1,800円以上の注文で送料無料

老いていく親が重荷ですか。 の商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/01/07

「刺さる」タイトルである。俺の両親はすでに他界しているが、ドキッとした。 宗教というと、来世での功徳がうんぬんとか書いてありそうな気がする。ところが、本書にはそんなことは書いてない。 大事なのは理性だと。気休め、慰安的なことは一切書かれていない。「神秘的な恩寵を期待する原始人...

「刺さる」タイトルである。俺の両親はすでに他界しているが、ドキッとした。 宗教というと、来世での功徳がうんぬんとか書いてありそうな気がする。ところが、本書にはそんなことは書いてない。 大事なのは理性だと。気休め、慰安的なことは一切書かれていない。「神秘的な恩寵を期待する原始人の思想は捨てましょう」と書かれている。 全く甘くないのである。生きることは「苦しみ」であると。愛とは「愛着」であり、「自分のエゴ」だとさえ言い切っている。 ただ、「地獄などの不幸な生まれに落ちてしまう」という文言は気になった。「天国/地獄」という考え方は、2元論である。 「慈悲の瞑想」は、2元論を超えて非2元論に至るように読める。そこに至る方便、プロセスとしての「天国/地獄」という教えだろうか。

Posted byブクログ

2022/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても参考になった本 重いなぁと思っていたが、受け入れることを説かれていて読了後は心軽くなった。 しんどくなったらまた読み返そうと思う。

Posted byブクログ