いそっぷ詩 の商品レビュー
谷川俊太郎さんの詩集ですね。 イソップの寓話をもとに、谷川さんがアレンした詩集です。三十篇の詩が収められています。 挿絵は、広瀬弦さん(1968年、東京生まれ)絵本・さし絵などで個性豊かな作品を発表している。 「ねこと めがみ」 ねこはそのわかものが だいすきだっ...
谷川俊太郎さんの詩集ですね。 イソップの寓話をもとに、谷川さんがアレンした詩集です。三十篇の詩が収められています。 挿絵は、広瀬弦さん(1968年、東京生まれ)絵本・さし絵などで個性豊かな作品を発表している。 「ねこと めがみ」 ねこはそのわかものが だいすきだった いつもわかものの ひざでねむった けっこんしたいと ねこはねがった 「どうかきれいなむすめに かえてください」 こころをこめて めがみにいのった あるあさめざめると わかものはおどろいた となりにねている きれいなむすめ ひとめでわかものは むすめにほれた めがみはそれみて やきもちやいた めがみもそのわかものが すきだったから めがみはよなかに わかもののへやに ねずみをいっぴき そっとはなした ねずみのにおいに めざめたむすめ へやじゅうねずみを おっかくまわす わかものそれみて こしをぬかした あくるあさ めざめると となりにねていりる いつものねこ わかものはやさしく ねこのせなかをなでた 「うさぎと かめ」 ようい どん! うさぎはぴょんぴょん はねていく みみをかぜに なびかせて あとあししっかり じめんんけって かめはのそのそ あるいていく おひさまぽかぽか あたたかい いいてんきだな たのしいな うさぎはぴょんぴょん はねていく じぶんのはやさが うれしくて ゴールめざして いっちょくせんだ かめはのそのそ あるいていく かぜもそよそよ ふいてくる いいきもちだな ねむたいな うさぎはぴょんぴょん はねていく ゴールはとっくに すぎたのに まだとまらずに はねていく かめはぐうぐう ひるねして ちょうちょがかめの せなかにとまる うさぎはどこまで いったのか いいてんきだな たのしいな 「ひとまねとんび」 とんびはもともと かあかあないてた あるひいちはの とんびがいった かあかあなんて みっともない ぼくらはからすみたいに くろくないもの はくちょうのように くわっくわっとなこう しろけりゃいいって もんじゃない としをとった とんびがいった くわっくわっなんて みっともない たいせつなのは こえのいきおい わしらはひひーんと いななこう わたしたちには つばさがあるわ いちわのわかい とんびがいった ひひーんなんて みっともない ひとまねしないで かんがえましょう もっといいなきごえが あるはずよ そのとききこえてきたのは きれいなふえのね ぴーひょろろ ぴーひょろろと こだまする とんびたちは しーとなった あれはあおぞらにすむ かみさまのふえ かみさまからの おくりもの もうどんななきごえも うらやましくない とんびたちは そらたかくわをかいて きょうもいいこえで ぴーひょろろーとないている 谷川俊太郎さんが、小さい子どもたちにも楽しんでもらえるように、アレンジした詩は、愉快にリズミカルに弾んでいます。寓話をもとにしていますから、どうしても教訓話になりますが、谷川さんの手にかかると、生き生きした調べの豊かな風情がでますね。 広瀬弦さんの挿絵も、躍動感のある愉しい踊るような絵物語になります。 イソップのほんわりとした詩集でした。
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イソップ物語をモチーフにした 谷川俊太郎さんの詩集 ブラックユーモアを交えた大人の詩集 広瀬弦さんの挿絵も素敵! 一番気にいったのが もみのきと きいちご 「まっかにみのった あなたはすてき」 もみのきがいう きいちごに 「すらりとのびた あなたはきれい」 きいちごがい...
イソップ物語をモチーフにした 谷川俊太郎さんの詩集 ブラックユーモアを交えた大人の詩集 広瀬弦さんの挿絵も素敵! 一番気にいったのが もみのきと きいちご 「まっかにみのった あなたはすてき」 もみのきがいう きいちごに 「すらりとのびた あなたはきれい」 きいちごがいう もみのきに 「わたしなんか のっぽなだけよ」 もみのきがいう きいちごに ・・・最後はどうなるかな~
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谷川俊太郎さんの解説のような、詩のような。少し独自の感覚もあって、おもしろい。そこにイラストがとても味があって、より魅力的になっています。
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イソップ寓話をもとに谷川俊太郎が少しひねって詩のような形にした詩集です。 谷川俊太郎のリズム感のある詩にイソップのお話が流れていきます。 もちろんこの詩集だけでもイソップ話がどんなものがわかるようになっています。 イソップ寓話「きたかぜとたいよう」が有名だけど、あまりなじみのない...
イソップ寓話をもとに谷川俊太郎が少しひねって詩のような形にした詩集です。 谷川俊太郎のリズム感のある詩にイソップのお話が流れていきます。 もちろんこの詩集だけでもイソップ話がどんなものがわかるようになっています。 イソップ寓話「きたかぜとたいよう」が有名だけど、あまりなじみのないお話は原作をきちんと読んでみたい!と、改めてイソップ寓話を片手に読みたくなる一冊です。 【フラワーズ】
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