小暮写眞館(Ⅰ) の商品レビュー
謎を解明するために色んな人に聞き込みをする英一の行動力が高校1年生のものとは思えなかった。ほとんど最後まで写真の謎を解明するまでの内容が頭に浮かんでいたのに、最後のページのたった一文で意識がそれだけに集中するような書き方をする作者がすごいと思った。
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シャッター商店街にある元小暮写眞館に引越すこととなった花菱家。 長男花菱英一はひょんな事から心霊写真に潜む謎の調査を始めることとなる。 4連作らしい作品の1冊目。結末がミステリーにしては爽やかで良かった。不動産屋の社長、垣崎嬢など続編で活躍してくれそうな登場人物にも期待が持てる作...
シャッター商店街にある元小暮写眞館に引越すこととなった花菱家。 長男花菱英一はひょんな事から心霊写真に潜む謎の調査を始めることとなる。 4連作らしい作品の1冊目。結末がミステリーにしては爽やかで良かった。不動産屋の社長、垣崎嬢など続編で活躍してくれそうな登場人物にも期待が持てる作品だった。
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雰囲気だけで看板残しちゃうのね。 お客来たらどうするつもりだったのだろう、お父さん。 もうその時は写真屋しちゃうのかもしれない。 しかねないお父さんだ。 むしろ息子にさせる可能性もあるけれど。 でも、ただただとっぱずれた家族なのかと言うとそうでもなくて、あのズレぐあいも、過去の失...
雰囲気だけで看板残しちゃうのね。 お客来たらどうするつもりだったのだろう、お父さん。 もうその時は写真屋しちゃうのかもしれない。 しかねないお父さんだ。 むしろ息子にさせる可能性もあるけれど。 でも、ただただとっぱずれた家族なのかと言うとそうでもなくて、あのズレぐあいも、過去の失ったものが影響しているのだろうな。 主人公の煮え切らなさに少しストレスが溜まるかもしれない。
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築三十三年、木造二階建て。臨死状態の古びた商店街にひっそりと佇む「小暮写眞館」。都立三雲高校に通う花菱英一は、両親の趣味により、この写真館に住むことになる。そして、弟を含めた家族四人の暮らしが始まった矢先、ひとりの女子高生が持ち込んだ不思議な写真をめぐる謎に、英一自身も関わること...
築三十三年、木造二階建て。臨死状態の古びた商店街にひっそりと佇む「小暮写眞館」。都立三雲高校に通う花菱英一は、両親の趣味により、この写真館に住むことになる。そして、弟を含めた家族四人の暮らしが始まった矢先、ひとりの女子高生が持ち込んだ不思議な写真をめぐる謎に、英一自身も関わることになり…。写真に秘められた物語を解き明かす、心温まる現代ミステリー。
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私はミステリー好きなんだけど、宮部みゆきさんはほとんど読んだことがなくて、なんだか魅力的なタイトルと書影に惹かれてしまったんだけど、なるほど。私の好きなミステリーど真ん中ではなかった。続編を読むかも悩ましいけど、最後の1文が気になって。どうしよ。
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小難しい話や怪談の合間に読むにはちょうどいい本でした。 たまたま受け取ってしまった心霊写真から謎を紐解いていく。テンポが良くて面白かった。 ミステリ好きとしては少し物足りなさも感じるけど、もちろん続きも読みます。
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両親の趣味で古びた元写真館に引越した、友人たちに倣い何故か家族にまで花ちゃんと呼ばれる高一の花菱英一が友人と冬に出会う、女子高生がフリマで入手したノートに挟まれていて突き返して来た写真館名入りの封筒に入った不思議な心霊写真。語彙の豊富な小三の弟が生意気可愛い。流れる時間がどこかゆ...
両親の趣味で古びた元写真館に引越した、友人たちに倣い何故か家族にまで花ちゃんと呼ばれる高一の花菱英一が友人と冬に出会う、女子高生がフリマで入手したノートに挟まれていて突き返して来た写真館名入りの封筒に入った不思議な心霊写真。語彙の豊富な小三の弟が生意気可愛い。流れる時間がどこかゆったりして心地好い。
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古い商店街に佇む「小暮写真館」 家主が亡くなり放置されていた写真館に、物好きな両親の意向で住むことになる。 ある日、見ず知らずの女子高生が持ち込んだ心霊写真。 そこに映る人々は誰なのか。 写真に秘められた謎を高校生が解き明かす。 主人公を好きになれず、読みにくかった。
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話のストーリーテラーっぷりはさすがです。ただ、このぼんやりとした幽霊話って解決なんですかね~。ううう。
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