やがて恋するヴィヴィ・レイン(2) の商品レビュー
革命への第一歩を踏み出した、踏み出させられたルカ・バルカ。 時代のうねりとジェミニの采配に流されて、革命への道へ。 なかなか自分の意志で道を選べないルカ・バルカ。そこがちょっぴり愛らしい。憎めないところ。 前半のアステルとの二人旅も和やかでなかなか良かった。また...
革命への第一歩を踏み出した、踏み出させられたルカ・バルカ。 時代のうねりとジェミニの采配に流されて、革命への道へ。 なかなか自分の意志で道を選べないルカ・バルカ。そこがちょっぴり愛らしい。憎めないところ。 前半のアステルとの二人旅も和やかでなかなか良かった。またあんな風に過ごせる日が来ると良いな。 ファニアとの約束。そう来たか。そしてヴィヴィ・レインの存在。 望むと望まざるとに関わらず、時代は動き続ける。
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ルカって、人のお世話するの好きな性癖なのかもw。そして律義に一宿一飯の恩を返そうとするタイプ。ジェミニも感化されないかなあ。
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前巻の戦争からわずか4ヶ月。 いきなりルカが反乱主謀者になっているとは……いや、展開早いなあ。 一巻に名前だけ出てきたジェミニの登場で物語はいきなり別の方向に走り出した感じだ。 そんな中でも、ルカとアステルの互いを思いやる気持ちや、ファニアのルカへの想いが、何とも暖かい気持ちに...
前巻の戦争からわずか4ヶ月。 いきなりルカが反乱主謀者になっているとは……いや、展開早いなあ。 一巻に名前だけ出てきたジェミニの登場で物語はいきなり別の方向に走り出した感じだ。 そんな中でも、ルカとアステルの互いを思いやる気持ちや、ファニアのルカへの想いが、何とも暖かい気持ちにさせてくれて、うん、とても良い。 驚いたのは、ルカの革命をファニアが命令する展開になったこと。 ほー、こういう展開だったんだ。 周りの状況から望まない悲劇の対決なのかと思っていたので、そうか、これは予想外だった。 「君に会うために革命する」という約束は、『とある飛空士の誓約』での約束の如く、世界を変えて行く誓いになっていくのだろう。 その他にもそんな約束がいくつも登場し、実に誓約の作者らしい。 本巻の個人的ハイライトは、もちろんルカとファニアのキスの場面、特に2度目の場面も好きなんだけど、それ以上に、ファニアがルカのことを好きだと自覚する場面が良い。 自分を省みないルカの気高さをを思い、そんな人を心から好きだと思える喜びに涙を流しそうになるファニア。 その想いが、多分これからのファニアを支えて行くのだろう。 さて物語はようやく序章が終わった所。 次巻からの展開がとても楽しみ。
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なんか憎めないキャラみたいな位置づけになってるけど ジェミニよっぽどだぞw ルカも諸々悟ってはいるだろうに、人がいいんだかなんなんだか… 遥か先に因縁の対峙があるようだし モヤモヤするなぁ! ファニアがどう盛り返すのかただただ心配
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多分、まだ物語全体としては序章で、物語を盛り上げるための準備期間のようなものだと思うのだけど、否応なしに壮大さを感じさせるテーマの定時の仕方といい、前回劇的な出会いをした主人公と王女が再び相まみえるシーンと良い、二人の信頼関係の描写といい、全てが素晴らしいとしか言いようがない。
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