邪悪(下) の商品レビュー

パトリシア・コーンウェル(著者),池田真紀子(訳者)

2022/12/13

ハリウッドの有名人の娘が殺害された事件と、FBIによるルーシー宅の家宅捜索にどんな関連があるのか判明したのはいいけど、殺人鬼キャリーはまたしても捕まらず次回作に持ち越しか…という印象です。
ケイはこの先、ベントンとルーシーとジャネットに今まで通り愛情を持てるのかな？と不安になるくらい、誰を信用していいのか解らない互いの心理戦や、ケイに動画が送られた真相には胸がつまりました。

2019/01/30

（上巻より）

そして、キャリーに振り回されていて、
相変わらず面白くない。
気が付くと、
悪の根源のキャリーから話が離れてくれないかと、
とにかく早くキャリーが死んでくれないかと思いながら読んでいた。

残念ながら、特殊能力のない自分の呪いは効かなかったらしい。
キャリー三部作となるのか？

2018/11/18

ようやく最新刊を読み終わりました。
もうケイの自分語りに飽き飽きだし、思わせぶりな記述が多いせいでテンポが悪くてせっかくのサスペンスが盛り上がらない。
で、今回は検屍の仕事も中途半端だったし、キャリーは捕まらないし、ケイだけが蚊帳の外だったわけだし、一体何が書きたかったんだろう？

キャリーには命に係わる持病があることが分かった時点で、次作の最初にはもう死んでるような気もするしなあ。
とはいっても、ルーシーの脳腫瘍は自然消滅したみたいだし、何かとご都合主義なので、それすらももうどうでもいいような気がする。

お疲れ、自分。

2017/12/17

まだ続くのか...というのが正直な感想。因縁の宿敵、キャリーとの戦い。姿が見えない分、読んでいる私もドキドキして、息がつまりそうです。しかも自作に続く！ とあからさまではないにしても、対決の結末はなかったので残念ながら今作品はここまで〜例年年末に発売されていたのに、今年はお預け。主人公ケイの周囲の人々に対する不信感も高まりつつ、そろそろ決着をつけてもいい頃かも...

2017/08/26

習慣として新作が出たら読んでいるが、面白くない。
キャリーは現れずまだ引っ張るか…
結局、ケイだけが知らされず、周りはみんな知っていた的な？
信頼関係が続くのが信じられない。

2017/08/16

ここに来てもなおキャリーの仕掛けは発動してもキャリーは直接的には出てこず。
だらだら上下巻読んだ割にはその仕掛けはお前たちのせいか！とケイでなくとも言いたくなる次第。しかもどこまで事実が隠されていたのかを知り愕然です。そりゃ人間不信にもなります。
キャリーの罠にかかっていつの間にか人が死んでおり、最後なんて結局あの人死んだの？という感じであっという間に事件後に。
そしてキャリーはFBIどころかCFCのコンピュータにも侵入していたことがわかり、データがすべて書き換えられる恐れも出てきて、証拠物件が証拠にならなくなるかもというこのデータ時代に恐ろしいことです。
でもケイたちの中ではとりあえず一つの事件が終わり、これからの事件の始まりとして皆で集まって食事をしようじゃないかというところで終了。
全部解決することはあるんだろうかという終わりでした。
キャリーみたいな犯罪者いたら怖すぎます。

2017/03/18

長い1日。長すぎる1日と言うほかない。
描写が細かいのは慣れているつもりだけれど…どうにも間伸びした感が否めない。
それにキャリーが透明人間やエスパーみたいになってきている気がしてならない。
毎年の楽しみなので次作も必ず読むけれど…。

2017/02/26

こんなに悩まされ、疑心暗鬼で錯乱状態になりかけたケイなのに、送りつけてきたのってよりによってお前かいっ！って突っ込みました。しなくていい心配を、無駄にさせられた感が満載です。納得いかない。読者にこれを体験させることが意図だったのなら、大成功ですよ。

2017/01/15

FBIのシステムに誰かがハッキングして情報を改ざんした疑いが。。。
そしてそれがシステムに詳しい最愛の姪ルーシーだったら？
バミューダ沖で襲われたケイを救ってくれたのは愛するベントンではないのか？！
愛する者達をどこまで信じられるのか？
一気読み必至の一冊です

2017/01/09

1日の出来事を延々不安であおって、この暗い終わり…(T-T) でもいいの。キャラが好きだから、もう犯罪ありーのソープオペラのつもりでずっと愛するから。でも料理はもうちょっとしてほしいw