経済数学の直観的方法 確率・統計編 の商品レビュー
ブラックショールズ方程式の"気持ち"を噛み砕いて説明してくれる。著者のイメージは独創的で新たな考え方を与えてくれる。
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文系挫折経済学科出身修士にはベストな難易度。 語り口が面白いし、ストーリーテリングに全振りしたが故に枝葉は捨てていることもちゃんと書かれている。
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https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057418
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近著「世界史の構造的理解」が面白かったので、既刊本を著者買いした。結論としては買って正解だった。 当方(文系)の能力不足により、上級編は「科学読み物」になってしまったが、確率・統計の基本を書名通り直観的に解説した初級編・中級編が非常に有益だった。 正規分布、標準偏差等の概念...
近著「世界史の構造的理解」が面白かったので、既刊本を著者買いした。結論としては買って正解だった。 当方(文系)の能力不足により、上級編は「科学読み物」になってしまったが、確率・統計の基本を書名通り直観的に解説した初級編・中級編が非常に有益だった。 正規分布、標準偏差等の概念が真の意味で理解できるようになったし、トレンドとボラティリティの違いも使える知識として記憶に残った。文系でも「実用書」として読む価値あり。
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数学III・C → 20年前に履修 物理 → 未履修 経済学 → 完全にど素人 という自分が読んでも、大筋の内容が理解できた。 聞いたことのない難解な経済学上の考え方が次々と自分の理解に落ちていくのは結構爽快。
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学生の時は覚えるだけだった正規分布、分散・標準偏差、中心極限定理などのイメージづけから、 その時間経過、ブラックショールズ理論の直感的イメージ、経済モデルの展望までつながったのは、 確率統計の枠を超えて何か壮大な物語を見ているようだった。 同著者の他の本も読んでいるが、初学者か...
学生の時は覚えるだけだった正規分布、分散・標準偏差、中心極限定理などのイメージづけから、 その時間経過、ブラックショールズ理論の直感的イメージ、経済モデルの展望までつながったのは、 確率統計の枠を超えて何か壮大な物語を見ているようだった。 同著者の他の本も読んでいるが、初学者から専門家への橋渡しをするために果敢にチャレンジする姿勢と、 あくまで直観的方法だと割り切りながらも橋の繋ぎ目への気配りが丁寧になされており心地よい。 まるで近所で親しくしてくれるお兄さん・おじさんのような、距離感を大事にした愛を感じたのだった。
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評判は良いようだが,自分には余計なイメージばかりで,まるで使い道が無かった。ガウス『誤差論』あたりを念頭に置いた構成か?
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まず√tが肝だと思った。 直観は人を騙すことも多いが、この本はアイデアが分かりやすくなっている。 誤差をトレンドとボラティリティに分かれるのは知っていたが、ボラティリティだけで利益が得られるのは驚いた。しかし、芥川龍之介の[蜘蛛の糸]のように、みんなが真似したら、利益は減るという...
まず√tが肝だと思った。 直観は人を騙すことも多いが、この本はアイデアが分かりやすくなっている。 誤差をトレンドとボラティリティに分かれるのは知っていたが、ボラティリティだけで利益が得られるのは驚いた。しかし、芥川龍之介の[蜘蛛の糸]のように、みんなが真似したら、利益は減るということは当たり前だと思った。
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https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000194946 , http://pathfind.motion.ne.jp/
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話のテーマとしては経済学関連の内容だが、確率統計の基本思想を学べるため、統計学を学ぶ人にとっても有用。 確率統計は何を目的に作られたのか、といった具合に学問が生まれる過程から解説されているのもあり、数式の意味合いが直感的に理解できるようになった。 ひととおり統計学の基礎を学んだ上...
話のテーマとしては経済学関連の内容だが、確率統計の基本思想を学べるため、統計学を学ぶ人にとっても有用。 確率統計は何を目的に作られたのか、といった具合に学問が生まれる過程から解説されているのもあり、数式の意味合いが直感的に理解できるようになった。 ひととおり統計学の基礎を学んだ上で、この本を読むことで、より理解が促進されるように思う。
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