美しい「日本語」の言いまわし の商品レビュー
日本語の微妙で、オブラートに包んだ言い回し、美しさの表現。 ああやっぱり日本語って奥ゆかしい、日本語って心やさしい、といまさらながらに感じてしまいます。 ■想い ・後ろ髪をひかれる なかなか断ち切れない想い ・そこはかとなく 自分でははっきりとわからない ・うら悲しい なんとな...
日本語の微妙で、オブラートに包んだ言い回し、美しさの表現。 ああやっぱり日本語って奥ゆかしい、日本語って心やさしい、といまさらながらに感じてしまいます。 ■想い ・後ろ髪をひかれる なかなか断ち切れない想い ・そこはかとなく 自分でははっきりとわからない ・うら悲しい なんとなく悲しい ■人間関係 ・ねんごろ 心を込めて、懇切丁寧に ・わりない仲 筋道や道理を超えた男女の仲 ・たまさか 偶然に ■こころやもの状態 ・あだっぽい つややか ・はんなり 地味でも派手でもないちょうどいい華やかさ ・つくねん なんとなくじっとしている ・うたかた はかなく消えるもの ・さわり サビの部分 ■行為 ・まどろむ ついうとうとしてしまう ・逢瀬を重ねる 男女が何回もひそんで会う ■程度 ・いかばかり どれほどの、弔辞で ・おもむろに もどかしいほどゆっくりと などなど 目次 はじめに 第1章 想いを表す言葉 第2章 人間関係に関する言葉 第3章 人や物の状態を表す言葉 第4章 行為を表す言葉 第5章 性格・性質を表す言葉 第6章 程度を表す言葉 第7章 かしこまった場でつかう言葉 第8章 情景を表す言葉 ISBN:9784837984450 出版社:三笠書房 判型:文庫 ページ数:264ページ 定価:700円(本体) 発行年月日:2016年11月 発売日:2016年12月10日
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2022/07/13 読了 #rv読書記録 読書記録 日本語の表現強化週間、1冊目 表現収集していくぞい
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いわゆる日本語マメ知識本。 日本語の微細な言語表現について、「想いを表す言葉」「人間関係に関する言葉」など8章に立てて解説している。 慣用句として今でも普通に使われている(と思われる)表現と、もはや古典でしか使わないだろうという表現がゴッチャになってるが、実用のためというより「こういう表現があるんだね」という学びのために使うというのが正しいと思われる。 どう考えても、この本がいうように「どっちも美人ですね」という代わりに「いずれ菖蒲か杜若」なんて答えた日には、コイツ何言ってんだと思われるのが関の山だろう。
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同じことを伝えるのに、言い方ひとつで相手の受け取り方がずいぶん変わったりするし、なんか他のすてきな言い方ないかなと思うこともある。ということで読んでみた一冊。いろいろ勉強になります。 で、結構例文が笑える。なんか会社で虐げられてるのかなとか辛い恋を経験してんなーとか笑
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単語が並び、一つ一つ説明される本。 それぞれが美しく、人って本当に想像力とか、創造力とか、豊かだなぁと思う。 実用面で行ったら、意味の通じにくく使いにくそうな言葉もあったが、なんとなく意味もわかる、用いれば品性の見える言葉もあるため、読み手の工夫によっては実用にも使えると感じた...
単語が並び、一つ一つ説明される本。 それぞれが美しく、人って本当に想像力とか、創造力とか、豊かだなぁと思う。 実用面で行ったら、意味の通じにくく使いにくそうな言葉もあったが、なんとなく意味もわかる、用いれば品性の見える言葉もあるため、読み手の工夫によっては実用にも使えると感じた。
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