プレイバック の商品レビュー
これがハードボイルド。これがチャンドラー。これがマーロウ。そしてこれがあの超超有名なあのキメ台詞。だったのか❗️今まで読んでいたミステリーとは異次元の物語でした。
Posted by
死ぬ前に読みたいレイモンド・チャンドラーとして作成したブックリストの最後の3冊目『プレイバック』です 結論から言うと読まずに死んでも良かったかなw むしろ読まずにいたほうがなんか憧れを抱いたままで良かったような パンドラの箱を開けたら中には特になにも入ってなかった、みたいなね...
死ぬ前に読みたいレイモンド・チャンドラーとして作成したブックリストの最後の3冊目『プレイバック』です 結論から言うと読まずに死んでも良かったかなw むしろ読まずにいたほうがなんか憧れを抱いたままで良かったような パンドラの箱を開けたら中には特になにも入ってなかった、みたいなね そして結局フィリップ・マーロウについては頭のおかしい大男としか思えなかった はたして何がかっこいいんだろう? もちろんかっこいいと思う方たちを否定はしませんよ そしてそしてあの超々有名な決めセリフ「タフでなければ生きていけない、やさしくなければ生きていく資格がない」ももっとかっこいい場面でビシッと決めたのかと思ってたらそうでもないし しかも村上春樹さんだいぶ違う言い回しで訳してるし(ネタバレ防止) いいじゃんそこは!そんな自分の色出さなくなくても!もともとの言い回しの方がキャッチーでいいじゃん!(もともとを言ったら原書に近いのは村上訳らしいが) ということでハードボイルドへの憧れがだいぶ減少傾向のひまわりめろんでした 次のブックリストは江戸川乱歩だ! これは間違いないので安心だ!
Posted by
世間では不人気?なようですが、私は一連のフィリップ・マーロウのシリーズとして楽しめました。 『ロング・グッドバイ』の余韻に浸ったまま読んだので、最後は少し嬉しかった。 『ロング・グッドバイ』ほど長くないので、読みやすいです。 バーやオシャレな図書室とかで読みたいです。
Posted by
読んだ時間返して感が強い作品。これまでのマーロウらしさがあまりなくなっている。 あのセリフ好きな人が自分の周りに1人いるけれど、この本のこういう場面だったとは知らないだろうな。知っていたら逆に引用するの結構恥ずかしいと思う。 ヘリコプターでも使ったんだろう、て… ミステリー作家の...
読んだ時間返して感が強い作品。これまでのマーロウらしさがあまりなくなっている。 あのセリフ好きな人が自分の周りに1人いるけれど、この本のこういう場面だったとは知らないだろうな。知っていたら逆に引用するの結構恥ずかしいと思う。 ヘリコプターでも使ったんだろう、て… ミステリー作家の最後の作品は力なく終わると言うのが定番なのかもしれない。それだけ作品を生み出すのに創作エネルギーや集中力がいると言うことか。 危険な仕事、暴力にさらされてボロボロのマーロウ、このままの生活を続けるのはキツいので、富豪の娘のリンダ・ローリングと結婚、という出口を設定したのかな。彼にはアン・リオーダンが一番ぴったりと思う(短編の最後の作品では彼女が登場する)し、同じ「妹よりましな姉」なら他の2作の方がリンダよりキャラクターが立っていて面白かったのに。
Posted by
原尞の小説を読み尽くしてしまったので、原尞が影響を受けたというレイモンド・チャンドラーに手を出したという次第だ。はっきり言って、期待外れもいいところだ。物語の作りもつまらないし、惹きつけられる場面もない。拍子抜けの事件だしね。村上春樹の翻訳もなんだか統一感のない分かりにくいこなれ...
原尞の小説を読み尽くしてしまったので、原尞が影響を受けたというレイモンド・チャンドラーに手を出したという次第だ。はっきり言って、期待外れもいいところだ。物語の作りもつまらないし、惹きつけられる場面もない。拍子抜けの事件だしね。村上春樹の翻訳もなんだか統一感のない分かりにくいこなれていないものだ。「彼女をピックアップして」だって?ちゃんと日本語にしろよな。「タフ」というカタカナも頻発していて、鬱陶しい。あの有名なセリフ「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」も、確かに小説の中では浮いているなあ。出てくるさまざまな人物模様は楽しめるところがあった。原尞の小説のほうがはっきり、きっぱりと言うが、面白い。
Posted by
列車で到着するという若い女の尾行を依頼された私立探偵フィリップ・マーロウ。依頼主の高圧的な態度に苛立ちながらも駅に出向くと、彼女には不審な男がまとわりつき…。「私立探偵フィリップ・マーロウ」シリーズの新訳。 あの「タフでなければ生きていけない。やさしくなければ…」を村上春樹がど...
列車で到着するという若い女の尾行を依頼された私立探偵フィリップ・マーロウ。依頼主の高圧的な態度に苛立ちながらも駅に出向くと、彼女には不審な男がまとわりつき…。「私立探偵フィリップ・マーロウ」シリーズの新訳。 あの「タフでなければ生きていけない。やさしくなければ…」を村上春樹がどう訳したかというミーハー的な興味だけで読んでみた。感想は「どうってことないかな」。むしろ村上があとがきに書いたチャンドラー評の方が印象的だった。
Posted by
今回の依頼は、ある女性が汽車から降りてどこに消えるか報告するもの。何故尾行するのか知らされない。そこで依頼以上に女性に接近するマーロウ。今回は、かの有名なセリフといい、やけにすんなり関係を持つね。 だいぶ修飾的な文にも慣れてきた。読み終えてみればシンプルな事件だ。しかしマーロウ...
今回の依頼は、ある女性が汽車から降りてどこに消えるか報告するもの。何故尾行するのか知らされない。そこで依頼以上に女性に接近するマーロウ。今回は、かの有名なセリフといい、やけにすんなり関係を持つね。 だいぶ修飾的な文にも慣れてきた。読み終えてみればシンプルな事件だ。しかしマーロウの魅力って何なのかな。物語世界は男性視点ではあるのだが・・ マーロウの女性に対する態度が割と同等に見えるからか。 あのセリフはやはり生島治郎のがいいかな。
Posted by
村上春樹訳の6冊目。 軽んじられて、擁護されて。それは月日を経てきたものにしか与えられないことだな、と思う。 むかしのミステリーに求められないものがある、そんなことは関係ないという人もいる。
Posted by
久しぶりのレイモンド・チャンドラー。そしてフィリップ・マーロウの村上春樹訳。やっぱり甘いが、いつもより手こずっているマーロウは、良かった。知りたいことを知ることの楽しさを、手の届かないことで表現してあって、意外と惹きこまれた。
Posted by
シブい大人の世界。 照明を落とした柔らかい光の中で、お酒を飲みながらゆったりと読むと、入り込んじゃう感じですね。
Posted by
- 1
- 2