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総理の夫 First Gentleman の商品レビュー

3.9

203件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

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  3. 3つ

    51

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2017/01/31

久しぶりに一気読みした。 止まらなかった。 原田マハの作品らしく、読みやすく、優しい。それでいて読者を離さない。 ともすると理想的すぎるところもあるのだけれども、それでもこの物語が描く未来の社会がとても気になる。 最後の展開は予想外で驚いた。 が、これと原田マハ的な終わりかたを...

久しぶりに一気読みした。 止まらなかった。 原田マハの作品らしく、読みやすく、優しい。それでいて読者を離さない。 ともすると理想的すぎるところもあるのだけれども、それでもこの物語が描く未来の社会がとても気になる。 最後の展開は予想外で驚いた。 が、これと原田マハ的な終わりかたをしてくれる。 文庫のあとがきを書いている人にも驚いた。 小説ばかり読んでいるとなかなかお目にかかれないタイプの人が解説を書いている。 現実をいきる我々にとって、何かしらの示唆を与える本作。

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2017/01/28

日本初の女性総理大臣と総理の夫を描いた小説。 総理大臣となった凛子は素直で真っ直ぐ。 女性ならではの柔らかさと誠実さで、国民の心を掴む。 総理の夫の日和もまた、優しく真っ直ぐな人物。 そのせいで弱点を捕まれ、危うく凛子の足を引っ張ってしまいそうになることも… とにかく、生き生きと...

日本初の女性総理大臣と総理の夫を描いた小説。 総理大臣となった凛子は素直で真っ直ぐ。 女性ならではの柔らかさと誠実さで、国民の心を掴む。 総理の夫の日和もまた、優しく真っ直ぐな人物。 そのせいで弱点を捕まれ、危うく凛子の足を引っ張ってしまいそうになることも… とにかく、生き生きとして働く凛子の姿が眩しすぎる! 働く女性に力を与えてくれる。 2017.1.28

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2017/01/27

池井戸潤著『民王』、中山七里著『総理にされた男』、室積光著『史上最強の内閣』『…の大臣』。 今まで総理大臣を主人公にした、あるいは登場人物の小説は、総理がすべて男であった。 この作品で初めて、女性の総理大臣が登場した(未読の小説で女性総理があったらごめんなさい笑)。 しかも、才色...

池井戸潤著『民王』、中山七里著『総理にされた男』、室積光著『史上最強の内閣』『…の大臣』。 今まで総理大臣を主人公にした、あるいは登場人物の小説は、総理がすべて男であった。 この作品で初めて、女性の総理大臣が登場した(未読の小説で女性総理があったらごめんなさい笑)。 しかも、才色兼備眉目秀麗で、その弁舌はごまかしの一切なく、熱くそれでいてどこまでも爽やかで、その言葉に絶対の責任を持つ。 彼女は、「お先真っ暗の日本のために、政治に無関心になってしまった日本国民のために、率先して道筋をつけられる、真のリーダーとして」、財政赤字、消費税増税、少子高齢化問題等、喫緊の課題に骨身を惜しまず努力する。 これ以上ない理想的な総理大臣! 痛快で、読後爽やかな、政治小説のエンターテイメント。 そして、総理お抱えのスピーチライターとして、『本日はお日柄もよく』の久遠久美が顔を出すのも、原田マハファンにとっては、たまらない魅力だろう。 解説を、現総理の奥さんが書いているのが、何ともユニーク。

Posted byブクログ

2017/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原田マハさんが描く女性はいつもキラキラしてる。初の女性総理大臣、いつかその日は来るのだろうけど、こうだったらいいなと思う本。かっこいい。そんな女性を妻に持った夫目線の日記として描かれる。総理大臣は夫婦一心同体なんだな。解説も良かった。 一転して総理のご懐妊。ここから涙が止まらなかった。凛子の決断、日和の想い、国民の声。こんなにみんなに支えられてる人いないよね。原田さんらしい終わり方でなんか納得。 ドラマ化しないかな。 「本日は、お日柄もよく」久遠久美ががこんな風に出てくるなんて!ファンには嬉しいところ。

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2017/01/23

難しい単語が出てきて久しぶりに辞書を引きながら本を読んだ。本日はお日柄も〜の久遠さんが名前だけ出てくる。ストーリー展開は読めちゃうけど面白かった。

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2017/01/23

少し未来のこの国、第111代総理大臣に42歳の女性・相馬凛子が選出される。そして、その夫であり鳥類学者の相馬日和は「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えるが・・・。この国に本当に女性総理が誕生するのはいつでしょうか?

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2017/01/21

ブラボー!!早くも今年一番を引き当ててしまった感じ。喜怒哀楽すべてが詰まった最高の一冊でした。 あらすじ(背表紙より) 20××年、相馬凛子は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。鳥類学者の夫・日和は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。妻の奮闘の日...

ブラボー!!早くも今年一番を引き当ててしまった感じ。喜怒哀楽すべてが詰まった最高の一冊でした。 あらすじ(背表紙より) 20××年、相馬凛子は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。鳥類学者の夫・日和は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。税制、原発、社会福祉。混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てる者が現れ…。凛子の理想は実現するのか?感動の政界エンタメ!

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2017/01/20

始めは「ザ・理系夫」と思って楽しんで読んでたけど、天然すぎるよ、夫。 私はむしろ、夫の母のファンになりました。視野が広くて、茶目っ気があって、自分をしっかり持っている。そして、自由。 義母の日記も読んでみたい! 原田さん、「総理の義母」も書いてください。

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2017/01/19

原田マハ作品は初めてだったけれど、非常に好きな作家さんだなと思った。すっと入ってくる文章、くすりと笑わせるユーモア、涙腺決壊必須な表現。他の作品でもこれらが活きているのか確かめたいと思う。 作品中の『総理の夫』については自分の知っている夫婦をイメージしながら読んでいた。パワフルな...

原田マハ作品は初めてだったけれど、非常に好きな作家さんだなと思った。すっと入ってくる文章、くすりと笑わせるユーモア、涙腺決壊必須な表現。他の作品でもこれらが活きているのか確かめたいと思う。 作品中の『総理の夫』については自分の知っている夫婦をイメージしながら読んでいた。パワフルな奥様と「おめでたい」浮世離れした旦那さまはこんなにもコミカルになるのね。 WOWOWで放映が始まったばかりの『本日は、お日柄もよく』の久遠久美さんが作品中に登場したのも嬉しかった。こちらの作品も次は読んでみよう♬

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2017/01/17

星は3つだけど、後半涙が溢れグッとくる人情系。 女性初の総理になった凛子さん。 ではなくその旦那さん、日和クンの日記形式。政治くささは全くなく、日和クンの妄想とストレートな愛情に満ちた心温まるストーリー。

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