さよならがまだ喉につかえていた の商品レビュー
「ビー玉世界とキャンディレジスト」 守るべき校則に反抗を。 真面目過ぎたが故に目をつけられたのだろうが、周りは皆規則を無視したのか。 「ある日の春崎さん ~お見舞い編」 お節介なストーカーは。 考え始めると何が正解なのか分からないだろうが、思う気持ちが一番大切だろ。 「月の砂...
「ビー玉世界とキャンディレジスト」 守るべき校則に反抗を。 真面目過ぎたが故に目をつけられたのだろうが、周りは皆規則を無視したのか。 「ある日の春崎さん ~お見舞い編」 お節介なストーカーは。 考え始めると何が正解なのか分からないだろうが、思う気持ちが一番大切だろ。 「月の砂を採りに行った少年の話」 少しでも関心を持って。 能力に気付いた時に思いついた事なのだろうが、まだまだ計画には穴が多いな。 「ある日の春崎さん ~友達作り編」 勧められたまま素直に。 裏表がない性格と言えば聞こえはいいが、それも度が過ぎると嫌われそうだな。 「さよならがまだ喉につかえていた」 自分の意思で使えない。 変わらない未来を進むはずが、死という形で変わってしまった事実は重いだろ。 「ホワイトパズル」 不安定な存在は変わり。 自身が記録する限り年齢に上限がある事に気づけば、命の終わりと思うだろ。
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3巻目で物語の本筋に触れて、 4巻目を登場人物の過去エピソードを描く短編集に使うとは、なかなか面白い文庫本の使い方。 彼らがなぜその思考にいたるのか、なぜ彼らの哲学が生まれたのか、その根本に迫る良作。 最後のホワイトピースはめちゃくちゃ好みだったが、何か関係してくるのだろうか、、...
3巻目で物語の本筋に触れて、 4巻目を登場人物の過去エピソードを描く短編集に使うとは、なかなか面白い文庫本の使い方。 彼らがなぜその思考にいたるのか、なぜ彼らの哲学が生まれたのか、その根本に迫る良作。 最後のホワイトピースはめちゃくちゃ好みだったが、何か関係してくるのだろうか、、、?
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河野裕のさよならがまだ喉につかえていたを読みました。 咲良田を舞台にしたSF、サクラダリセットの4冊目でした。 サクラダリセットの登場人物の横顔を描いた短編が5編収録されています。 ある日の春﨑さん(××編)、という短編が2編書かれていて、面白く読みました。 さらに春﨑美空の...
河野裕のさよならがまだ喉につかえていたを読みました。 咲良田を舞台にしたSF、サクラダリセットの4冊目でした。 サクラダリセットの登場人物の横顔を描いた短編が5編収録されています。 ある日の春﨑さん(××編)、という短編が2編書かれていて、面白く読みました。 さらに春﨑美空のキャラクターが好きになりました。
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4作目にしてシリーズの外伝的な作品です。 本編のストーリー展開とは関係ないけれど、特に印象深いキャラクターを深掘りしたという感じで興味深かった。 最後の短編はなんだろう?今後の暗示かな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2018/4 11冊目(通算63冊目)1~3巻までの話のその後とこれからの巻に続く内容を含む意味合いを持つ短編集。うまい構成だなと思う。読んでいてよかったのは春埼に関する短編の2編と表題のケイに関する短編。春埼に関する短編は傍から見ると春埼とケイは付き合っているように見えるんだなと読んでいて何かニヤニヤしてしまう。春埼の方もケイに対しては好意以上の物を持っているようで何かほのぼのとする。表題のケイに関する短編については、菫を失い悲しいのにどこか泣くことが出来ない喪失感とある女の子との出会いによって、新たな決意をするという点で、本編では悪い意味で達観していて好きになれなかったケイの人間らしいところが見えて読んでいてホッとした。そういう意味では、本編では書ききれなかった、キャラの心情部分が垣間見える短編集だと思った。感想はこんなところです。
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それが正しいかどうか分からないまま選ぶことなんてしょっちゅうだ。正解に自信があったら選んだ自覚すらないかもしれない。 その結果の間違いを認めて教訓にし、止まらず進む強さ。見ていて切ないくらい。その覚悟をしっかり感じるから、彼女も揺るがずに信じられるんだろうなあ。
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短編集。 ノノオさんって結構クローズアップされてたんだなぁ…と地味に思いました。 それにしても友人作りもケイの判断に従うとか…春埼がちょっと気持ち悪い。自分の判断よりも絶対と思えるケイにしたがってた方が楽なんだろうけど… それは人間としてどうなの?と思うレベル。 最後の恋の話は...
短編集。 ノノオさんって結構クローズアップされてたんだなぁ…と地味に思いました。 それにしても友人作りもケイの判断に従うとか…春埼がちょっと気持ち悪い。自分の判断よりも絶対と思えるケイにしたがってた方が楽なんだろうけど… それは人間としてどうなの?と思うレベル。 最後の恋の話はなんだろう。何かの暗示なんだろうか?
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シリーズ物のしつこい解説が苦手だったりする。 「どうやら、リセットしたみたいだね」っていう台詞も無責任な気がしてしまう。 自分が猫と戯れたかったとして、猫のことを気にも留めなかったとする。でも猫には猫の都合があるんだ。そう考えられる人になりたい。 アニメを10話ぐらいまで見てしま...
シリーズ物のしつこい解説が苦手だったりする。 「どうやら、リセットしたみたいだね」っていう台詞も無責任な気がしてしまう。 自分が猫と戯れたかったとして、猫のことを気にも留めなかったとする。でも猫には猫の都合があるんだ。そう考えられる人になりたい。 アニメを10話ぐらいまで見てしまって、小説との順番の違いに戸惑い、とりあえず本を読み終えようと思う。 【ビー玉世界とキャアンディレジスト】 自分を曲げた現実を受け入れられずビー玉の世界に逃避した同級生 【ある日の春埼さん~お見舞い編】 風邪をひいたケイの見舞いに行くか逡巡する春埼 【月の砂を採りに行った少年の話】 野々尾と白い猫と少年の話 【ある日の春埼さん~友達作り編】 ケイに勧められた友達候補・野々尾と友達になる過程
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4冊目。話のひとつひとつよりも、そこで語られるささやかな言葉や表現が好きだと思う。もちろん話も好きだけれど。 2017/6/6
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