ブスの本懐 の商品レビュー
書評はあてにならん… この本を読み終わったあとの感想はこの一言! ブスについてつらつら書き連ねているエッセイみたいな内容ですが… ま~女子同志が陰で悪口言ってるのを書いてる感じかな 読めば読むほどイヤな気持ちにしかならん…。 ある雑誌で「かなりおもしろい!」と書かれてたか...
書評はあてにならん… この本を読み終わったあとの感想はこの一言! ブスについてつらつら書き連ねているエッセイみたいな内容ですが… ま~女子同志が陰で悪口言ってるのを書いてる感じかな 読めば読むほどイヤな気持ちにしかならん…。 ある雑誌で「かなりおもしろい!」と書かれてたから読んだんだけど…おもしろいか? この本を読んで「おもしろい~」とかいう人ってどうなん…?って感じしかせんのよね…。 私には合わなかったなあ~ とにかく読み疲れた…。
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OL兼漫画家・コラムニストの方による、ブスについてのエッセイ。同じ女性が書いていなかったら完全にハラスメントになっているのでは?というくらい強めの言葉がどんどん出てきて心配になります。 どうも元は連載モノのようで、編集者からテーマを貰っているようなのですが、そのテーマ出しがまずど...
OL兼漫画家・コラムニストの方による、ブスについてのエッセイ。同じ女性が書いていなかったら完全にハラスメントになっているのでは?というくらい強めの言葉がどんどん出てきて心配になります。 どうも元は連載モノのようで、編集者からテーマを貰っているようなのですが、そのテーマ出しがまずどうなの?というレベル。「ブスの老化」とか、何でもブスってつければ良いってモンじゃねぇぞ、ってモノから、最終的に「量産型ブス」「自撮りブス」まで至っては、何がしたいのか正直良くわかりません。 文章のテンポはメチャクチャ良くて、そういう意味では勉強になるのですが、1行にブスが3回か4回出てくるとなると軽くゲシュタルト崩壊を起こしそうになります。 文章自体も、やたら男性に媚びているような印象を受けたのですが、それは読み手の自分が男性だからでしょうか。そこまで自分を貶める必要は無いのでは…と思ってしまいます。 ギャグと言うか、面白い文章として書かれたものだと思うのですが、最終的にはなんか笑いきれない本になってしまったように思います。 文才はあると思うんですが、なんでこんな本書かせるかな…。
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「ブス」をテーマに、色々なブスについて語る。 あくまで軽く、バタバタ切り捨てる。 担当の方が、色々なブスのワードを考えて、それについて筆者が書いているらしい。 例えば、ワーキングブスとか、ブスハラとか、ボタニカルブスとか、お題が決められて、それについてあれやこれやブスの生態につ...
「ブス」をテーマに、色々なブスについて語る。 あくまで軽く、バタバタ切り捨てる。 担当の方が、色々なブスのワードを考えて、それについて筆者が書いているらしい。 例えば、ワーキングブスとか、ブスハラとか、ボタニカルブスとか、お題が決められて、それについてあれやこれやブスの生態について、面白おかしく語る。 ここまで、ブスについて考えられるのが凄いなと思う。 やはり筆者が女性であるからこそ、自分のこととしてブスを考え抜けるのだなと思う。 女性としてルックスで判断される立場にいるからこそ色々なしがらみから、自己のメンテナンスを怠らないようにすることできれいに保たなくてはいけないという暗黙の呪縛があること、それに対してめんどくせーと思うともうブスの始まりであること。 自分も女性だったら、本当にめんどくせーと思ってしまいそう。 この本は、ブスをこき下ろしているように見えるが、男子目線で、自分と無関係に、「ブス」と言っているのと全く違って、女性として、ブスの立場から自虐的に書いてある本だと思う。あとがきで筆者も言っているように、書いていてブルーになった。ということ。 ブスという言葉が持つマイナスパワーもさることながら、ブスという考え方が女性にまつわる色々な価値観や、ジェンダー的なしがらみを体現してしまっていて、自らがブス目線で、その核心に触れることがやはり疲れてしまうのだろう。 あと、筆者の観察眼と例え方にははっとする部分が多々あった。 言われてみれば当たり前なんだけど、なるほどーと思ったタイトル。 ・「美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる」はブスが考えた言葉 ・ワーキングブスの顔には「女の武器不使用」と書いてある。 ・ブスの上に面倒くさがり、そして見た目に気を遣う女をバカにする「ブスの三冠王」
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ブスのゲシュタルト崩壊。著者もまえがきで述べているように、読み終わる頃には「ブスとは何か」と問われれば哲学に発展する程度にはブスとはなんかのか分からなくなってしまう。 また、例えがいちいちブスに対して酷過ぎて面白い。「美人はルイボスティーやライチばっかり食っていて、ブスの主食はカ...
ブスのゲシュタルト崩壊。著者もまえがきで述べているように、読み終わる頃には「ブスとは何か」と問われれば哲学に発展する程度にはブスとはなんかのか分からなくなってしまう。 また、例えがいちいちブスに対して酷過ぎて面白い。「美人はルイボスティーやライチばっかり食っていて、ブスの主食はカメムシということはない」なにもそこであえて、カメムシを出すことはないだろうと突っ込まざるをえない。 また、「他人から『幸せそう』と思われるのが幸せという価値観が存在している」という部分は、心の中で皆(私含むブスたち※性格ブス含む)が思っていることではないだろうか。そのような、普段言葉に出すことを憚られることもズバズバと述べており、非常に爽快感のある一冊。しかし、基本的に内容はないのだが。(良い意味で 笑)
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とにかく言葉のセンスがすごい。天才かと思ったほど面白い。しかしブスという聴きなれぬ言葉をここまで連呼されるとBPならぬHPが減って行く気がする。自分をブスと思う心よりも、誰かをブスと思う心、いう奴が1番醜くブスだと思う。(あぁブスを連呼するごとに地獄に近づいている気分になる。 ...
とにかく言葉のセンスがすごい。天才かと思ったほど面白い。しかしブスという聴きなれぬ言葉をここまで連呼されるとBPならぬHPが減って行く気がする。自分をブスと思う心よりも、誰かをブスと思う心、いう奴が1番醜くブスだと思う。(あぁブスを連呼するごとに地獄に近づいている気分になる。 人の見た目とはについて深く考えてしまいました。 (評価不能)
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ブスに始まり、ブスに終わる。正にとことんブスについてしか語られていない1冊。 これは、連載で時間をおいて少しずつ読むのが正しい楽しみ方だったのかも。一気読みすると結果、ブスはブス、となる(笑)
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ブス(※私だ)にこそ謎の元気をくれる、カレー沢さんのエッセー、好き。でも作者の芸風(?)は、雑誌とかに細切れに掲載されて、他の記事の合間に読むほうが笑えるな。こうして一冊に纏められると、やや毒の強さに当てられる。笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この人の文章がわりと好きで、自前で購入。持って回った言い回しで下らない事を言うのが、内田百閒とかに似てる気がする。ブスをディスる語彙がいちいち強烈で笑える。まんべんなくブスに紐づけてはいるが、内容的には、うざい女子あるあるや、女子の生きづらさにも言及していて、共感しながら読めた。 本人も言っているが、読んだ後に特に何も残らない。まあ、あるあるネタなので軽く読めるのは当たり前なのだが、かなり毒を吐いている割に後味はそんなに悪くないというところは褒めるべき点かも。「負ける技術」も自前で買って、一通り読んだらなんかすっきりして、特に惜しいとも思わず(失礼)処分したんだよな。 ファッションやメイクで、雑誌等の情報をただ真似するのではなく、もっと盛ろうとした結果、よりブスになるというのが笑えた。
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最初のほうは痛快な感じがするが、ずっと同じことを言っているわけなので、飽きる。途中でやめた本。続編のようなものが出ているそう。
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このハゲーーー!!! 薄毛業界がざわついたのも記憶に新しいところ、図書館で1年近く予約待ちした本書。 YDB(やればできるブス) 身持ちの悪そうな手を出しやすいブス みんな違ってみんなブス 美人は3日で飽きるがブスは3日で慣れる」はブスが考えた言葉 ブスという非常に...
このハゲーーー!!! 薄毛業界がざわついたのも記憶に新しいところ、図書館で1年近く予約待ちした本書。 YDB(やればできるブス) 身持ちの悪そうな手を出しやすいブス みんな違ってみんなブス 美人は3日で飽きるがブスは3日で慣れる」はブスが考えた言葉 ブスという非常に毒性の強い言葉の暴力を逆手にとってブスを全方位から解剖しようという書。 ありとあらゆる角度からブスの生態をバッサリ鮮やかな切り口で描写する。 しかしブス(と称される本人)と、世の中のブスに対する認識のズレを鋭く指摘した社会学的見解も面白いのだ。 「男性に向けられるブサイクと女性に向けられるブスは似て非なるもの。」 「自分の容姿を自己評価する女はみんなブス」 確かに男性に対しては言わない言葉である”ブス” 男性に対する”ハゲ”もそうだが努力でどうにもならない部分に対して他人が揶揄するのはよくない、とは昨今のコンプライアンス界隈の流れだが、ここで言うブスの根本的な定義とは「努力すればある程度なんとかなりそうなのにその努力は一切合切放棄した」女性に対しての感がある。 自虐も行き過ぎると見てる方は苦しくなるが、本書は真っ当なことを豊かな表現で(時に吹き出すので電車内は危険)連ねていてその文章、言葉選びには非常に素晴らしいセンスを感じる。男性には決して書けない(書かない)部分である事は間違いない。
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