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懐かしい食堂あります 谷村さんちは大家族 の商品レビュー

3.4

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    4

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2022/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

突然の兄の失踪に残された隠し子?の杏。 三ノ輪を舞台に家族で営む食堂を何とかしようと頑張る様子に心うたれます。 まっすぐな柊一の行動がとても素敵でもありました。

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2021/05/16

三ノ輪橋駅近くにある谷村家が経営する「みけねこ食堂」が舞台。食堂を切り盛りしていた長男が、謎の失踪して休業の食堂になったため、食堂を救うべく家を出ていた次男が戻ってくるところから物語が始まります。食堂や谷村家に起こる様々な問題を読むうちに最後は目が潤んでしまいました。この著者の作...

三ノ輪橋駅近くにある谷村家が経営する「みけねこ食堂」が舞台。食堂を切り盛りしていた長男が、謎の失踪して休業の食堂になったため、食堂を救うべく家を出ていた次男が戻ってくるところから物語が始まります。食堂や谷村家に起こる様々な問題を読むうちに最後は目が潤んでしまいました。この著者の作品を読んだことのある人だと、思わずニヤリとする行もあります。

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2020/08/29

同郷出身者だと知ってちょっとびっくり。 第1巻だなぁと言う感じ。 シリーズものははじめましての巻イコールプロローグだと思っております。 ご飯が美味しそうだったし、兄弟のキャラが面白かったし、杏ちゃん可愛いし続き楽しみです。

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2019/11/28

主人公に対して登場人物達があまりにもひどいので気分が悪くて読みたくなくなる。店の常連てネットで悪評があっても、自分がおいしいと感じてればくるもんじゃないの?父親と三男の最初の頃の態度もどうかと思うし、ライバル店のオーナーに至ってはわけわからん理由での嫌がらせ。なんでここまで心根が...

主人公に対して登場人物達があまりにもひどいので気分が悪くて読みたくなくなる。店の常連てネットで悪評があっても、自分がおいしいと感じてればくるもんじゃないの?父親と三男の最初の頃の態度もどうかと思うし、ライバル店のオーナーに至ってはわけわからん理由での嫌がらせ。なんでここまで心根が腐った人間になれるのか。続きがあるみたいですが、読む気になれない。

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2019/09/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お兄さんの事も、杏ちゃんの事も何も解決してないので何とも言いずらい。。。 零さんに何があったのかは凄く気になるところだが。。。

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2019/06/19

経営の傾いた食堂を建て直す「お仕事小説」ではあるが、 家族経営の奮闘の中で「家族の絆」を再確認する、 というのがメインテーマのようなのでこの分類に(^ ^ この作者らしい、直球ど真ん中の「勧善懲悪」 「正義は勝つ」的な王道のお話(^ ^; 分かりやすい悪役にもきちんとストーリー...

経営の傾いた食堂を建て直す「お仕事小説」ではあるが、 家族経営の奮闘の中で「家族の絆」を再確認する、 というのがメインテーマのようなのでこの分類に(^ ^ この作者らしい、直球ど真ん中の「勧善懲悪」 「正義は勝つ」的な王道のお話(^ ^; 分かりやすい悪役にもきちんとストーリーがある。 が、あまりにストレート過ぎる気もする(^ ^; 善人がみな善人過ぎて、まぶしい(^ ^; 昭和の少年マンガのような素直さなので、 ヒネくれたおっさんには少し物足りない(^ ^; ので、☆一つ減(^ ^;

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2019/06/14

食堂を継いでいた五人兄弟の長男が突然現れた隠し子を残して失踪。有名シェフとなっていた次男がピンチヒッターとして食堂を切り盛りしようとするお話。下町の個人経営だからこそ持っている良さや辛さなどとても興味深く読むことができました。ぎくしゃくしていた家族が少しずつ絆を取り戻していくのは...

食堂を継いでいた五人兄弟の長男が突然現れた隠し子を残して失踪。有名シェフとなっていた次男がピンチヒッターとして食堂を切り盛りしようとするお話。下町の個人経営だからこそ持っている良さや辛さなどとても興味深く読むことができました。ぎくしゃくしていた家族が少しずつ絆を取り戻していくのはとても良かったです。近所のチェーン店の店長がとても悲しい。彼がそうなった理由も。また隠し子杏は頭が回りすぎ、気が回りすぎで、6歳という設定が不思議で仕方ありません。色々な謎を残しているので続きを楽しみに待ちます。

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2019/05/12

「十五年前」 大切なものはなんですか。 きっと子を持つ大半の人間は彼女と同じ答えをするだろうし、何よりも優先順位の高いものになるのだろうな。 「ころもさくさくコロッケ」 いくら完璧な料理を作れど。 ここまで出来るのは下町の常連さんが一番のお店だったからでもあるかもしれないが、店...

「十五年前」 大切なものはなんですか。 きっと子を持つ大半の人間は彼女と同じ答えをするだろうし、何よりも優先順位の高いものになるのだろうな。 「ころもさくさくコロッケ」 いくら完璧な料理を作れど。 ここまで出来るのは下町の常連さんが一番のお店だったからでもあるかもしれないが、店主がお客さんをよく見て満足して欲しいと思って料理していたからもあるのだろうな。 「香りとコクが深いカレー」 聞こえた名から思いついたのは。 ここまで人間として根が腐っている人は中々居ないだろうし、居たとしたら彼の様に表裏をしっかり使い分けている人の心が分からない人間なのだろうな。 「新しい和風スイーツ」 素直じゃない弟からの後押し。 損な性格をしている様な気もするがこれだけ彼の事を理解してくれる家族がいるのであり、毒を吐いているように見えて人一倍思いやる心があるのであれば十分なのかもしれないな。 「ジューシーからあげ」 SNSが全てでないと伝えたい。 自分は何も出来ないと落ち込んで兄弟と比べ卑下していた彼とは思えない程の大活躍で、誰にも言わずこっそりとやり始めた所も彼らしくて本当に素直でいい子なんだろうな。 「たからもの」 彼の好きな言葉は。 彼女は彼が居なくなり家族が何かしらの危機に陥ることまでも想定していたのだろうかと思うぐらい、今この家族に必要な言葉だけを綴ってある大切な手紙だったな。

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2019/03/05

人情味に溢れていて、懐が深い。栗丸堂もそうだったけど、熱くて大好きです。されたことに報復するんじゃなくて正義で立ち向かうのがとてもいい。綺麗事かもしれないし、現実は甘くないと思うけど、こういう世の中を信じたくなる。

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2018/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初めて読む作家さん。 こちらも様子見だが、シリーズ一作目なら、きっと書き手もそうに違いない。 冒頭の「十五年前」という章が、いきなり衝撃的。 母の愛に溢れた、母のモノローグ…なのだが、これが読んでいて居心地悪い。 息子たちが自分の命、というお母さん。 この後ほどなく死んでしまうことを知れば、やむ無しなのかとも思うけれど、このお母さんがリアルにいたら、怖い。 大人になり、巣立っていく息子たちとの関係を堪えられるのか、まったく他人事ながら心配になってしまう。 家族が宝という割に、夫や姑のことは全く触れていないのも不自然だし。 純粋培養された母性愛が薄気味悪い。 もっと気色悪いのが、唯一の悪役、神崎の造形。 実直な兄が社会のひずみの中で心が壊されたことで、歪んでしまったという事情が語られるものの、なぜそこまで主人公たちの三毛猫食堂を攻撃するか、理解に苦しむ。 ゆがんだ人物にしても、チェーン店の店長が地元の食堂をそこまで潰そうとするだろうか? そんな暇あったら、もっと売り上げを上げる方法を見つけなよ、という感じ。 こんなアホな社会人、いるんだろうか? そういう意味で、リアリティを感じられない。 社会に対する洞察が薄い気がする。 彼はこの巻だけで使い捨てられる悪役なのかもしれないが、悪役に魅力がないのはつまらない。 キャラクター小説って、こういうものなのかなあ。 確かに主人公柊一や、謎の少女、杏は魅力的だったけれど。 それから、食べ物の描写はおいしそうだった。 空腹を感じなくなって一か月経った私にも、おいしそうと思わせるほどに。

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