密着最高裁のしごと の商品レビュー
地裁・家裁→高裁→最高裁 最高裁では「法律が憲法に違反していないか」と 「1・2審の判断が〝法律の適用について〟過ちをおかしていないか」を扱う 事実関係については原則審理せず、高裁の判断をキープする 最高裁の裁判官15名中5名は異業種から登用可 裁判員の判決を高/最高裁が取り...
地裁・家裁→高裁→最高裁 最高裁では「法律が憲法に違反していないか」と 「1・2審の判断が〝法律の適用について〟過ちをおかしていないか」を扱う 事実関係については原則審理せず、高裁の判断をキープする 最高裁の裁判官15名中5名は異業種から登用可 裁判員の判決を高/最高裁が取り消すのまじでピー 永山基準永山基準うるせーから 基準は時代に合わせて変えろや 計画性の有無が曖昧ちゅーだけで死刑回避って本気で言ってる?発達障害の被告をできるだけ長くぶち込んどくって至極妥当な判決だろーが 市民感覚まったく反映されてませんけど 裁判員裁判は控訴できないようにしてくんねーと割に合わねーわ 最高裁も完全に詰んどるーだめだこりゃ たった15人、ぜひもうちょっとまともな方々に務めていただきたいですわ
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※このレビューにはネタバレを含みます
■学んだこと:現地取材の重要性 ■アクション内容:現地に行って情報をとる 我が子と思いきや、赤の他人だったの章は、とても面白く、また考えさせられる内容だった。 親子その本質は、血のつながりか、育てた日々か。 DNA鑑定されたら、科学的に親子が分かっているわけだから、法律も変わっていくと思ったら、そう一筋縄ではいかない。確かに考えてみたら、そうだよなと。 「あなたの子どもじゃない、なんて言われても、一度でも抱き上げたら、情は移ります。それなのに離婚して、しかも『血がつながってない』という理由で子どもとさえ離れ離れになるなんて、つらすぎます」。写真を撮った時のエピソードなども交えながら、何度も何度も「つらい」という言葉を繰り返しました。 北海道まで行き、直接本人に会い話まで聞きにいっているからこそ、行き着く考察。 親子って何かという事を考えさせられると共に、法律とは、憲法とは、何かについても深く考えさせられた。これは、良本です。
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普段ニュースでしか意識しない最高裁だが、人の下に法があるのではなく、法の下に人がいて、それに一番従順なのが最高裁だという。例えば婚姻後の男女はどちらか片方の性を名乗るという法がある限り、男女別姓は合法だという判決を出すのはかなり難しいらしい。ジェンダー論や少子化対策を早急に進める...
普段ニュースでしか意識しない最高裁だが、人の下に法があるのではなく、法の下に人がいて、それに一番従順なのが最高裁だという。例えば婚姻後の男女はどちらか片方の性を名乗るという法がある限り、男女別姓は合法だという判決を出すのはかなり難しいらしい。ジェンダー論や少子化対策を早急に進めるには婚姻後の男女別姓を認めるべきだと私は思うが、最高裁は裁判に持ち込む前に立法権を司る国会で民意を汲んだ審議を十分にすべきだという。
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民法では、結婚中にできた子の父は夫と推定される。 結婚中に他の男性との間に子どもができ、その後その男性と再婚した。DNA鑑定で親子関係は確認が取れている。 妻が子どもの戸籍上の父を、血縁上の父にするよう訴えたが、最高裁判所はこれを退けた。 市民感覚を反映させるため、裁判員制度...
民法では、結婚中にできた子の父は夫と推定される。 結婚中に他の男性との間に子どもができ、その後その男性と再婚した。DNA鑑定で親子関係は確認が取れている。 妻が子どもの戸籍上の父を、血縁上の父にするよう訴えたが、最高裁判所はこれを退けた。 市民感覚を反映させるため、裁判員制度が導入された。 強盗、強姦の常習犯が、女子大生の家に忍び込み、殺害した上に証拠隠滅のため放火する事件があった。 裁判員はその常習性、残虐性を加味し、一般的な量刑を超える、懲役15年の判決としたが、控訴の結果相場通りの10年の刑で確定した。最高裁判所もこの判決を支持した。 結果だけをヘッドラインで見ると、最高裁判所とはなんと時代遅れ、時代の情勢を理解しようとしない組織のように見える。 しかし実際には最高裁判所の裁判官は各員がコメントをしており、その内容は時代や技術と法律の枠組みの中で、公平かつ時代にあった判断をする蓄積であることが見えてくる。
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新聞記者が最高裁判所への取材から、その機能や裁判官の仕事、判決の背景にある裁判官の立場や、時々難しくなる判決文などをわかりやすく解説している。 特に裁判員制度で出された判決が最高裁で覆された事例において、法の番人としての最高裁判所裁判官の立場や考え方から、なぜ覆されたかの説明が...
新聞記者が最高裁判所への取材から、その機能や裁判官の仕事、判決の背景にある裁判官の立場や、時々難しくなる判決文などをわかりやすく解説している。 特に裁判員制度で出された判決が最高裁で覆された事例において、法の番人としての最高裁判所裁判官の立場や考え方から、なぜ覆されたかの説明が細かくされている。一見「世間の良心」と解離があるのではと思わされる事例でも、そこには明確な根拠があり、それでも杓子定規に法律・過去の事例に当てはめるだけでなく課題を投げ掛けるなど、三権分立とも関係してくる裁判所の考え方が説明されている。 そういえば裁判員制度、最近あまり耳にしなくなった気がする。結構な高い確率で回ってくるはずだが、私の周囲ではいまだに経験した人がいない。
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民事編と刑事編に分かれて構成されており、最高裁がどういった過程で判決を下していくのか読み応えがあった。特に刑事編では裁判員制度が導入されて民意を取り入れることの意義や変遷までも書かれていて、自分だったらどのように考えるか悩ましい事件を取り上げていた。被害者に同調して感情的になる面...
民事編と刑事編に分かれて構成されており、最高裁がどういった過程で判決を下していくのか読み応えがあった。特に刑事編では裁判員制度が導入されて民意を取り入れることの意義や変遷までも書かれていて、自分だったらどのように考えるか悩ましい事件を取り上げていた。被害者に同調して感情的になる面もあるが、整合性や合理性を無くしてはならない。最高裁のしごとが素人ながら知れてよかった。何より浮世離れした人たちのイメージがあったが、そのイメージも良い意味で変わった。いろいろ考えさせられる本は面白い。
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親子関係の確認、夫婦別姓、死刑をめぐる量刑の問題について、最高裁の判例を見ながら、最高裁の仕組みや具体的な仕事などを、親しみやすい筆致で解説していく。最高裁に関する最初歩の入門書としては悪くないかもしれない。
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著者の川名壮志さん、これから『ポスト池上彰』として引っ張りだこになるんじゃないかな。 めちゃくちゃ理解しやすくて且つ面白い!
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最高裁のことだけでなく、家裁や高等裁判所と裁判員制度のこともよく分かる。 そもそも裁判がどういう流れで一審、二審…と進んでいくのか。1・2審までが証拠や証言をもとに事実関係を確認していく事実審。最高裁は1・2審の判断が法令解釈の誤りや判例違反ではないか、ある法律が憲法に違反してい...
最高裁のことだけでなく、家裁や高等裁判所と裁判員制度のこともよく分かる。 そもそも裁判がどういう流れで一審、二審…と進んでいくのか。1・2審までが証拠や証言をもとに事実関係を確認していく事実審。最高裁は1・2審の判断が法令解釈の誤りや判例違反ではないか、ある法律が憲法に違反していないか、と言ったところを審理するので法律審。へ〜。 量刑の決め方、犯した罪に応じて、刑の重さが決まっている「罪刑法定主義」のこと、よくできた仕組みであるなぁと感心。
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最高裁とはどんな場所なのか、大法廷・小法廷の違いは何か。 我々がよく理解していないような事柄が判りやすく書かれています。
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