挫折をお草さんが正してくれた。親の世代の過ちを子の世代に引き継がせちゃ駄目でしょう、やっぱり。
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初期にはなんだかんだ言ってたけど先行きが気になって読み続けているお草さんシリーズ。レギュラー陣は変わりなくお元気そうで、お草さんはじめ、友人の由紀乃さん、お店の従業員の久美ちゃん、運送屋の寺田さん、その父親で料理店のシェフも頑張っているようで何より。そして相変わらず狭い街で怒る人...
初期にはなんだかんだ言ってたけど先行きが気になって読み続けているお草さんシリーズ。レギュラー陣は変わりなくお元気そうで、お草さんはじめ、友人の由紀乃さん、お店の従業員の久美ちゃん、運送屋の寺田さん、その父親で料理店のシェフも頑張っているようで何より。そして相変わらず狭い街で怒る人間関係を軋ませる事件で心がザワザワとなり、お草さんは相変わらず無鉄砲に事件現場に行きハラハラさせられたり。最後の母親の残した着物の顛末にホッとさせられた。マイルドなイヤミスといったところか。今作はお草さんが先々のことを考える描写が出てきたけど、もうすっかり馴染みになった紅雲町の人たちをもう少し見守りたい。これまで頻繁に繰り返し描写されて読みづらいとレビューに書いていたお草さんの描写ー傘をコツコツついて歩く癖の描写は1回(それでも想像すると嫌だけど。私にとっては黒板を引っ掻くような不快感)、髷に刺した櫛で髪を溶かす描写は2回ほどと減っていた。特に髪を梳く描写は無理に挟んでいる感じがする。物語の展開で上手く活きる一文にできたらいいのにと思う。
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シリーズものは、面白いことがわかっているので、安心して読める。 珈琲豆と和食器を販売する雑貨店の店主、お草さんが活躍する「紅雲町」シリーズの5作目。 水が流れるごとく、砂粒がすべり落ちていくがごとくの文体で、心になんのささくれも感じさせず、自然に結末まで読み切ってしまえる。 ...
シリーズものは、面白いことがわかっているので、安心して読める。 珈琲豆と和食器を販売する雑貨店の店主、お草さんが活躍する「紅雲町」シリーズの5作目。 水が流れるごとく、砂粒がすべり落ちていくがごとくの文体で、心になんのささくれも感じさせず、自然に結末まで読み切ってしまえる。 今回は、草の時代まで持ち越された、亡き母とその親友との仲たがいの謎を解き明かしてゆくうち、街を巻き込む問題が掘り起こされる。 お草さんって、いくつだったっけ? 背筋がすっと伸びた生き方、「師匠」って、呼ばせてもらっていいですか。
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シリーズ5彈。 山車蔵の移設問題をきっかけに 母が生前突然仲違いした年若い友人との永年の謎を掘り起こす。 次々と重苦しい出来事が続くも 草さんのカラリとした性分のおかげか 不快感は少なく読み進める手を止められなかった。 【図書館・初読・11月8日読了】
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